2006秋華賞~コメントにコメント~
カワカミプリンセス(1着)「4コーナーで内の馬にぶつけられ、外に振られた。それは気になった。素晴らしい根性をしている。」「夏の厳しい調教に、よく耐えてくれた。心身ともに成長したし、最高のデキに持ってこれた。プラス8キロは成長分」「僕が理解できないような強さがある。もっともっと成長して、来年は牡馬と戦えるようにしたい。それまでは無敗で行きたい」心技体すべてを兼ね備えたスパーホースの誕生ですか。オークス後もかなり自信ありげなコメントでしたが、今回も関係者のかなりの期待を感じます。後日レースを再検討してみたいと思いますが、かなりのポテンシャルを持った牝馬ですね。レースぶりからするとFモーション級の予感がします。アサヒライジング(2着)「レースは完璧だった。馬は本当に良くなっていたけど、勝った馬が強かった」「一生懸命走ってくれた。アメリカから帰ってきて成長を感じていたし、勝ったと思ったけどね」確かにミスは見当たらないレース運びでした。勝ち馬の異常なまでの強さが伝わるコメントです。この馬もかなりのポテンシャルだと思いますが、目標にされやすく中々勝ちきれないかもしれないですね。フサイチパンドラ(3着)「手応えは一番良かったし、"やった!"と思ったんですけどねえ。勝ち馬は強いわ...「初めて最後まで伸びていたし、舌を括った効果もあったのかな。それに、前に壁を作った方がいいみたいですね」やっとコンスタントに力が出せるようになったようですが、ここでもカワカミの強さをたたえてますね。よっぽど強いんでしょう。マイルくらいの方がいいとのコメントもありましたがどうなんでしょうね。アドマイヤキッス(4着)「前走ほど切れなかったし、気合も前走ほどではなかった。何のアクシデントもなかったけど。残念です」「勝ち馬と上がりは同じ(3ハロン34秒4)やった。ペースが速いのはよかったが結局、位置取りの差が出たな」 G1にはワンパンチ足らないのが確定したみたいですね。完全に力負けを認めたコメントですし。とにかくマイルが主戦場になりそうです。それと休み明けが強い(チューリップ、ローズ)可能性大。女バラゲー誕生かなシェルズレイ(5着)「テンションが上がっていた。無理して抑えるより、結果的に逃げたほうが良かったかも」そりゃクロフネの仔なんやから好きなように行かしたらなあかんでしょう。大逃げでもよかったかもキストゥヘヴン(6着)「外傷を負ったのがゲートなのか、レース中なのか分かりませんが...」でも上がりはメンバー最速タイ。この馬もやっぱマイラーかなあ?サンドリオン(7着)「ポンと出て行っていい位置に入れた。キャリアを積んでいけば走る。」芝2戦目ですから、上出来なのかもしれませんが、もっとすばらしいポテンシャルをもっているかと期待していました。ブルーメンブラッド(8着)「距離が長かった。勝負どころのペースが厳しく、上がっていくところで余力がなかった。」1500あたりでレコードがでるってことは中長距離の適性がないことの裏返しだったてことですね。ヤマトマリオン(9着)「アドマイヤを見ながら、じっくりいけた。そこそこ伸びていた。」なんじゃこのコメントは。そんな第三者的な~。この馬ならこの程度ってニュアンスなんですけど~ソリッドムラチナム(10着)「落ち着いていて、雰囲気は良かった。流れが速いのでいいと思っていたが。」古馬撃破も単に軽量のおかげだったみたいですね。ニシノフジムスメ(11着)「勝ち馬と同じ位置で流れに乗ったが反応できなかった。」勝ち馬と同じ親なのにねえ。