知的障害児てつくんのははの日記

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• お兄ちゃんの英語の勉強

  年中組みの途中で日本から帰ってきたお兄ちゃん、日本語しか知らなかったのに、６ヶ月で完璧に日本語を忘れて韓国語になった。ただ、韓国語の字の勉強が遅れたため、今もまだ苦労している。と、いうより、語学のセンスが全くなし！！先週からおこづかいを英語を覚えた分だけの能力制にして、お兄ちゃんもちょっと金額アップにはりきったのだが、厳しかった！ちょっと難しいことを要求しすぎたようだ。と、いうより、妹は横で聞きながら口で答えを言ってくれているのに解らないお兄ちゃん、男の子ってやっぱり語学のセンスが今ひとつのよう。ただ、人懐こいおにいちゃん、きっとアメリカに行ったら、すぐ英語が話せるようになるだろう。そういうセンスはある。問題はきっとアメリカに行っても書くことだろうなあ、と、今からちょっと不安。てつ君は英語大好き(あのリズムが好きなよう)だし、妹は語学の感覚は悪くない方なので大丈夫だが、実は一番の問題は父と母かもしれないなあ。

  2007年04月03日

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• 教科書を全部持っていったの？

  妹、３月いっぱいは学校生活になじむための授業が行われ、４月２日の今日から本格的な授業に入る。金曜日から新しい教科書を出してきて、かばんの中に入れたり出したりしていた。今日、学校から帰った妹に「今日はちゃんと教科書を時間割見て持っていったんでしょ。」と聞いてみた。すると妹「うん、間違えるといけないから全部持っていった。」母「じゃあ、うしろの自分のロッカーに全部入れてきたの？」妹「ううん、全部持って帰ってきたよ。」う～ん。妹はしっかりしていると思ったが、そうでもないみたいだ。お兄ちゃんはめんどくさがって全部をロッカーの中においていた。最初はそれが気に入らなくて、私は毎日きちんと時間割を合わせて持っていくように、と言っていたが、最後には放棄した。でも、妹の発想もなかなかである。もう、勝手にしてくれ～！だんな、いろいろ当たって今日から気に入った塾で働けることになった、いざ、出陣の３０分前に電話のベル。「やめる先生の事情が変わって、やめなくてもよくなったんです。すみません。」先週は３回もその先生のために授業をしてあげ、さあ、今日からだって言うのに、勝手な塾長である。だんなも頭をがつんと言う感じだった。「やっぱりアメリカに行って再出発するしかないのかなあ。」アメリカに行くということは、何も持たずに１からのスタート。それも外国。最初は中の悪いお兄さんところに居候。仕事はお兄さんの働いているところで働けるようだが、韓国であまりにもしたい放題だっただんなは最初はつらいだろう。お兄さんがアメリカに行くと言い出して、自分が長男の役目をしなければならなくなった。だんな、妹を送り出し、お姉さんを送り出し、弟を送り出し、おおおばあちゃんのなくなるのを見届けた。お金にだらしなく過ごしてしまったが、この期間、長男の代わりの役目はきちんと果たしてきた。それをおおおばあちゃんが知っていて、押し出しているのだろうか、なんて今日は思った。アメリカ行きを機会に、お兄さんに長男の役目を返却し、まずは自分の家庭をもう一度作り直していってほしい。うちのお兄ちゃんが１歳に日本に行って３年、そんなに余裕はなかったが、家族だけでほのぼのと過ごした。そういう思いをもう一度だんなに味合わせてあげたい、と思った。でも、アメリカ行きはまだ先。確定でもない。早く仕事を見つけてくれ～！

  2007年04月02日

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• 小児精神科に行ってきました。

  小児精神科に行ってきた。てつくんは脳性まひで1級をもらっているので、精神科に言ってわざわざ判断を受けなくてもいいものの、アメリカに行くのなら、その前にちゃんと判断してもらい、アメリカで教育を受けられるように、したい、なんていう私の欲からである。(まだいけるかどうかもわからないのにね。)今日は検査ではなく先生との面談だけだったのだが、いろんな話しを聞かれ、てつ君を見られた先生「てつくんは知能が低いんだと思います。５０～７０だと軽度３０～５０だと重度、それ以下だともっと重度ということになりますが、たぶん、今見るところでは重度の知的障害だと思います。」と言われた。知的障害があると、自閉も平行して出てくることが多く、一応、知能テストのなかに、自閉に関する心理テストも混ぜて、来週行うことになった。そうかあ。知能が低いんだァ。昨日も先生の面談から、脳性まひもあることから、年長組みの中では、その授業の内容に作業面でも、そのほかの面でもついてはいけず、やはり、この子には特殊学級より、特殊学校がいいんだろうなあ、と感じていたところだった。しかし、特殊学校は、ここからバスで１時間もかかる。そしてアメリカの障害児教育を調べれば調べるほど、魅力が出ている。私の心はさらにアメリカへ～、と言うこの頃である。ただ、診察日、来週の検査費用が問題だった。3万円だった。アメリカに行きたくないうちのだんな、この金額にびっくり。「アメリカに行けると決まったわけではないのに、何でこんなに早くするんだ。」と。おい、おい、確かに高いけど、これぐらいのお金もないのかよ～！なんて思いつつ、また帰りの車の中は険悪に。自分はアメリカに行かないんだ、と言うことを訴え始める。確かに、アメリカ行きは、ここにいてはだんなはどうにもならない、と感じている私とお父さんの頭の中から出たもの。だんなはいまだに、ここで、誰かに投資をしてもらって事業で成功するんだ、と言う考え。それは、今までと同じ、未来への夢に酔っているだけの麻薬のようなもので、夢だけ持っていても何も変わらないのに、それがわかっていない。日本に行って苦労しただんな、今の甘い生活からまた、言葉もわからずただ労働だけするそんな生活に突入したくないのだろう。流れに乗って、もし、アメリカへのビザが取れたら、アメリカには流れのように行くだろう。でも、こんな精神状態では行ってからもきっと大変だろうなあ、なんて、今日はまた感じさせられた。昨日は肩を張ることをやめよう、なんて思ったが、今日はまた、やっぱしっかりしなくちゃ、と感じさせられた。この一番の問題児をどうやったらうまく扱っていけるだろうか？？？？てつくんよりも、勉強をしないお兄ちゃんよりも、いうことを聞かない妹よりも、今の一番の悩みはこの人である。あ～、どう扱えば、うまくがんばってくれるのだろうか？？？？？

  2007年03月30日

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• てつ君の先生との面談

  てつくんの先生との面談があった。年長組みでどう過ごしているか、気になっていたが、私の精神状態が最近あまりよくなかったので、ただ何の考えもなく行ったという感じだった。いつも新しい先生になると、その先生の新しい目でてつ君を評価してくれるので参考になるのだが、今日もそうだった。１、おしっこを言ってくれず、時間でトイレに行っているとのこと。←家ではちゃんとできているのに、これはまだ、先生に甘えているよう。２、椅子に座るときの姿勢が悪いこと。目が見えないのか、物の近くまで目を近づけるので、机にうつぶせたようになり、余計に姿勢が悪いこと。３、手先が器用でないので、年長さんのする作業の内容にはついていけず、友達がいつも横から手伝ってあげていること。４、偏食が多く、嫌いなものはかまないで飲み込んでしまうこと。などを指摘され、保育園で先生がそれに対してどのように対応しようとしてくれているのか、そして6ヶ月の目標、などを言われた。最近はだんなのことで頭が一杯だったので、久しぶりにてつ君のことを真剣に考えられる時間だった。そして、とても衝撃を受けた。だんなを頼らないでどうやってこれから自立していくか、アメリカに行って、どこにてつくんをあずけて仕事をするか、などの思いが、頭をぐるぐるしていたが、それは、難しいし、それは正しい考えではない、と気づいた。何とかして、だんなに経済的に家長に立ってもらうように仕向けていくこと、そして、それを裏で引っ張りながら、だんなと一緒にちゃんとてつくんの療育をしていくこと、それが大事なことだと、思わされた。もう信じたくもないし、信じられないが、私ひとりでは子供たちを育てていくことはできないし、だんなの役割が大きいことも充分わかっている。今までのような繰り返しをしてはいけないが、でも、だんなを排除して考えるのは独りよがりだったなあと、思い直して、ちょっと楽になった。この数日間、えらい肩を張ってたからなあ。そこで、私はあまり好きではないのだが、神頼み！アメリカで再出発をして、私が経済権を持ってしっかり夫婦で自立して子供たちを育てて行きますから、神様、道を開いてください！！と心で念じつつも、もし、ビザが出なかった時のことも考えとかなきゃ、と思っている最近のてつの母であった。

