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カテゴリ:料理
たまごの春巻き 久しぶりに休みだった二女が「春巻き作りたい」と言ったとき、 「私が小さかった頃、家族でお祝いの時に行ってた中華の☆☆飯店で食べていた、 皮がたまごの春巻きが美味しかった。」と言ったら、 「えーっ、美味しそう。食べたい。」と店を検索して 「まだお店あるよ。たまごの春巻きもある~。お墓参りの時に行けるよ。」と喜ぶ二女。 それから猛然と家にあるすべての料理本で作り方を探し 「どれにも出てない」と落胆していた。 いつも思うが、二女は食べる物への執着が強い。 私は皮や具材と味についての遠い記憶を辿って、作り方を考えた。 具材は挽き肉・タケノコ・しいたけ・春雨など普段作る春巻きとほぼ同じだったと思う。 一番のポイントは皮だ。 普通の薄焼きたまごでは、具材を包む時に破れそうだから、卵液にカタクリ粉を入れた。 こうすると焼いた時にツヤも出ると思った。 出来上がりの見た目は、記憶通り。 味もかなりに近いところにあった。 思い出深い味が再現出来て嬉しくて「美味しかったねぇ。」を連発した。 なにしろ、☆☆飯店のたまごの春巻きこそが、私の人生で最初に食べた春巻きなので、 市販されている「春巻きの皮」で作られた物には、やや抵抗も感じていたりしたのだ。 夫と二女は初めてのたまごの春巻きだったが美味しかったそうで、 私の自己満足だけで終わらずに済んだようだ。 そして、食べた後で作り方を検索した二女は、 「ネットに作り方が出てた。やっぱり皮の卵液にカタクリ粉を入れるらしいよ」と安心していた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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