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カテゴリ:料理
新しい年度になった。 昨年度はあっという間に過ぎ去った。 満足のいく結果を出せた一年だったかな。
さて、3月のある日のこと。 いつものスーパー。 帰り道に素通りすることが出来ない。 あっ、これ何? チンゲンサイの菜の花。 めずらしい。 1把48円?! 手が勝手につかんでいた。 でも、何にしよう。。。 精肉コーナー、鮮魚コーナー、、、あ、カキ。 いいね。 決まり。
菜の花は洗って、適当な長さに切る。 太い茎の部分は縦に半分に切る。 生姜は薄切りにして1cm角。 白ネギも切っておく。 菜の花は、軽く塩茹でしておく。 茎の部分を先に茹でて、後からつぼみの部分を入れる。 あとで炒めるので、さっと茹でるだけでいい。 とにかく茹で過ぎには注意。
牡蠣は片栗粉を混ぜて揉み洗い。 一般的には大根おろしで洗うというけど、もったいない気がして片栗粉。 牡蠣のひだ等に汚れがついているのでよく片栗粉を揉み込む。 結構黒くなる。 あとは水で片栗粉ごと洗い流せば、きれいになる。 牡蠣は必ず水で洗うこと。 貝毒の原因となる好塩菌は真水に弱い。 ちなみにサバ、アジ等の青魚も好塩菌がいるので水洗いは必須。 話を元に戻して、牡蠣の下処理。 キッチンペーパーで水気を取って、軽く塩コショウ。 しっかり小麦粉をつける。 少し多めの油で揚げるように焼く。 揚げてもいい。 両面がカリッとしたら一度取り出す。
材料が揃ったところで、合わせ調味料も作っておく。 酒、みりん、醤油、オイスターソース、水、片栗粉。
中華鍋の油を捨てて、あらためてごま油。 生姜、豆板醤小さじ1~2を入れて香りを出す。 ネギをさっと炒めたところで、先ほどの菜の花、牡蠣を入れて、鍋を煽る。 材料は既に火が通っているので、すばやく合わせ調味料を加え、よく絡めたら、菜の花と牡蠣のオイスターソース炒めの出来上がり。 いやぁ、旨そう。 香りもいい。 早く食べたい。 でも、その前に焼酎のソーダ割りにちょっとレモンを入れたやつで乾杯。(よく考えるとただのチューハイだね。) では、菜の花と牡蠣を一緒にひとくち。 うんうん、そりゃうまいよ。 ピリ辛、オイスターソースって王道の味。 チンゲンサイの菜の花って初めて食べたけど、なかなかおいしいね。 サクッとした歯ざわりを残しながら柔らかく、いい食感。 かすかな苦味がまたいい。 そして、牡蠣との相性も抜群。 ご飯にもよく合う。
3月も暦の上では春なので厳密には「はしり」とは言わないけど、春の到来を知らせる菜の花。 冬の終わりを惜しむ「なごり」として牡蠣。 この一瞬しか食べられない味を堪能。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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