  2007年03月29日

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• 学校の前で

  韓国は3月に新学期が始まるのだが、3月いっぱいぐらいは、校門の前で、塾や習い物の勧誘が盛んに行われる。今日、学校から帰ってきた妹が「今日、学校の前で、体育館に申し込んだんだよ。」と、広告用紙を見せてくれた。妹は、ただで申し込みさえすれば行けると思ったのだろう。名前や住所をしっかり書いてきたそうだ。それは、勧誘するための手段であって、後から、「子供さんが習いたいと言っていましたが」なんて、電話がかかってくるのである。また、電話がかかってくるなあ、なんて思いつつ、お兄ちゃんの1年生だった頃を思い出した。お兄ちゃんも、2，3箇所から、そんな電話がかかってきたよなあ。そして、2千円のおもちゃを今日まで500円、なんてのにだまされて、貯金箱のお金を持っていったこともあったよなあ。こういうことも、最近の社会に適応していくためのひとつの勉強なのかもしれないなあ。

  2007年03月27日

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• 新しい日曜日の過ごし方

  子供たち同士の交流の場である子供礼拝の場所。お兄ちゃんと妹は、友達と楽しくお話を聞いて遊んでお菓子までもらって帰ってくるから行かせている。そしててつ君も少しでもお友達のいるところに、出る方が、さらに私も同じ年代の子供たちのお母さんとの交流をしたいがゆえにてつ君も連れて行っていた。でも、理解のできない、そしてお友達と交われないてつ君には、苦痛の場になっていて、母も決断、てつくんを近くの教会の子供礼拝に参加させない、ことにして、日曜日の行動が変わった。教会におにいちゃんと妹を下ろして、私とてつくんは図書館に。図書館は本もたくさんあっていいのだが、駐車場が狭く、また道が狭い。車が多い時に入ったら最後、私の運転技術ではあとにも前にもいけなくなる。だから、教会が終わってからは行きたくても行けなかった。てつ君は静かにしていられないので、本だけさっさと借りて、近くの大きな山の公園に行って、貯水池を一周。するとお兄ちゃんたちの子供の礼拝の終わる時間になる。私は日曜日にお母さんたちとの交流ができなくなったが、おかげでてつ君とゆっくりデートができた。これからは、てつ君とのデートの時間にしよう！と思う。久しぶりの図書館からの本に、妹は大喜びでかじりついている。が、お兄ちゃんは、喜んだのもつかの間、友達の家に！本当はおにいちゃんにたくさん読んでほしいんだけどなあ！！！

  2007年03月25日

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• 頭の痛い英語

  新聞配達で残った新聞を数ヶ月ごとにまとめて売るのだが、今回は売って、ウォークマンを買った。ｍｐ３は、高いし、ｐｃからわざわざとりこまないといけないし、旧式の私には手っ取り早いウォークマンがいい、と、インターネットで安いのを購入。さあ、いざ、英語の勉強をがんばるぞ！今日は新聞配達の時も、家事をするときも、ずっと聞いていた。だが、頭に残らない。頭の中をぐるぐる回るだけだ。やはり、語学は使わないとその言葉が身につかないようだ。韓国語はだんなと電話で話をしたり、手紙を書く中で覚えた。そして韓国で生活していると自然と身についた。だんなは「アメリカに行って勉強すればいい」なんてまた、怠けたことを言っているから、悔しくて、私は英語の勉強を頑張ってやってから行くぞ、なんて力んでいるのだが、昔からの苦手意識もあって、なかなか手ごわい相手である。効果的な学習方法はないものだろうか？？？さて、子供たちも、英語に慣れないと、と思い、奥の手を使うことにした。お小遣いを、英語を覚えた程度であげるというものに。もちろん、全部覚えられたら、今までよりも少しアップの金額になるようにする。お兄ちゃん、少しお小遣いがアップすると聞いて、やる気満々。今までお小遣いのなかった妹も、目がきらきら。さあ、今はお小遣いをもらうことばかり考えて、喜んでいるけど、いざ、覚えるとなるとどうかなあ？ちゃんと覚えるかしら？

  2007年03月23日

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• お兄ちゃんが熱を出しました。

  兄弟３人の中で、お兄ちゃんが一番弱い。というか、敏感なのかもしれない。てつ君と妹は、風邪を引いても、ほおっておいたら治るのに、お兄ちゃんは高熱が何日か続くか、でなければ、喘息気味の咳である。ここ最近、子供の前では話してはいけないと思いつつも、食事の時にお父さんと、だんなのこと、これからの話になったりするので、子供たちも家の雰囲気が違うことに気がついているだろう。というか、妹はまだわかる年齢ではないのだが、お兄ちゃんはいろいろ察しているだろう。家の中にいざこざがあると、子供に出てくるものである。お兄ちゃんが熱を出したことを通して、子供たちも何かしら、感じてストレスを受けているんだなあ、と、反省した。お兄ちゃんとは、どうしてアメリカに行くことになるのか、ちゃんと向き合って、話しをしないといけないと思う。アメリカで、昔、こんなこともあったよなあ、と笑って言える日を頭に描きながら、子供にストレスより希望を与えて乗り越えないとナァ、と思う。

  2007年03月22日

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• とても胸が痛いです。

  本当は、ここで書くような内容ではないのだが、あまりにも胸が痛くて、独り言します。アメリカの永住権は、合法的には難しい。調べてみると、アメリカは本当に自分の国に必要な人材以外は入れないというのが、ありありとわかった。技術もない、経験もないだんなには、不可能。でもお金を出せば何とかなるこの世である。お姉さんが、弁護士の人を知っていて、やってみようということになった。もちろん、大きなお金が必要で、お父さんは、そのお金を出してでも、アメリカに送らないと息子は再出発できないと、決意されている。今までも、交通事故２回、今回のこと、その他いろいろあわせると、かなり大きな額をだんなのために費やされている。長女の私としては、こうしてお父さんにしてもらうことが、とても胸が痛くてならない。でも子供たちを守り、家庭を守っていくには、最後と思って、お父さんに甘えるしかない。今回のことを通して、私自身が、本当にだんなをひっぱって自立して再出発をしないといけないと、覚悟させられる。英語の苦手な私だが、そんなことは言っていられない。だんなはお兄さんとの仲も悪いから、最初はいろいろあるだろう。妹が１歳の時に、日本から引き上げてきた私たち家族だったが、この６年間の間に残っているものが何もない。本当に、大きな決意をして人生を再出発しない限りは、将来がない。お父さんに申し訳ない思い、そして、この６年間の実態のむなしさ、これから異国の地で再出発する緊張感などが、大きくのしかかり、すごいストレスの中で生きている。だんなはあいかわらず、自分なりにはストレスを受けているようだが、深刻さがまだ足りず、今日もお酒の誘いを断れずに出て行った。このだんなを見ていると、余計にストレスを受けてしまう。このストレスにつぶされずに、再出発できるよう、ただただ心の中で願うばかりである。

  2007年03月21日

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• キャベツのダイエット？

  日本語教師をしていると、同じ話題でも、いろんな答えがあって、おもしろい。よくするダイエットの話、今日の生徒は、キャベツでダイエットしたそうだ。キャベツと鶏肉や野菜をたっぷりいれ、カレー粉を入れて煮た物を食べるのだそうだ。そういえば、テレビでやってたのを、一度見たことを思い出した。ある人は、３日間絶食をしたら、４キロやせたとか、夕ご飯を食べないとか、様々。でも不思議に運動をして成功した人の話は、まだ、聞いたことがない。他にも「学校の成績が悪かったんです、それで～」の～に、自由に文章を作ってもらうと「それで、母にしかられました。」「それで、次は一生懸命、勉強しました」が、普通のパターン。そしてちょっとひねくれた人は、「それで、学校をやめました」う～ん、まあ、文章にはなっているが、笑ってしまった。電話日本語をしていると、いろんな人がいて、おもしろい！　　

