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カテゴリ:料理
昨日のテレビで風邪の時に卵酒が良いと言っていたけど、 映像の卵酒は、加熱した酒にとき卵を流し入れていて、掻き卵汁みたいだった。 全然、違う。 子どもの頃に風邪をひいて母が作ってくれていた物は、 酒と卵がきれいに溶け合っていて、今時人気の柔らかいとろっとしたプリン (個人的には好きじゃない。私は昔ながらのカスタードプリンが好き) に近い色と感じだった。 と、食いしん坊の二女に言うと、 「どんなのか飲んでみたい」と、一晩明けても言いつつ、 料理本に作り方がないか探すので、記憶を頼りに作ってみた。 酒と卵をよく混ぜたものに砂糖を少し入れたら、弱火にかけて撹拌し続ける。 きれいに溶け合って、とろりとした感じになったら火からおろす。 (火が強かったり加熱しすぎると、卵が分離してボロボロした感じになる。) 試飲した二女は「おいし~。これは子どもでも飲めるし好きだわ。」と言った。 そして私は、何と半世紀ぶりくらいに、懐かしい母の卵酒に再会した思いだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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