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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:本
今日は久方ぶりに鶉ダムへ行ってきました。
以前、真冬に訪れたことがあるのですが、その際はダム湖がカラカラでした。 今日は、雪解け水が溜まり満水状態です。 道々道路脇でもアチラコチラで雪解け水が降り注いでいました。 春ならではですね~。 んで、この鶉ダムを一望できる駐車場で私は読書をしていました。 浅田次郎著「歩兵の本領」です。 歩兵の本領 (講談社文庫) [ 浅田 次郎 ] 舞台は1970年頃、陸自とある駐屯地です。 そこで繰り広げられる「軍隊ならざる軍隊」、自衛隊員の悲喜こもごもを自衛隊出身の筆者が活写しています。 最後の章「歩兵の本領」は泣きながら読んでいました。 今では災害派遣で肯定的に受け入れられている彼らですが、大学紛争華やかりし時代は、今では考えられぬ苦労もあったことでしょう。 また、この頃だと旧軍出身の隊員もいたり、私的暴力が横行していたり。およそ50年前の自衛隊の話なので、現在はどうだかはわかりませんが。 そんな中、営内の若者はあらゆる矛盾と格闘しながら日々を過ごします。 一般世間と隔絶した環境や文化は、今も変わらないのかな。 明日は模型製作を再開します。 それではまた…… にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/04/05 08:09:51 PM
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