ムンク展
国立西洋美術館確か、前売は\1,200で図録は\2,500。うろ覚え。今回のテーマは「装飾としてのムンク」ということで、新鮮な切り口の企画展でした。例えばあの『叫び』(今回は来ていません)も単体として観るのと、他の絵と組合せて観るのとでは受ける印象が変わってくる。今まで、美術品は美術館で観るもの。と思っていた私には、「美術品はあくまで装飾品」と言う考えてみれば至極ごもっともなことすら衝撃でした。そうだよな~、複製画にしろ買うときには「あの部屋には合わない」とか考えて決めるもんね。明るい色調の室内装飾画たちは、セットで買って飾りたい~と思わせる迫力と魅力がありましたが、複製画自体が売っていなかったのと今の家に飾るスペースが無いので強制スルー。絵を飾れるくらいの余裕のあるお家に住みたいなぁ。(できれば絵を描ける部屋があればなお良いんだが…そこまでは難しいだろうなぁ。油、臭いしなぁ)会場は混んでました。9:30開館で9:50に入った時には比較的空いていて見やすかったんですが、10:30過ぎから混み始めて。2巡目の頃にはゆっくり近くで観られない有様で、少し離れたところから『装飾』って感じで観ました。そしてすぐ企画展示室は退散。西洋美術館のお楽しみの一つ、常設展は半分くらい入れ代わってて(巡回展に出てるから)、季節的にか聖母子関係の絵が多かったかな。あ、でもモネやブリューゲルなど他美術館の企画展に貸し出されていたと思われる絵が何点か戻ってきてました西洋美術館は収蔵品もかなり良いから、常設展を見るのも毎度楽しみです。