  2007年03月20日

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• 罰

  お兄ちゃんは４年生、妹は１年生だから、そんなにけんかをしないはずなのに、なぜか、このふたり、けんかばかりしている。この前、「けんかをして、相手をたたいたり、傷つけたりしたら、はえたたきで１０回」という誓約書を書かせた。しかし、その時になると、次はもうしない、と、逃げてしまう。誓約書の意味がない。そして私が爆発した。スーパーからの帰り、車の中で、ささいなことでけんかして、妹がお兄ちゃんを押して、お兄ちゃんが窓に頭をぶつけて怒る。そこで二人に「どうせ、誓約書を書いても、守らんから、今日は罰としてここから歩いてきなさい。」と、家から歩いて２０分の中学校に二人を下ろした。(ちょっと近いよな。母、甘いよなあ）二人は泣いて、「もうしないから」というのを無理やり下ろして立ち去った。そしてその辺を一周してもう一度ちゃんと歩いて帰っているか、確かめようと思っていた。が、一周して行ってみると、もういない。帰り道をずっと走ってみても、姿が見えない。え～！こんな短い時間でどこに行ったんだ！！！お使いなら、安心なのだが、泣く子を下ろしたため、心配になる。最近は怖い世の中、私は二人がいなくなったのでは、と、家の近くを車で何週もした。すると携帯のベルが鳴る。「お母さん、家に着いたけど、どこにいるの？」一番の近道から、ちゃんと２０分ぐらいで家に着いていた。昔、てつくんが行方不明になって、随分肝を抜かしたことがあったが、久しぶりに肝を抜かした日だった。妹が「次にけんかした時は、どこにするの？」なんて、馬鹿なことを聞いていたが、母はもうこの罰は実行しないだろうな。

  2007年03月19日

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• てつ君の成長

  お父さんが３ヶ月の間にてつ君がかなり成長した、と言って下さった。確かに、毎日見ているものは、それに気づかないのだが、確かに成長してはいる。コンピューターを、好きな学習サイトを開けてあげると、そのサイトの中で、自分のやりたいもの、見たいものを探して、見たり、やったりしている。そのサイトを開けてあげると、自分が自由にするのを邪魔されたくないのだろう、「戸をあけて」と言いながら、私を戸の所まで引っ張っていって、部屋の外に出して、戸を閉める。１０数分は、ひとりで満足して遊んでいる。ただ、ひとりでほっておくと、最初の方はいいのだが、やっぱり変なところを押してしまったりして、コンピューターが動かなくなったりする。だから、最近、コンピューターの調子がいまいちなのがちょっと、問題かな。食事の時、食べたくないものを食べさせようとした時「食べるの嫌」って言って、おじいちゃんも私もびっくり。ただの動詞だけじゃなくてこんな表現ができるんだ。テレビやコンピューターを良く見るてつ君。映像を見ながら確かに言葉が頭に入っているところがある。それが、こうして、時々実際の生活にぴったり出てくることがあり、おどろかされる。こういう経験を通しながら、きっと言葉を覚えていくのだろう。ただ、私の車で聞いている生活英語のテープが好きで、車に乗るといつも、「生活英語」と言ってかけてくれとせがむのだが、その中で　　　　My grandmothor is passed last week.なんて、表現がある。グランドマザーと言う単語を知っているので、この文章が頭に入っていて、口から出てくるのだが、ちょっとまずいよなあ。さて、小学校までの課題はいろいろあるが、一番大きいのは、パンツの中に大をすることかな。これもパンツの中にすることがこだわりになっているのかしら？さて、このこだわりはどうやって、壊すべきか？

  2007年03月17日

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• あら治療

  てつくん、保育園で自分で食べようとしない、ということなので、母は荒治療をすることにした。朝を食べないで保育園に送る方法である。でも朝ごはんの時、私は食膳だけ用意して、電話日本語で授業をしたりして行ったりきたりしているので、食べさせないで置こうと思ったのに、昨日はおじいちゃんが、そして今日はだんなが半分ぐらいは食べさせたようだ。そして、結果は、ちゃんと食べたようだ。みんなが食べ終わるぐらいまで、食べなかったが、食べ終わるぐらいから、自分で食べたと言うことだった。こうして、自分のこだわりが一度、崩れると、その後はちゃんとできるようになる。きっと月曜日からは大丈夫だろう。ただ、何かの拍子に、また、思い出すことがあるので、まあ、何回かはこういうことがあるだろうが、新しい環境に慣れていくための階段なのだろう。だんなのおかげで、精神的ショックからまだ、立ち直れないてつの母。アメリカも調べれば調べるほど、壁が高い！と言うことがわかって、またショック。新しい環境でやりなおしたかっただけに、簡単にいけないことを知って、今日は始めて涙を流した。でも涙を流してすっとした。すぐにいけないのなら、２，３年の目標を持って、その間に英語も勉強しながら、行くための準備をしていこう、また、そう思えるようになった。だんなもあちこち履歴書を持って回り、来週から出勤の予定。続いてくれるといいんだけど。

  2007年03月16日

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• 相変わらずのてつ君

  新しく年長さんになって、2週目のてつくん、相変わらず、食事の時、先生を困らせている。てつ君、自閉特有のこだわりがいろいろあるのだが、私の感じるところでは、どうも、自分の感情にもこだわりがあるような気がする。ここでは一度泣いたら、その次からも、そのことを思い出して、泣かずにはいられない、泣きたいわけでもないのに、その場に来ると、泣かないといけないかのように、自分の感情に執着してしまう、様な感じがする。今、先生を困らせている作業治療も、そして、保育園のお弁当の時間も、そんな感じのような気がする。今日も半日楽しく遊んだくせに、お弁当の時間になると、憂鬱そうに、そしてスプーンを持とうとしないのだそうだ。こりゃ、ちょっと長く続くかもしれんなあ。てつくん、意外と執着深いからなあ。先生、かなり気にしているよう。さて、この先生とてつくんの綱引き、いつ終わるだろうか。

  2007年03月13日

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• 審判の日

  お父さんが銀行に行ってこられた。そしてお酒をたくさん飲んで帰ってこられた。どうしたのか、と思っていると、だんながおとうさんがいらっしゃらないこの３ヶ月の間に３００万円も使い込んでいたのが発覚したのだった。お父さんは、「もうこれ以上、こいつを信じられん。土地を全部処分して、みんなでアメリカに行こう。」と言われた。だんなはお父さんが銀行に行かれることを知っていて、発覚することがわかっていたらしい、一日中、顔を見せなかった。夕飯の前にお父さんが私に「一緒にアメリカに行ってやり直そう」と言って下さった。夕食の時、お父さんは爆発したいのを我慢して、そのことに対して一言もだんなに言わなかった。だんなも反省しているようで(と言っても、この性格、一生直らないと私は諦めているが)「早くアメリカに行ってやり直したい。」と言っていた。もうだんなのことは諦めていた。だんなに期待と言うものをしなくなっていた私だったが、やっぱり心の隅でどこか諦めきれない部分があった。お父さんも今まで散々、だんなのほらにだまされながら、その尻拭いをずっとしてこられたにもかかわらず、心の隅に、いつかは正気になって、頑張る時が来るだろう、と期待していた。その期待が今回、すべて打ち砕かれた。私もブログをつけながら、シングルマザーさんたちが頑張っている姿を見て、自分もシングルマザーだと思って頑張れるように、能力をつけないといけないと思っていた。だから新聞もしてきたし、日本語も始めて自分に経済能力をつけようとしてきた。でも、ここにいるかぎり、そしてお父さんの財産が目の前に見える限り、だんなはずっと借金をして生きていくだろう。お父さんの言うとおり、すべてを処分し、アメリカという異国の地で再出発をするしかない。まだまだアメリカ行きは遠いと思っていたのに、目の前に迫ってきた。とは言っても、アメリカに安全に入り、スムーズに永住権申請ができる道を作る準備をしてからであるし、土地もすぐ売れるわけではないので、まだ、韓国の地で奮闘しなければならないが。だんな、朝から学習誌の家庭訪問の先生の採用試験に行ってくる。ちょっとは懲りているようだ。早速、午後から出勤だとか。これがいつまで続くことか。せめて大きく反省して、アメリカに行ける様になるまで、静かに、まじめに、問題を起こすことなく、過ごしてほしい。

