テーマ:日記を短歌で綴ろう(3493)
カテゴリ:短歌
~わが貧しき短歌と秋の花々~
ミセバヤは何を見せしやその姿 みすぼらしきを恥づることなく 花の名を知らざるままに歌を詠む ただ慰めになれと願ひて 桜草身を寄せ合ひて売られたる 場末の店のその片隅で 年ごとに庭に咲きける小菊なれど 独り身なれば拝みつつ愛づ 春は土夏は水やり秋は施肥 真心込めて育てたる人 汝はそも貴き花よ皇帝と 呼ばれしダリア真青なる空 花好きが丹精込めて育てたる 皇帝ダリア気高く咲きぬ 霜に耐へ風に耐へたるこの花が 今輝きぬ天に向かひて 花はなど美しきかを語らねど 人和ませる魔法持ちをり 年ごとに老ひる我をば嘆かずに 明るく生きむ花に習ひて <続く5 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.04 05:42:53
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