[舅の病気(膵臓癌＆糖尿病)]の記事一覧 | HOME　SWEET☆ＨＯＭＥ

そんなにお金が必要ですか？

ふーーーーーー。。。（ー。ー)兄弟って、家族って、お金がからむとなんでこんなに醜い状態になるんでしょうね？事の起こりは。。。夫が一緒に仕事をしていた夫の兄から給料が支払われなくなり、結局夫は『もうアイツとは一緒に仕事できない。ただ働きさせられて、アイツの懐に入るだけだから』と、１か月分の給料と仕事を失ってしまった。夫の弟達も一緒に仕事をしていたけれど、数ヶ月前に、同じく、夫兄から給料が支払われなくなったのを不満に、副業だったサイドビジネスを本業にするからと、離れていった。そして、舅が亡くなって、舅の生前の言葉とおり、夫兄を名ばかりの喪主にして葬儀を行い、葬儀費用は我が家が一旦まとめて葬儀社に支払って、四十九日・納骨法要の手配(親族への連絡･食事をするお店探しと予約)やお布施等も我が家が負担して。。。その間、『本来は喪主が葬儀費用を持つのが常識だろうけど、(夫兄はお金を持っていないから)兄弟４人で４分割して負担しないか？』と提案。夫弟の一人は快くその分を入金してきたけれど、『これは少し多めの金額になっているんだろう？もちろんいくらか戻ってくるんだよな？』という言葉付き。おまけに舅には生前１０年前からサラ金に借金→完済→借金→完済→滞納、で、債務があることが判明。７０歳過ぎで、年金がもらえない生活なのに、数十万の借金が残ってる。これは、弁護士に頼んで、過去に遡って利率を計算しなおし、少しの金額が戻ってくる予定。相続放棄しちゃえばいいんだろうけれど、それをしてしまうと、相続権(借金も)が田舎の舅兄姉たちに移ってしまい、『自分の弟がサラ金なんかからお金を借りて、借金を遺して死んだなんて・・・(泣)』となるのは、老体に心労をかけるのは絶対避けたい。なので、相続は通常相続をして、借金を清算してもらって、戻ってきたお金で初盆の供養ができるかな～？なんで私と夫は考えていたのです。。。が！最初の弁護士相談に来なかった夫兄、『借金なんてしらばっくれていれば、大丈夫なんだよ』と豪語していたのに、こちらで弁護士を頼み、いくらかのお金が戻ってくると分かった途端、目の色が変わってしまった。しかも、生前、姑の交通事故死示談金を預かっていた我が家にも、矛先が。。。『親父の金、まだ残ってるんだろう？！何？もうない？(ホントにもうないんです)それなら今まで(６年間)毎月振り込んでいたっていう証拠を見せろ！』ときましたいや、今まで夫が『親父の金遣いが荒すぎる。毎月３０万以上要求してくる。これじゃあ、あと３年も(示談金)したらすっからかんになっちゃうよ。そうしたら生活費はどうする？』と言う度に、『その時はその時だよ。おめぇ、悪い方へばっかし考えてんじゃねーよ』『親父のことなんか、しらねーよ』と、とりあってもくれなかった兄弟達が、さぁ。。。はぁ。。。健康保険の保険金や傷病手当金は、夫兄と弟たちで山分けしてるんでしょーに。その、元のお金(医療費)は、最後の方は夫の貯金から出てるんだよ～。お～～い＞聞く耳なしだそーです。そんなにお金がいるの？実の親の初盆の供養をどうしようかって話し合うよりも、お金が先？いくら自分の懐に入るかが、先？なんだかなぁ。。。４０(５０)過ぎた独身男たちの考え方は、ワタシには理解できない、ですを読んでも、こんな事例に関する答えが見つかるわけもなく。。。ああ、もうすぐ相続放棄猶予期間が過ぎてしまいます。仏壇をどうするか(十中八九、我が家に寄越すと想像がつく。しかも文句付きで)、初盆にお線香を上げに着てくださる、というありがたい電話はウチにかかって来ているんですけど。。。普通は長男のところに電話をするだろうに。。。それをわざわざ次男のウチに電話してくるってことは。。。親戚からも長男である夫兄は長男らしい行動を取らないだろう、と思われているのね。で、そのビンボーくじ(というと、お仏壇に失礼ですが)はウチが引くもの、と親戚はみーんな思っているわけですね。。。は～～また薬飲んで、弁護士さんにアポ取って、相談に行くしかないのかなぁ。。。しくしくしく