  2007年03月13日

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• 子供の日曜学校

  韓国は犬も当たれば教会に当たる、ぐらいに教会が多い。そしてそれが地域の交流の場にもなっている。村には子供たちが少ないので、友達を作る意味でも、近くの子供の日曜学校に行かせているのだが、てつくんにもいいと思って、一緒に参加していた。でもだんだん、参加しづらくなってきた。てつくんに教会のお話が理解できるわけもなく、最初の歌などはいいのだが、礼拝に入るとどうもじっとしていられず、逆にそこにいること自体がてつくんにとっては、苦痛のようである。保育園や学校ならわがままは言わせないのだが、理解のできない礼拝に我慢してじっといていろ、とはこれ以上言えなさそうだ。実はここに行くと、母も同じ年代のお母さんたちとの交流ができて、母にもいい交流の場であった。でも、来週からはこの時間を、お兄ちゃんと妹だけ送っておいて、てつくんと山登りするか、図書館に行くか、公園に行くかするほうがいいかな、と今日は心を決めた。

  2007年03月12日

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• てつ君がひとりで食べないんですが。

  「てつくんが、給食を一人で食べないんです。」保育園の先生の言葉である。てつくん、年長組みになって、先生もお友達もみんな変わった。そして全く違う環境の中、ストレスを受けながら、適応しようとしている最中なのだが、給食の時、スプーンを持とうとしないそうだ。食べさせてくれるのをずっと待っているらしい。今まではしっかり自分で食べていたのに、何なんだ！実はてつくん、体の不自由さもあって、人に依存することを知っている。そして初めての人に対してはその人を試すようなところがある。きっと今、先生を、この人はどれぐらいやってくれるのか、ということを試しているような気がする。厳しい先生だと思っていたら、どうも違うらしい。毎日のお迎えの時の言葉を聴いていると、結構気を使い、優しい先生のようで、てつくんもそれを察しているようだ。そしてここは年長組み。来年は1年生になる子たちなので、組の雰囲気も落ち着いており、てつ君が何かをする前に、お友達が全部してくれるようだ。「自分でできることはやってあげないで、てつ君がするようにしないといけない、ってお友達には、言っているのですが。」と先生が言ってくださったが、それでもやりたがる子はいるようで、それが難しいらしい。まあ、適応の段階なので、そのうち、自分のやらなければいけないことを感じ、できるようになってくるだろうと信じて、見守るしかないだろう。先生に「自分で食べなかったら、食べさせなくてもいいですよ。一食ぐらい抜いても構わないし、食べなかった日は家でたべさせてもいいですから。」と言うと、先生「えー、そんなわけにもいかないですよ。」と言う答え。う～ん！ちょっとてつくんには甘いかもしれないぞ！でもまあ、いろんな先生に当たるのも経験かァ。てつくんも、そして母も。

  2007年03月10日

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• お父さんが帰ってこられました。

  「やはり父がいると、おかずの品数も増えるし、ちゃんと掃除もするし。それじゃ、俺は何なんだ」そんなだんなの声が聞こえそうである。人はこんなにも環境によって変わるものか、てつの母はしっかりぐうたら妻から、いつもの嫁に変身した。お父さんがアメリカからのお土産をたくさん持って帰ってきてくれた。だんなのお兄さんのお嫁さんはおもちゃ、そしてだんなのおねえさん、いもうとさんが服をくれた。その中で、おもちゃは男の子のものがゲームなど、３つ、そして女の子のものがミニコンピュータのようなおもちゃ。てつくんの水準がわからないからだろう。男の子のものが３つあっても、それはすべてお兄ちゃんが楽しむことになった。そしててつくんが気に入ったのは、妹がもらったミニコンピュータ。ボタンを押すと英語で質問が出て、それに答えると、正解、なんて声がするのだが、てつくんにはそんなことより、音楽が出たりいろんな音が出るのが魅力的。英語の音が好きなてつくんだけにたまらない。妹との取り合いである。妹は女の子のものだから、自分のものだと独占したがるが、てつ君は我慢ができない、父と母が、使わない時にはてつくんに貸してあげなさい、って言っても、妹は気がすまない。数日は妹とてつくんの鬼ごっこが続くだろう。お父さんはやはりお年である。今日は一日中、寝ておられた。昔より、時差にも長時間の飛行にも弱くなられたようである。そして、韓国では親泣かせだった末息子がアメリカでしっかり頑張っている姿を見てきてなのか、「お前もアメリカに行きたいか」と、開口一番に言われた。お父さんも韓国の土地などをある程度処分してアメリカに行く方向に心が傾いているようだ。まあ、韓国の生活をまた始めると、どう変わられるかわからないが、アメリカ行きがちょっと近くなったかしら！？

  2007年03月08日

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• まだまだなれないてつ君、そしてしっかり者の妹

  まだ組が変わって２日目、まあ、まだ慣れるはずがない。のであるが、いつものように治療はやってくる。今日はてつ君の苦手な作業治療の日。気分のいい日でも、泣くことが多いのに、今日は見るからにブルー。もう、今日は泣いてやるんだ、と構えているかのよう。治療室に向かう間中「泣かないでできたら、スーパーで好きなお菓子買おうね。」と誘惑したが、頭の中にはもうすでに入らないこの言葉。そして案の定、治療室から出てきたてつくんは、泣きべそ顔だった。まあ、３月中はしかたないかな。先生もご苦労様です。妹は今日が４日目。連絡帳もきちんと書き、先生に言われたとおり、連絡帳にプリント入れのポケットを自分で作る。そしてもらったプリントは、まあ、丁寧に折りたたんでそのポケットに入れて持って帰ってくる。なんて、ラクなんだ！お兄ちゃんのとき、玄関口で待ってたら、クラスの子は先生に連れられてみんな出てくるのに、お兄ちゃんは出てこない。教室にいってみると、連絡帳が書けていなくて、まだ出てこないのであったが、そういう子供たち何人かと遊びながら書くから、時間かかるよなあ、って感じだった。プリントもくしゃくしゃになったプリントがかばんの底のぎっしりつまってあったりした。う～ん、男の子と女の子、こうも違うのかしら。

  2007年03月07日

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• てつくんの年長組み第一日目

  てつくんの年長組みの第一日目、年長さんは落ち着いていて、迎えに行ったときもみんな静かに机に座って作業をしていた。てつくん、やはり新しい環境に慣れず、ストレスをかなり受けたよう。先生も、お友達も、部屋も新しいし、内容も一気に年少から年長になったわけだから、ストレスを受けないわけがない。特に新しいことが苦手なてつくん、今日はしきりに自分の頭をたたいたりしていたようだ。おしっこも言えずに、我慢しているのを先生が気づき、トイレにいくとたくさん出たとか。でも今日はおしっこも緊張して失敗もしなかった。失敗もできないぐらい、緊張してたのだろう。１～２週間は、ストレスを受けるだろが、これは成長のための過程であり、本人が乗り越えるしかないだろう。妹、クラスで一番大きかった。(男の子も合わせて)それを聞いて、母、大満足。お兄ちゃんの時には絶対聞けなかったことば。でも大きいことはいいことばかりではないようだ。席は当然一番後ろ。１ヶ月は先生が校門のところまで、生徒を誘導してくれるのだが、その列も一番後ろ。お兄ちゃんのときは先生を見つけたら、そのすぐ後ろにお兄ちゃんがいた。席も一番前、それも先生の目に付いていいことだった。今日は妹、列から１０ｍぐらい離れて、ふてくされた顔で出てきた。「どうしたの？」妹「出口がわからなくなって、迷ってやっと見つけて出てきたの」う～ん、大きいことはいいこと、ではないのかもしれない。

