2006菊花賞~日曜~
予想の予備段階として、まずはセントライト記念の考察からこのレースは5F目までがどんどんペースダウンして、6Fから以降はずっとペースアップしています。勝ったトーセンシャナオーは終始2番手追走でペースアップにも対応し、しかも最後は離したので、評価できますが、2着3着の馬はペースアップしたところで付いていけず(付いていかず?)ペースアップした先行馬が落ちてくるのを尻目に順位を上げていますから、まあラッキーな上位入選って感じがすます。特にシロッコは前々走で2着に敗れたときの勝馬のその後の戦歴からも考えて切ることにします。ミストラルは前々走でかなりロングスパートして勝ってます。その時の2着の馬がの後にMウイングにボロ負けしそのMウイングにそのセントライトで完全先着してますから、レースのレベルが上がってもヘたれない可能性を残している考えます。又、この時ペースアップについていって最後にばてた馬の一頭がインテレットです。菊花賞でキーワードのリアルシャダイの血は引いていますが、ひょっとして長くいい足を使えるタイプじゃないのかもしれません。逆に最後までへこたれなかったのがFジャンク。ペースアップしている中13→13→10→8で最後は6。セントライトでひたすら順位を上げる続けたのはこの馬だけです。ダービーの馬場が極端に合わなかったとすると、今回好走があるかもしれません。次にとりあえず消す馬初芝や芝転向後イマイチの馬はデーター的に消去することにしました。該当馬はシルククルセイダー、パッシングマーク、マンノレーシングです。トウホウアランを消去することにしました。1.菊花賞で休み明け初戦で馬券に絡んだ馬はいない。2.京都新聞杯以降ならアペリティフの方がローテを含め上。という判断からです。さてここから本題!今回のレースはAメインのペースとそれに対する各馬の対応がすべてだと思っています。そこで先行馬が馬券に絡みやすい年の特徴を掴むために、少し乱暴な推測ですが次のようなデーターを検証してみました。まず、過去13年間で1角、2角のポジションが前から3頭目までの馬のみをピックアップし、それらの馬の到達順位をそれぞれの馬の人気から引いたもの(人気よりどれだけ上位に来たか)の平均値を出し、その値(仮にこれを先行指数と呼ぶことにします)がプラスになる(つまり先行馬の到達順位が人気よりも上位にくる)年を先行有利な年(97,99,01,98,93以上先行指数順),、そうでない年(94,03,05,00,02,95)を先行不利な年として色んなタイムを比較しました。尚、96と04は先行指数が0のため、有利不利がないと考えデーターから除外しました。データーの記載は省略しますが、先行有利な年は最初の1Fがそんなに速くなく、但し2F目~4F目までのペースダウンの幅が小さいという特徴が見受けられました。逆に最初の1Fが速いときは、直後にペースがダウンし、多くの馬で先行集団が形成される可能性が高く、先行不利となるというデーターも得ることができました。先行馬が人気以上の成績を収めている場合は、ゆったりスタートして、周りがペースを落としてもペースをゆるめず4Fくらいまで行き、そこでペースを少し落として、早い目にじょじょにペースアップするという感じです。つまりAメインが好成績を収めるには平均ペースで前半を乗り切り、そこから楽な逃げを打って早めに少しずつスパートして後続に脚を使わせるしか方法がないということになります。で武騎手ですから必ずこの戦法をとってくると仮定します。逃げる馬が有力馬Aメイン&武ですから、他馬がやすやすと行かせるとは思えません。Mサムソンはもともと先行脚質ですから、ある程度ついていくでしょうし、そうなると他の有力馬も比較的前に行くことが考えられます。特にドリパスは道中でサムソンとの間に10頭以上いる場合は必ず負けていますし、ここ三走の上がりタイムの差がコンマ3以内くらいであることからも、ある程度はついてくるはずです。さて、ドリパスはこの流れで3~4角ペースアップできるでしょうか?また、ペースアップしたとして最後にいつもの切れを見せられるでしょうか。ここが、最大の見解の分かれ目だと思います。もし、ついてこれるなら、勝ち負けでしょうね。でも私は基本的についてこれない、あるいはついてくると切れない方にかけることにしました。つまり、ドリパス軽視です。すると必然的にMサムソン×Aメインがベースになります。ただ、Mサムソンの距離適性は疑いのないところですが、Aメインが思ったほど距離適性がない場合は先行で粘れる長距離血統の馬がサムソンと絡むか、距離適性のなさを認識して最後の直線にかける馬がからむかだと思っています。前者の候補は古馬とのレースで好走したアクシオンとそれに競り勝ったタガノマーシャルネヴァブショントライアル好走のトウセンシャナオー、ソングオブウインド 、ミストラルクルーズで、後者の筆頭候補はMシェンク(古馬好走にも入る)です。ということで抑えはMサムソン×Mシェンクです。あと、もしもAメインがスローに落としたりすると、切れる馬が台頭してきます。この場合京都の実績も抜群のドリパスが最右翼ですが、それ以上に京都適性があり切れる馬が一頭。そうMシェンクです。つまり、私はドリパスが馬券に絡むなら必ずMシェンクも絡むと踏んでいます。でもしもの場合がドリパス×Mシェンクです。この3パターンを軸に後は穴馬を絡めて三連複ですね。三連複でMサムソン×Aメイン軸にアペリティフ、アクシオン、タガノ、ジャンク、シェンク、ミストラス、ソング、ネヴァブションMサムソン×Mシェンクのワイトど馬連Mシェンク×Dパスのワイドと馬連Mサムソン×Mシェンク×Dパス1グループ全部買うと買いすぎなんで、どれか削って全部で10点にしたいところです。後保険にMサムソン×Dパスを買うかどうか?