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カテゴリ:料理
何も世話らしい世話をしていないのに、鉢植えの山椒が今年も元気。 なんか健気。 せっかくだから、春の香りを楽しもう。
ゴマを軽く炒って、すり鉢で摺る。 ひたすら摺る。 油がにじんで、ペースト状になるまで摺る。 そこに味噌を加える。 田舎味噌、赤味噌、白味噌。 できれば2~3種類の味噌を入れたい。 粒がなくなり滑らかになるまで摺る。
砂糖も加え、摺る。 今回は黒糖を使った。 かえし(醤油:みりん=1:1を煮切ったもの)を少しづつ加えながら摺る。 そこに、摺りながら牛乳を加える。 さらに、カツオ昆布だしでのばしたら、ゴマ汁が完成。
味見をして、甘味が足りないようならみりんで調整。 甘いようなら醤油で調整。
戸棚を探す。 あった。 乾蕎麦。 たっぷりのお湯で茹でる。 茹で汁は残して、茹で上がった蕎麦をザルにあけ、冷水でよく洗う。 蕎麦を盛り、ゴマ汁、極薄に切った薬味のネギを添えて、最後に木の芽を乗せたら、ゴマ汁そばの出来上がり。 薬味のネギ、七味と一緒に、山椒の葉をちぎってゴマ汁に入れる。 そばの先をゴマ汁につけて、ズズッとすする。 口の中に広がる木の芽の香り。 ゴマ汁がこの香りを邪魔しない。 本当に旨い。 春だ。 最後は、そば湯を入れて、ゴマ汁を飲み干す。 うまかった。
もうちょっと山椒の世話をしてあげないとね。 そろそろアゲハチョウの幼虫が葉を食い荒らすので、気をつけてあげよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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