  2007年03月05日

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• 妹の入学式

  妹の入学式。雨ざあざあだった。なぜか妹は行事の時に天気に恵まれない。雨女かしら？4クラスあって1年1組。まあ、1という数字は気持ちのいいものだ、と思っていたら、担任の先生は５０代ぐらいに見える、超ベテラン(見ただけでそう思える)の先生だった。「１年１組～！」と一言、言うだけで、教室の中が静まり返る。言葉に迫力がある。さすが、ベテランっていう感じで、１時間の間で子供たちも、そして来ている親たちも主管してしまった。妹、いい先生に出会った、と母、満足。「～くん」と呼ばれて「なんだあ」と答えた生徒がいて、教室は爆笑。「名前を呼ばれなかった人～！」と先生が言うと、１０人ぐらいが手を上げた。先生が笑いながら「もう一度、自分の名前を先生に呼ばれなかった人～！」それでも１０人ぐらいが手を上げる。そこでまた爆笑。かわいい一年生である。でもお兄ちゃんの時は母も緊張で、あんまり記憶がないことを思うと、今日は余裕だったのだろう。ちなみにお兄ちゃんは４年４組。そして先生は？と聞くと、「うん、お腹に赤ちゃんがいるけど、だいじょうぶだって。」だんなと私、「妊婦の先生かァ」だんなの言葉には、先生運がよくないよなあ、という思いが。そして私も一瞬、そう感じた。でも勉強面では不利な面もあるかもしれないが、妊婦で大変な先生を見ながら、本人も、そしてクラスのみんなも、いろいろ感じることが多いだろうな、いい経験かもしれないとも思った。夏休みを境に先生が交代する予定。寝る前に、玄関のところに新しい妹のかばんが始めて並ぶ。お兄ちゃん、忘れっぽいので、寝る前にいつも玄関にかばんと上靴入れを置いている。そして今日は、妹にそれを教えたようで、妹のかばんもそこにおいてあったのである。変なこと教えるなよなあ～！と言いたくなったが、お兄ちゃんらしく妹に教えたことを思うとそっとしておくことにした。それにしても、かばんが二つ並んでいるのを見ると、妹が本当に入学したんだなあと実感。子供の成長は早いものである！

  2007年03月02日

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• 緊張の糸が切れました

  「もう今頃、飛行機の中だよね」もう何時間かすると到着されるおじいさんのことを子供たちと今日は一日待っていた。そしてだんなは倉庫の片づけを、私はいろんなところの大掃除をし、夕方にはだんなとおかずを買出し、料理の準備(だんなが)。さあ、お迎え準備終了。明日の朝５時に着く飛行機である。夜８時。一本の電話が。お兄ちゃん「おじいちゃんからだよ」だんなと私「えっ、飛行機の中からどうやって電話してるんだろう」だんなが取ってみると、お父さん「１週間、延期したんだけど、知らなかったのか」私たち夫婦は緊張の糸がその瞬間にぷちっと切れてしまった。連絡してくれよな～！これはいつものパターンで、誰かがしただろうと、みんな、錯覚をして結局誰もしていないというパターン。でも前の日にわかってよかったよなあ。明日３月１日は韓国は祭日。おもいっきりぐうたらしそうだ。

  2007年02月28日

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• 妹の注射、そしててつの母の変身の日

  韓国は小学校に入る前に、はしかとおたふくかぜともうひとつなんだったかなあ？の３種混合の予防接種の２次を保険所で受けて、受けたと言う確認書を持っていかないといけない。３月２日が入学式なのに、２７日の今日、行ってきたてつの母、やっぱ２人目となると、つい、緊張がなくなってくる。お兄ちゃんの時は何でも初めてだったので、プリントとか何回も読んだり、やらないといけないことは早めにやったりしてたんだけどなあ。母子手帳を見せると小児麻痺の３種混合の２次も一緒にやってください、と先生に言われる。結局、妹は３本の注射を打つことに。一本でも嫌がっていた妹の前には注射器が３本。３本だから、薬を入れるのもちょっと時間がかかったりして、観念していた妹もだんだんまた抵抗し始める。２年生ぐらいの体格の子が「注射しないよ～！」なんて言って手を出そうとしないのだから、みんなの注目！この臆病さ、なんとかならないかしら！？打った後はけろっとして「蚊にさされたみたいだったよ」だって。さあ、３月１日はいよいよお父さんの帰ってこられる日。そしててつの母は、明日、だらだらの母から、マメな(と言っても性格上、マメではないが）嫁に変身しなければならない！さあ、いざ、変身！

  2007年02月27日

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• てつの母の誕生日

  去年の誕生日はだんなが朝早くからご馳走を用意してくれて、感動だった。が、今年は忘れた！誕生日の数日前に友達が交通事故で警察に留置された。その友達は以前、だんなが事故を起こした時、助けてくれた友達だったので、そのことで頭がいっぱいになったのだろう。誕生日の日も友達の弁護士と警察に行き、昼に電話すると昼ごはんを食べて帰るということ。こりゃ、完全に忘れとる！！このままでは誕生日のご馳走にもありつけない、とてつの母は、誕生日であることを伝えることにした。まずは妹に「今日は何日だったっけ。カレンダー見てよ」妹「２５日」鈍いやつだ！「２５日の所になんか書いてるよねえ。何の日だったっけ。」妹「お母さんの誕生日だ。」と言って、妹、すぐ母へのプレゼントを作り始める。今度はおにいちゃんに「今日は何日だっけ」おにいちゃん「あっ、お母さんの誕生日」と言いつつも、お友達が来ていたので、遊びに夢中。これはだんなへの伝達係は妹だな、と思い妹に「お父さんは知ってるかなあ。知らなかったら、教えてあげないといけないんじゃないかなあ。」妹「お母さんが電話したらいいよ。」う～ん、本当に鈍いやつ。母「誕生日の人が電話するのは寂しいじゃん。ユリちゃんが電話するのがいいんじゃない？」妹「わかった。プレゼント作り終わったら電話する。」でもプレゼント作りに夢中で、動かない。母「先に電話しとかないと、お父さん、おご馳走、作れないんじゃない」やっとのことで妹動く。その後３０分してだんなが帰ってくる。だんな「いやあ、すっかり忘れてたよ。ごめん。夕食は作るから。友達の奥さんが悪かったってケーキを買ってくれたよ。」ラッキー！ケーキゲット！だんな「それにしても妹が自分で電話をかけて教えてくれるなんて思えないよなあ、ゆりちゃん、誰に言われて電話かけたの？」妹「お母さん！」とことん、鈍いやつだ！そして夫婦で爆笑した。夕食はわかめスープとカルビとケーキをおいしくいただいた。ちなみに妹の作ったのは、紙に書いた迷路遊び、絵を描いて「はさみで切って遊んでください」と書いてある紙、手作りの便箋１枚だった。うん、妹の水準。そしておにいちゃんは数日前から準備しておいた手紙だったが、国語の苦手なおにいちゃん、おいおい、字がずいぶんまちがってるぞ！夜はみんなでトランプをしながら、本気になっててつの母とおにいちゃんと妹はけんかしながらやった。だんなが笑いながら、一人一人をなだめていた。まあ、こんな誕生日もいいかな。

  2007年02月26日

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• てつくんの保育園の新年度のオリエンテーション

  てつくんの保育園の新年度のオリエンテーションがあった。園長先生はいつものごとく、熱心で話がなが～かった。たいくつ～だったが、熱意が感じられ、心地よかった。そしててつくんはいよいよ年長組みに入る。てつくんの社会性、知能、言語能力、運動能力、どれを見ても、年長組みでは難しい。でももう２年も就学を延ばしたため、後がない。また、ずっと保育園にいたとして、そういう部分は変わるものでもないので、今年は年長、そして来年はいよいよ就学である。年長組みでてつ君と他２人の障害児を見てくれる補助教師の先生と話をする。年長組みはお昼寝がないので、週３回は終日保育をお願いすることにしたのだが、３月から４月ぐらいまでは、他の障害児の適応期間にもあたるため、今までのように半日保育で、とお願いされた。まあ、私もそうしてもらおうと思っていたのでその由を伝えた。そしてその期間が終わったら、てつ君の様子を見て週３回でも５回でも考えていると言ってくださった。年長組みは２００８年から始まる小学１年生からの英語授業に備えて、英語の授業を週３回、体育の時間を週１回持ってくれるという。先生が、それに出られた方がいいと思うので、治療の時間もできたらもう少し遅くしたほうがいいかも、と言ってくださった。まだ始まってもいないのに、いろいろ考えてくださっていることを感じ、嬉しかった。てつくん、年長さんで成長できるといいな。最近のてつくんのお友達。数日前にだんなの友達の家でもらってきたものです。てつくんの後ろはソファーなのですが、ビニールを噛み千切っていくので、いらない布団のカバーをつなぎ合わせて、ソファーを完全に覆ってしまいました！

  2007年02月24日

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• 妹の卒園式

  昨日は妹の卒園式だった。とてもいい担任の先生で、卒園式の間中、涙ぐんでおられた。が、子供たちは花束をもらったたり、卒園プレゼントをもらったりするのが嬉しくて、ただ、嬉しいって感じだった。これから入学式まで1週間は家で春休みである。そしててつ君も今日、終了式だった。てつ君を見てくれた補助の先生もとってもよくしてくださって、てつ君との別れを名残り惜しんでくださった。同じ園にはいらっしゃるのだが、新年度はてつ君は違う先生の受け持ちになる。そしててつくんも長い10日間の春休みが始まる。これから10日間は、大変そう！写真は妹と担任の先生です！わたしではありませ～ん！