とうとう。。。最期

とうとう、舅が息を引き取った。息を引き取った瞬間、私は病院の外に出て、田舎から来るはずの伯父(舅の兄)を迎えに行った夫の従兄に携帯から電話をかけていた。その携帯が繋がった瞬間が、まさに息を引き取った瞬間だったという。夫とその兄弟は全員、舅の手足を握り、さすり、声をかけ続けていた。誰かが泣いていて、誰かは鼻をすすっていて、だれかが黙ってみていた。私は、声もでなかったように、思う。先生が気を遣って、伯父が到着して手を握った時に臨終を確認してくださった。午後５時４９分。ここ数日で、あっという間に容態は悪くなり、胸腔内には水が溜まり、それを抜き取ってもらい、モルヒネ(多分）を注入されるようになって意識はなくなり、最初は鼻で呼吸していたのが、口を大きくあけてハーハーと肩で息をし始め、担当医の先生から「たぶん、今日明日には(亡くなる)」と言われ、その明日になり、「お兄さんがいらっしゃる夕方までもつかどうか・・・」と言われ、そのとおりになってしまった。去年の５月に「余命３～４ヶ月」と言われ、６月に「手術できたが、余命は３～４ヶ月」と言われてから、１１ヶ月生きてくれたのに、なんだかあっけなくて、気を強くする薬を多く飲んで気が張っていたせいもあるのだろうけれど、涙も出ず、ぼう然としてしまった。看護婦さんも、看護士さんも、担当医の先生も、当直の先生も、とてもやさしくしてくださったことだけは、強く心に感じた。お義父さん、お疲れ様でした。どうか、お義母さんと天国で仲良くしてください。私は、夫たちと後のことをいろいろ頑張っていかなければ。

食事再開。。。でも。。。

ゆうべ、夫が面会時に看護師さんに頼んでおいた「ヨーグルトを食べてもいいようにして欲しい」が、許可されたらしく、朝面会に行ったらすでに２口食べ終えていた久しぶりに物を口にして、ちょっと疲れた様子で眠っている。時々自分でも寝返りをしているので、床ずれの心配はなさそう。ふと、目覚めたので「ヨーグルト、食べられたんですね。よかった」と言うと、「今日から五分粥が出るんだ」と嬉しいような、心配そうな顔で答える。「食事もできるようになって、よかったよかった」と元気づけるが、また、うとうと眠ってしまう。ポットの水を新しいロックアイスとミネラルウォーターに交換し、水のみを洗う。午後や夜に来る義弟や夫向けのノートに、舅の様子や、したことを書く。今回の入院から、このメモかわりのノートを始めた。付き添っていた人間が聞いたことをきちんと他の人間に伝えられ、「聞いてないよ」「ないと思って買ってきちゃった」等のごたごたを避けるのが目的。最初は義弟たちは書いてくれないかな、と思ったが、自分たちもこれだけやった、こんな人が面会に来て、何を置いていった等、きちんと書いてくれる。やっぱりノートを用意してよかった。急に伝えておきたいときはメール。電話だとやはり「急変したか」とびっくりさせてしまうので。自分も電話がかかってくるとびくびくするし。。。舅は足のむくみとしびれ、腰の痛みが気になるらしい。足にマッサージ機をあてると、気持ちよさそうに眠る。これからは、少しでも苦痛を取り除いて、食べたい物はできるだけ食べてもらって。。。と思うが、どれだけ叶うだろうか。。。と思っていたら、段々気分が悪くなって、めまいまでしてきた。もうすぐ昼食だからついていたかったが、看護婦に事情を話し、帰宅。いくら薬でなんとか動けている、と思っていたけれど、さすがに疲れがたまってダメになってるんだなぁ。。。帰りの電車やバスでもしばしば意識が遠のきそうになって、焦った。また階段で倒れてしまっては、ヤバイ

