カテゴリ:漫画論
今日の昼に消えてしまった
G戦場ヘブンズドアの感想を再度書いてみたいと思います 作品中で新人の漫画家に向かって編集長が吐く冷たいことばが 最も胸を打った 総評から言おう。不作だ。 君達はこのままではすぐにわからなくなるだろう 自分は何が描きたいのか、 何が面白いマンガなのか、 自分らしくない何かを見つけるために必死になるだろう。 だがそれは無駄なことだ。 無駄な個性などいらない。 君達は君達にしかなれない。 君達が描く必然がないマンガなどいらない。 マンガは練習するもんじゃない。 覚醒するものだ。 己に抗ったものは、いつか破綻する。 冷たい言葉だが核心を突いていると思う これはマンガに限らず どんなものであったとしても 人が何かを作るということは その人自身がそこに反映されるということだ そして出来上がったものというのは その人自身が深く反映されたものであればあるほど おもしろく感じるはずだ だってそれはもう一人の人間なんだから 塾だって、特に個人塾だって一緒じゃないかな? 僕がやりたいことがそういうことだって ようやく気持ちで理解した気がする 話:3点 絵:3点 キャラ:3点 オリジナリティ:5点 読みやすさ:3点 俺好み:3点 合計20点 間違いないことはこの作者にしか描けないマンガに仕上がっているということ それだけでこの作品は存在価値があると思う こんな点数には意味はあるけど、価値はない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.26 00:22:52
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