  2007年02月23日

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• 日本人の集まりの世話役

  ここ利川は陶磁器の街ということもあり、日本人のお嫁さんがたくさん住んでいるのだが、その中でも年の近い11人で会を作って定期的に集まっている。その会のお世話役を一年ごとに変わるのだが、今年は私に回ってきた。というかてつ君が小学校に上がる前の今年が一番都合がつきやすいだろう、と思ってさせてもらうことにした。集まりは2ヶ月に一度、誰かの家に集まって、おかずを持ち寄って昼食を食べながらおしゃべりする、というものである。世話役のすることは誰の家でするか、日にちをいつにするかを決めること、そしてささやかな子供たちへの入学祝いの準備、誰かの家でお葬式とかあったら、代表で参席してお香典をしてくる、家族の入院などの時のお見舞い、などなどである。そして新年会を2月のはじめにうちでした。お母さんがお客さんが来た時いつもされていた、チヂミを準備し、一緒に焼いて食べた。キムジャンのキムチがおいしくなっていて、キムチのチヂミは大好評だった。そしてジャガイモを摩り下ろして、野菜を入れて、ジャガイモのチヂミ、何かお汁がほしいだろうから、簡単なおでんのお汁、後、いつものトトリムクをつくり、みんなに食べてもらった。初めての世話役なので、いろいろ神経を使って大変だったが、みんなに喜んでもらえると嬉しいもので、一年、がんばろって思った。

  2007年02月22日

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• だんなの友達のご招待を受けました

  最近、一緒にサッカーをしているだんなの友達が、うちによく来るようになった。友達のお母さんが癌の手術をされて、看病にその奥さんが行く日があるのだが、その日は友達が子供(6歳と3歳)を見ないといけなくて、そういう時はうちに来る。うちは広くて、うちの子供たちと良く遊ぶ。(というかおにいちゃんは遊んであげるって感じかな)そして、子供のことを心配せずにだんなと一杯できるからだ。旧正月の前に退院されて、もう病院に行くことがなくなったが、その奥さんがありがたかったと、私たち家族を招待してくれた。クジョンのご馳走の延長ではあったが、とても料理がお上手で、久しぶりに人が作ってくれた夕食をゆっくり食べてきた。てつくんを連れてはなかなか他の家を訪問するのがためらわれるのだが、今日はその家にあった動物の人形がとっても気に入り、ひとりで静かに遊んでいて助かった。ちょうどそのアパートの同じラインに障害児父母の会の会長も住んでいて、会長も合流。会長が活動しながらの心のうちをいろいろ話してくださり、いろいろ感じるところがあった。この友達は子供が障害児ではないのだが、私たちを通して、またこの会長を通して、少し障害児に対して理解がある。完全には理解してはもらえないが、配慮してくれるだけでも嬉しく、また居心地がよく、寂しいクジョンの最後に、いい時間を持てて帰ってきた。そしてこの家は2月末に内部修理をするということで、てつ君の好きそうなおもちゃをあげるとのこと。ラッキー！昨日もてつくん、大好きな動物のミニチュアの人形をもらってきて大喜びだった。

  2007年02月20日

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• セヘ　ポク　マニ　パドゥセヨ

  １８日の日曜日は韓国で旧正月だった。先祖にご馳走をささげ、祭祀の儀式をした後、目上の人に新年のあいさつをする。今年はおじいちゃんもおばあちゃんもいないので、子供たちが私たちに新年のあいさつをしてお年玉をもらっておしまい。子供たちにとってはちょっと寂しかったかな。韓国はこの日、日本でお雑煮にあたるトックッを食べてひとつ年を取る。先祖のために、祭祀のご馳走は作らなければならないものだが、本当に食べて行ってくれないのがむなしい。特に今年は私たち５人でそれを平らげなければならないのだから、ちょっと寂しかった。だんなはここぞとばかりに、村の同窓会、青年団の新年会、サッカーの新年会、などなど、３日間ほとんど家にいなかった。子供たちは退屈しまくり、私もご馳走を一人で作って片付けて疲れてるのに、子供を３日間もほったらかしのだんなにぷっちん！！！なんで次男の嫁で、お父さんもお母さんもアメリカの兄弟のところにいるのに、私が一人で祭祀をしないといけないんだ！！！！(まあ、それでもいいと私が引き受けたのだが、だんなの態度が気に入らなくて、こういう思いがわいてくる！)本当に寂しい旧正月で、絶対３年後にはアメリカに行くんだ！と堅く心に誓うてつの母であった。写真は祭祀の後に取ったものです！今回、旧正月だからと服を自分たちで好きなのを選んで買ったのだが、選んだのがこれだったのよね。お兄ちゃんは軍隊模様、妹はレースフリフリ。私だと絶対買わん！というのを選んで大満足。正月なのに、ハンボクも着ないで、これを来て新年のあいさつでした！(てつ君の服はおにいちゃんに合わせて私が選びました)

  2007年02月19日

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• 一家でぎょうざ作り

  日曜日が旧正月である。ほとんどお客さんは来ないが、先祖は７人も来る。一人で準備をしないといけないので、今日から少しずつ準備にとりかかる。一番大変なのは、日本のお正月のお雑煮にあたる料理であるトックッに入る餃子作り。皮を作って、中身を作って、一つずつ作っていくのは結構時間がかかる。今日、餃子を作ってしまおう、と思っていたが、午前中はしっかり寝てしまって何もできず。午後から急ピッチ出始めたが、６時の時点で皮の元と中身ができただけ。明日にしても良かったのだが、これだけ作って今日食べられないのも残念。ということで旧正月当日に先祖に祭るのは明日作ることにして、とにかく今日の夕食に食べるように少し作ることに。そこでてつの母は叫ぶ「みんなで餃子作って食べるよ～！」子供たちは大喜びで来る。だんなも暇してたので呼んで家族全員で餃子作り。だんなが練った小麦粉をのばして皮の形を作ってくれ、子供たちと私は中身を入れて餃子を作る。てつくんは皮を作る横で、できた皮で遊ぼうと狙ったり、作った餃子を生で食べようとしたり、小麦粉の練ったのをにぎにぎしたりしていた。蒸し器にいっぱいになったので、一度蒸しに台所に行って、夕食の準備をして部屋に戻ると、餃子の皮が倍の大きさに。だから男の人はだめなんだよなあ。大きくして早く作ってしまおうと言う魂胆が見え見え。１時間奮闘して食べたのはたった１５分。でも久しぶりでおいしかった。妹とお兄ちゃんの餃子は中身が出ないように、中身をちょっとだけ入れて作ったようでだんないわく「餃子と言うより小麦粉のかたまりだよな。」結局自分で作ったのより、てつの母の餃子にみんな、手が行っていた。残ったかわいそうな妹の餃子は私の口の中に。でも楽しいひと時だった。さあ、明日からがんばらなきゃ！

  2007年02月16日

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• ちょっと理解できない妹

  バレンタインデーだ。韓国も日本の右に習えでチョコレートの販売競争のような日である。昨日妹が幼稚園から帰ってくるなり「お母さん、100円ちょうだい」母「なんで」妹「バレンタインだから、お父さんと先生のチョコレートを買うの。」母「だったらお兄ちゃんとてつお兄ちゃんとお父さん、先生、そしてゆりの分まで５つ買っておいで。」と２５０円を渡した。私の考えはバレンタイン＝５０円の板チョコｘ５人＝２５０円だった。しかし、妹の買ってきたのは３０円のマーブルチョコのような粒のチョコが入ったもの５つだった。母「残りはどうしたの？」妹「うん、お金が余ったからこれ買ったの。」と、５０円のピストル型のお菓子(ひきがねをひくと、小さな粒の飴がでてくるもの)、２０円のガチャガチャで指輪、３０円のスーパーボールだった。う～ん、こうくるとは思わなかった。確かにわたしは当然５０円のチョコ５つを買ってくると思ったので、どんな、いくらのチョコを買ってくるように、指定しなかった。だからちゃんとチョコを５つ買ってきた妹に何もいえなかった。そしてその上、少し後にそのチョコのつつみ紙がゴミ箱に。母「バレンタインは明日なのに何でもう食べたの！」妹「違うよ。食べてないよ。包んだんだよ。」妹は全部包みを開けて、お父さんにはたくさん、おにいちゃんたちにはちょっと、とか考えながら、もちろん、その間つまみ食いもしながら、ひとりひとり紙につつんだようだ。そして当日、朝食の用意をして「ご飯ですよ」と部屋に入るともうすでにチョコレートは子供たち３人のおなかの中に入ってしまっていた。母はチョコが食べたくて、結局昼に自分の分と家族の分をチョコを買ってきた！それにしても、妹の発想にはついていけん！

