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カテゴリ:パスタ修行
低血圧のためか、私は朝が弱い。
ゆえに、夜型のコックの仕事は、どちらかといえば 私には向いていると思う。 しかし今は、パスタ修行もしていて、 その日は六時半に起きなくてはならない。 「あぁつらいよ~」と思い、今日も決死の思いで起きた。 店に着いたら、トルテッリーニや、トルテッローニに入れる 具が全くない、ときた。 この店、イタリア人二人の共同経営なのだが、 一人は他のレストランのシェフであるため、 実質は、私のパスタの師匠一人でまわしてると言ってよい。 ただ、ラビオリ系のパスタに入れる具は、 レストランのシェフが仕入れたり、作ったりしている。 ただ彼(シェフ)は、典型的なイタリア人っていうか・・・ 料理の才能はあるのに、経営の才能がないっていうか・・・ 今日も、具は届けられなかった。 数日前も、小麦粉が届かなかった。 まだ、6,7回しか修行には行ってないが、 その内でも、三割の確率で、材料がなく、 何もできなかった、ということになる。 私が週1,2回しか行ってないのにこの確率なんだから、 もし一週間ぶっ続けで来てたら、 いったいどれだけ時間を無駄にしたことやら・・・。 今日はほんとにすることなかったから、 「上がらせていただきます」と、早々と店を後にした。 せっかくがんばって早起きしても、このザマだ。 まぁ、実質店を回してるほうの私の師匠も、 懲りないなぁ、と思うよ。 シェフがそういう性格だってわかってるんだから、 何でも、自分でやるようにしちゃえばいいのに。 毎回同じことを繰り返されて、不満たらたらでも、 それでも毎回シェフが持ってくるのを待ってる意味がわからん。 私は日本人だからか、「イタリア人に任せてたら、 100%満足のいく仕事はできない」と思ってるので、 自分の仕事に限って言えば、 出来る限り、自分で全部するようにしている。 仕事の量は増えるが、結果的には1/10以下のストレス。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月12日 01時11分07秒
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