本当の末期。。。なのかもしれない

まにゃまにゃは、今日初めてのわくわくプラザへ（学童保育もどきの制度）。今日は3時か３時半に、主治医から症状の説明がある、というので、朝から病院へ。舅は、主治医からCT検査があるからまにゃまにゃの入学式に行くのは無理、と言われたらしく、がっくりきて、看護師さんたちにもいろいろ面倒をかけたらしい。CT検査の時間にもよるけれど、まにゃまにゃの入学式は午前中だけだし、数時間の外出くらいなんとかしてもらいましょうよ、と強気に言うと、うれしそうにはにかんで笑う、舅。なんだか急にやさしく（いや、もともと私にはやさしい舅なのだけれど）なってしまっていて、今回の入院でがっくりきてしまっている様子。話をしていても、なんだか昔の話や、誰々に挨拶しておかなきゃ、なんて言い出す。８０歳まで入れる保険に入っておけば、葬式代位でるだろう、とか。そんな、とんでもない！と話をすりかえて、他愛のない話を３時まで続ける。お昼ご飯も結構しっかり食べて、ほっとする。高校野球で、郷里の長崎が大敗したのに怒ったりして、ちょっと元気な様子も見せてくれる。じゃあ、まにゃまにゃを迎えに行く時間だから、とベッドから離れて、病棟の食堂で義弟たちと待ち合わせ。ほぼ時間通りに主治医から説明。CTの結果、腹腔内の、すい臓付近に膿みらしきものがある。肝臓付近で胆汁が溜まってしまっている。なので、まずはそれを軽減するべく、１．腹部にチューブを刺して、膿みを抜く。２．肝臓付近からチューブを入れて、胆汁を体外へ出す。それでご飯が食べられるようになってくれることが、今の目標。今回の入院に、退院はあまり望めない、と。腹水だと思っていたのを膿みだと聞いたあたりから、メモする手が止まってしまった。本当に、末期の末期なのかもしれない。。。とりあえず、明日の入学式には出席させてあげたいと伝えると、あっさりOKが出た。「それなら、処置をするのは明日の午後以降にしましょう」と。義弟たちに、「入学式に行けるよ」ってお父さんに話してね、と伝える。明日は義弟たちが朝、車で舅を迎えに行って、学校まで送ってきてくれる。式の間はマンションの前で待機。式が終わり次第、学校の門まで来てもらって、舅を乗せて病院へ戻ることに。どうか、舅が笑顔でいられますように。

舅、再々々々入院

木曜日に薬とおかずを届けに行った時は、機嫌良く布団の上に座って時代劇を見ていた舅。そのイメージが強かったので、特に急ぐでもなく、先週と同じように、『おかずを持って行って、一緒に夕飯を食べよう』としていた私と夫。この間はお刺身とレバニラ炒めだったから、今度は肉じゃが。作っている最中から、夫もムスメも『おいしそう～。少し食べて行こうよ』とつまみぐい。なかなかの出来のよう。よかったよかった。と、夕方、舅の所へ行って見たら。。。。ドアを開けた途端、覚えのある臭い。前回、入院した時と同じ、あの臭い。まさか、と思いつつ部屋に入ると、やっぱり！！失禁した後がある。それに、黄疸が前より出てる。うんうんうなって、目を開けようとしない。体温計では平熱の数字しか出てこないけど、触ると熱い。ガタガタ震えて、寒がってる。主治医から聞いていた「注意すべき症状」に、あまりにも忠実にあてはまる。あてはまりすぎ！！夫は「おやじ、病院行くか？」なんてのんきに聞いてるけど、本人が嫌がろうが、これは連れて行かなくちゃダメだってば！速攻で病院へ電話。救急外来へつないでもらい、症状を話し、受付の了解を得る。車に乗せて、病院へ。車の中でも、ずっとうんうん唸っている舅。かなり辛いはず。まにゃまにゃは状況がまだよくわかっていないせいか、急に助手席に座らせてもらえたうれしさではしゃいでる救急外来へ到着。診察。即、入院。はーーーーーーーーーっ。。。。仰向けになった時、へこまなかったお腹が妙に気になる。腹水？癌性腹膜炎？嫌な言葉ばかり頭に浮かぶ。今回もどうか、ただの脱水で済みますように。。。５日はまにゃまにゃの入学式。一緒に行くって言ってたんだから＞舅