  2007年02月14日

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• お兄ちゃんと妹の違い

  だんなが週末、お酒の席が続いた。私が日本語を始めて、子供たちはいつもだんなが寝かしつけてくれているので、子供が「お父さんはいつ帰ってくるの」電話をさせていたが、とらないので、ふと思いついた。そうだ、携帯メールを送せてみよっと。お兄ちゃんも妹も大喜び。最初はどこを押すんだ、なんていってたけど、さすがは子供。すぐに慣れてメールを書いて送る。送ったメールは保管されているので、後でちょっと拝見。お兄ちゃんーお父さん、早く帰ってきてね。大好きだよ。　　　　　ーお父さん、待ってるね、早く帰ってきてね。妹ーお父さん、いつ帰ってくるの、夜が明けちゃうよ。　－お父さん、いつ帰ってくるの、このメール見たら返事ちょうだい。　　－お父さん、怖いから早く帰ってきてね。やっぱり男の子と女の子のちがいかな？性格の違いかな？同じメールを打ってもちがうな、とだんなと笑ってしまった。

  2007年02月13日

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• トイレの副作用

  てつくんは足が不自由だったので、トイレのスリッパが履けないし、すべったら大変、ということで、廊下の隅に子供用のおまるを置き、そこでおしっこをさせていた。まだスリッパは履けないが、足はしっかりしてきたので、廊下のおまるをそろそろのけようと決意。トイレにそのままいけるように、マットを買ってきてしく。母、大満足。そしててつくんも大満足！であったのだが、副作用が。トイレに行くと、水道が目に付く。そしてそれが水遊びに！トイレに行ったら２回に１度は水遊びをしてくる。まだ冬だと言うのに～！さあ、この副作用、いつまで続くだろうか。

  2007年02月10日

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• てつの母の夢

  アメリカに行っているお母さんが、この機会に永住権を申請することになった。だんなのお兄さんが市民権を持っているので、両親は１年以内に永住権が出るらしい。でも永住権を申請すれば、永住権が出るまではアメリカを出国できない。よってお母さんは１年は帰ってこない、ということになる。無事だんなの弟さんのお嫁さんも先日出産。これでお父さんも満足。２月の末には帰ってこられる。私としては、お母さんが帰ってこられないと、まあ、まだまだ羽を伸ばせるなあ、なんて思ってたりして。お母さんが永住権を申請する理由を聞いて、とても嬉しかった。兄弟の中で４人はアメリカに行ってしまい、私たちだけがお父さんお母さんと住んでいる状態。お母さんはそれが胸が痛いようだ。お母さんに永住権が出ると、子供であるだんなとその家族は永住権の申請の権利ができるそうだ。だから申請するというのである。まあ、お母さん自身、韓国で農家して苦労するより、娘２人、息子２人がいて、孫がわんさといるアメリカがいいのは、当然のことだろう。だから申請したいのもあるだろう。でも私たちのことを思って永住権を申請すると言ってくださったこと自体がとても嬉しかった。そして私もだんだんアメリカ行きの夢が膨らんできつつある。だんなも韓国でたいしたことをしているわけでもないし、お父さんお母さんの兄弟との関係より、やはりだんなの兄弟との関係の中で過ごしたい。そして何より、てつくんにとっては、おじさんおばさん、そしていとこがたくさんいる環境がいいと思う。アメリカの方が、韓国より福祉もきっと進んでいることだろう。もちろんてつくんのお兄ちゃん、妹もお盆やお正月のたびにいとこがいなくて寂しい思いをしてきた。そうだ、夢を現実にしていこう！と今、てつの母の夢が大きく膨らんでいる。まあ、早くても３年はかかってしまうだろうが、お兄ちゃんが小学校を卒業する３年後に行けたらなあ、と思いつつ、苦手な英会話の本を倉庫から取り出して、勉強し始めるてつの母であった。ちなみにうちの家で英語の発音の一番いいのはてつくんである。私が英会話のテープを車の中で聴いているのだが、てつくんがすでにそれを覚えにかかっている。「ウッドゥ　ユウ　ライク　サム　コピー？」なんて流暢な英語で言っている。(意味はわかっていないが)刺激されるなあ。

  2007年02月08日

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• 大おばあちゃんの最後の誕生日

  普通、亡くなった人はその命日にチェーサという簡単な法事のようなことをして祭るのだが、亡くなって初めての誕生日は、最後のお誕生日をしてあげるのが、韓国のしきたりらしい。お父さんとお母さんがいらっしゃらないため、お父さんのお姉さんや妹たちも遠慮して何も言わなかったので、私たちだけでささやかに、大おばあちゃんが好きだったものを作って、朝一番に捧げた。その食卓を見ながら、もうちょっとがんばってあげたらよかったなあ、なんて後悔しつつ。あれも好きだったのに、これも好きだったのに、と後から思い浮かんできた。おおおばあちゃん、とてもお母さんに対していけずで結構人の心を傷つけてきた人だったけど、だからそれが許せなくて、きつくあたったこともあったけど、やっぱりなくなってしまうと、そういうことは後悔になっちゃうんだなあ、としみじみ。おおおばあちゃん、あの世で大おじいちゃんと一緒に最後のご馳走を食べて、また仲良く過ごしてくださいね。

  2007年01月30日

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• 障害児父母の会で雪ぞりをしに行きました。

  地域の中に雪ぞりのできるところができた。障害児の父母の会のイベントとして、みんなで底に行って来た。会長さんの頑張りで、いろんなところからの支援をもらい、入場料はただ。昼食代も半額だった。人工雪で長い傾斜が作られていて、歩いてのぼり、雪ぞりにのってすべるもの。私もこの前に続いて二回目だったので、余裕だった。てつ君も大好きなので、歩いて上るのも嫌がらず何回も登ってはすべった。ただ、てつ君はまだ一人では乗れないので、私とだんなが交代で一緒に乗った。妹は体も大きいし、十分一人で乗れるはず、なのだが、運動神経が鈍い妹、足が地面について雪が顔にかかったり、まっすぐ滑れなくて途中でとまってしまったりと、うまく滑れない。結局２回ぐらいで嫌がるのを、私とだんなで交替に一緒にすべる羽目に。おかげで私もだんなも筋肉痛。昼食の後は簡単な会議をして、もう少しすべりたいひとはすべるということで、解散。一緒に何かをすると、情が近くなるもの。人間関係のうまくない私だが、ちょっと皆さんとお近づきになれ、とてもよかった。写真は会長が取ってくれたものだけど、拡大して撮ったのか、ちょっと画面が暗いですよね。でもそれを修正する技術はないので、そのまま載せます。

  2007年01月29日

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• お兄ちゃんのお誕生日

  金曜日はお兄ちゃんのお誕生日だった。友達のお誕生パーテイに呼ばれたりしたこともあって、今回はどうしようか、と言っていたが、パーテイとまで言わないで、４，５人だけ呼んで、簡単に食べならが遊ぶと言うことに決定。したがって、恒例の誕生日の朝のご馳走は今回はなし。ケーキを朝からご飯代わりに食べた。(もちろんだんなはご飯でしたが)そして他の家で誕生パーテイの時に出されたもの、ピザや海苔巻き、餃子やお菓子などなどを用意した。冬休みなのだが、４人の友達が来てくれ、自由に食べながら、カードゲームをしたり、ｐｃをしたりして楽しく遊んで帰った。本人、いたって大満足。後々いい誕生日だったと言っていた。しかし私は少し後悔。うちの子達は普段、ピザとかお菓子とかをあまりあたえていないので、(おやつは、さつまいもとか、おもちとか、食べてるからなあ)大喜びだったが、ほかの子供たちは食べなれているのか、そんなに食べなかった。やはり、誕生日は手作りのあったかさのあるものが、いいなあ、と、夜、残ったものを子供たちと食べながら思った。まあ、今回はいい経験になった！来年はちょっと趣向を凝らしてみよう。