舅、退院する

舅、退院。自宅に帰るお迎えには、義弟たちに車で来てもらう。１０時過ぎに病室に行ったら、もうすでに義弟たちは来ているし、荷物もまとめてあって、あとは退院の会計（金額の連絡）が来るのを待つだけになっていた。舅はもう、一分でも早く病院からでたいらしく、まだかまだか、と少々イライラいや、週末（土曜日は休診日）だから、退院する人も多くて、入院事務の人も大変なんでしょうねぇ～と、なだめること、３０分弱。やっと連絡が来る。退院の会計をするための書類をもらって見てみると、今回の入院病名はナント、「脱水」。脱水ですか。。。まぁ、確かに食事が摂れなかったし、本人は「お茶は飲んでた」って言ってたけど、いつもよりは飲んでいなかったんだろうけれど。。。とりあえず、先日の担当医との面談で言われた事を肝に命じておかなくては。で、会計後、義弟たちの車に舅を乗せて、私はバス・電車で帰宅・・・しようとしたら、乗り換え駅の階段を下りている最中に一瞬意識が無くなって、気が付いたら階段の途中にひっくり返ってましたなんとも言いようのない、複雑～な顔したお兄さんが、脱げて落ちていたらしい靴を拾って持ってきてくれていたのに、やっとのことでお礼を行って、その後、どーやって帰ってきたのか、あんまし記憶になかったりする・・・ヤヴァい？？

３度目の入院

去年の初夏に"膵臓癌の末期です"と言われた舅＞本人には告知していない腫瘍と胆嚢のみの切除術でなんとか退院したものの、"余命はあと、３～４ヶ月"と医師から宣告され、『４ヶ月位なら、なんとかお義父さんのやりたいようにさせてあげよう』＃石井竜也関連のイベント・ライブも、中島みゆきの夜会も今年は行かないで、薬の量増えるだろうし、寝込むかもしれないけど、できるだけのことはしよう！と夫と話して、本家まで飛行機で連れて行ったり、いろいろとしてきたのだけれど、告知していないせいか、結構ぐんぐん元気になっていくお義父さん最低限の生活費しか渡していないのに、夜中まで居酒屋で友達とカラオケをしたり、買い物にいったり、自転車に乗って散歩にいったり。。。おいおいおい、と思わず担当医に『余命４ヶ月でしたよねぇ？』と問い詰めたくなること小一時間。。。と思ったら、癌細胞はきっちりその間も働き続けていたよーで、ある日いきなりぐったりしだして、入院。尿管を転移した細胞が塞いでいる、とのこと。で、ほっとくと片方の腎臓の負担が重くなるっつーことで、尿管に管を通す簡単な処置をして、数週間で、ハイ、退院。まぁ、案の定、週一で抗癌剤の点滴(ジェムザール)をすることにはなりましたが。。。テレビなんかでよくある、抗癌剤の副作用・・・髪の毛が抜けて、吐き気がして・・・という副作用は全くなし。ちょっとだるいから、点滴してから数日は夜遊びしないで家で寝てる～という程度。食欲ばっちり。もちろん糖尿病は悪化するけど、それは膵臓癌末期だから、服薬以外の治療なし、好きなもの食べてよしとの、担当医のお墨付きで、そろそろ抗癌剤投与も８クール目が始まる。。。というここ数日、急に食欲がなくなった(誰かが持ってきてくれれば食べるけど、自分で用意して食べようとは思えない)。お茶とみかん(いよかん？)くらいしか食べていない。布団からすぐに起き上がれない。トイレに行きたい、と思ってから、起き上がってトイレに行く前にもらしてしまう。でも病院に行くのは嫌だ。入院はもうしたくない。という状況になっていると、ゆうべになって夫から聞く。。。あーーーーーそれでも四の五の言わせずに、とっとと無理やりにでも病院に連れて行けーー！！なのに。。。なのに。。。結局病院に連れて行けたのは、今日。まにゃまにゃをあきちゃ妹宅に預けて、やっと救急外来へ連絡つけて、夫の車にお義父乗せて、受診。当然、即、入院入院は嫌だと言っていたという義父、入院してベッドに寝たら、ほっとした表情。そーだよ。一人暮らしでこんな状態になっていて、一人でいて不安じゃない訳がない。口では嫌だって言ってたって、入院したらどんなに楽で安心できるだろうってどこかで思っているんだって・・・気づけよ！＞夫その後夫実家へ。家中が尿の臭い。とりあえず汚れたシーツや衣類、毛布をまとめて、散乱していたゴミをざっと片付けて。。。これが自分の父親だったら、と思ったら、やりきれない気持ちになった。１０年前、義母が胃癌に入院することになったときも、５年前に義母が交通事故に遭って亡くなった時も思ったけれど、そしてその度に何度も夫や夫の兄弟たちに言ってきたけれど、『もっと兄弟で協力しろー！情報を共有しろー！』いい年した、大の男が４人もいるのにさぁ。。。なんでだよ～～。。。(ため息)