  2007年01月28日

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• 犬好きのてつくん

  保育園のバスに乗るために毎朝１０分歩くのだか(大人の足だと５分だが)、その通り道に外につながれた犬とつながれていないけど、大きくておとなしい犬がいる。てつくんは動物が大好き。近くまで寄っていく。でもてつくんは怖がりでもある。手が届く範囲ぐらいまで近づくと、それ以上は近づけない。恐る恐る手を出そうと、腕は伸ばすのだが、届く距離までいけない。つながれた犬は結構ほえるタイプの犬である。てつ君が来るのを遠くから感づいていてほえ始める。それでもてつくん、恐る恐る近くまで寄っていく。この犬はてつ君が本当に近くに来ると、ほえながら今にも飛びついてきそうにする。すると、てつくんは「きゃー！」なんてかわいい声を出しながら即座に逃げる。でもまた興味があるから、そろそろ近づいていく。すると本当に近くに行くとまた、犬がほえてくる。するとまた｢きゃー！｣ここで５分ぐらい時間を費やしてしまう。朝の貴重な時間が！大きな犬はごろりと横になっていることが多いのだが、てつくん、この犬にも恐る恐る近づいて、手を出そうとしてみる。この犬はじっとしているので、てつ君の手が犬まで届く。でも犬がチラッとてつ君を見たり、少しでも体が動くとまた｢きゃ～！｣と言って、逃げていく。朝のてつ君の楽しみの一つである。わんちゃんたち、いつもありがとね。

  2007年01月26日

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• てつ君の最近の遊び

  ３００枚ぐらいのカードが部屋に散らかし状態なことは、何日か前の日記に書いたと思う。あまりの多さに、誰もが見るのもめんどくさい、かたづけるのもめんどくさい、とおもうのだが、てつくんの最近の遊びはまさに、このカード覚えである。自分なりにたくさんのカードを引っ掻き回して、気に入るカードを取り出し、私のところに来る。公文のカードは日本語と英語が必ず書かれている。さらに韓国に住む以上は、韓国語は第一なので、日本語と英語を読んであげて、韓国語ではこうだよ、と教えてあげる。すると満足して、呪文のように唱えている。そのカードを覚えたら、そこら辺にぽいっと投げ捨てて、カードの山のところに行き、またあさっては持ってくる。繰り返してくると、だんだん、知っているカードが増えてくる。掃除をしてまた新しくカードを山積みにすると、ごそごそあさって、知っているカードがあると、うれしそうに、見せに来る。う～ん、これは健全な遊びではないのだが、悪い遊びでもないし、どこまであきないでやるか、まあ、見守ろう。新米日本語教師の一言：きょうかいにいきました。　　　　　　アクセントによって１、今日、買いに行きました。　　　　　　　　　　　　　　　　２、今日、会に行きました。　　　　　　　　　　　　　　　　３、教会に行きました。　　　と違ってくる。　　　　　　　　にわにはにわとりがいる。さて、これはアクセントによって二つの意味になりますが、わかりますか？ほんとに日本語って難しい！！！

  2007年01月23日

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• いつものように山に行ってきました。

  てつくんも山に行くのに慣れてきた。湧き水の出るところまで登って降りてきて約４０分。ちょうどいい距離だ。一度こういうもんだと頭にインプットされるとその後もずっとパターンで動ける！？てつくん、母と一緒に歌を歌いながら、登って降りてくる。すれ違う人を触ろうと、手を出すのはちょっとたまにきずだが。でも病院では、山登りだけでは、だめで、ちゃんとマッサージとか筋を伸ばす運動をさせてあげてくださいと。簡単に山に頼ろうとしたてつの母だったが、ちゃんと家でもしなくちゃね。お兄ちゃんと妹は先に降りていって公園で遊んでいる。韓国は学校で運動する時間が少ないので、週末は山に上り下りすることを習慣づけようと思っている。さて、一番の問題はだんな。昨日も朝からサッカーに行って、昼にだんなと合流して山に行ったのだが、お酒を飲んで、車の中で待機。おおいびきだった。このお方も運動が必要な人なんだけどな。新米日本語教師の一言：ぶち頑張る→こんな言葉、ありましたか？たしかに検索してみると使っている人はいましたが、最近の言葉かしら？馬に蹴られるぞ！→いい仲のふたりを邪魔しちゃってる時使うのかしら？馬に蹴られたくないよ！→のけ者にされたくないって意味かしら？いやはや、日本語は難しいものである。情熱だけの日本語教師、苦労してます！

  2007年01月22日

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• てつくんはまだ女湯で大丈夫？

  てつくんももうそろそろ、大衆浴場に連れて行くときはお父さんに任せる時がきたよなあ、と思っている。今日は家族全員で大衆浴場に行こう、ということになっていた。今日はお父さんに任せてみよう！昨日、夜更かしをしたてつの母は、朝食の後、ソファーにごろり。そのまま眠ってしまった。てつ君が何回も起こしにきたが、夢の中。ずいぶんたって、ふと気がつくと、だんなとおにいちゃんがいない。まさか。そこへお兄ちゃんの声が。「どこ行ってきたの。まさか、お風呂？」お兄ちゃん、「うん、お父さんと行って来たよ。」しまった。やられた。午後から妹とてつ君を連れてお風呂に。いつもながら、どっと疲れて帰ってきた。今度からはだんなに任せるぞ～！しかし、ちょっと対策を練らなくてはならない。てつくん、なあくんと同じように、水大好き。ぶくぶくと中にもぐったりする。でも、まだ、水の中でしっかり重心を保ち、こけないようにするほどの足の力、器用さはない。ひとりにすると、すぐバランスをくずして、こけて水の中でアップアップしてしまう。だんなが外で体を洗っている時はその横でおとなしくできるような、おもちゃが必要かな。

  2007年01月20日

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• てつくんと雪ぞりに乗りに行きました

  初めてのスケートで捻挫をして１ヶ月足をびっこ引いたことのあるてつの母は、冬のレジャーは苦手。いつも何とかすり抜けてきたのだが、保育園の先生から「今年は発達障害児が３人なので、ちょっとてつ君のお母さんに、一緒に来て、てつ君は見てほしいのですが。」と言われる。あー、行かざるおえない～。すると数日前、お鼻がじゅるじゅる。しめた！これで行かなくてもいいかも、なんてなんと自分勝手な親なんだろう。しかし２日で不思議なぐらいぴたっと止まってしまった。行くしかない、と心を決め、いざ出陣。そこは民族村に新しくできた、子供用の雪ぞり用の場所。人工の雪で少し雪ぞりが楽しめるようになっている。ほとんどちょっと大き目の滑り台感覚。てつくんは一人で乗れないから、子供用のそりに二人で乗ってしゅーん。なんだ。たいしたことないじゃないか。そして２回、３回。なんだ。おもしろいじゃないの。だんだん足でコースを調節までし始める。てつ君と一緒に楽しんできた。出不精で、めんどくさがり、何か新しいことをするのが億劫なてつの母は、てつくんのおかげで、たくさん、新しい経験をしたり、いろんな人と交流できたり、恵みをたくさん受けてるなあ、と思う。

  2007年01月19日

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• てつ君の最近の趣味？遊び？

  お兄ちゃんが１歳になった時、私たち家族は日本に行くことになり、そこで３年過ごしてきた。まあ、その３年の間にてつくんと妹ができてしまったから、みんなに子供をつくりに行ったのか、なんて冗談言われたりしたが。公文の日本語の絵カードを日本から帰ってくるときにたくさん買って帰った。ひらがなカード、カタカナカード、単語カード、文章カード、漢字カード、英語カード。日本語しかできない状態で帰ってきたお兄ちゃんに、日本語を忘れさせないために、帰ってきた当時はがんばっていた。しかしおにいちゃん、全く語学に才能なし！６ヶ月で、すっかり韓国語になり、日本語はすべて忘れてしまった。それからは、いつかはじめよう、と思いつつたんすの肥やしになっていたカードだった。てつくん、お兄ちゃんに教えていた時からこのカードが好きで、ついにたんすの肥やしになっていたカードを発見。この６種類のカードを一気にばらまいてくれた。ちょうどてつくんの冬休みだったので、もうカードだらけをほっとくことにした。大好きなカードが巻き散らかった上で、嬉しそうにこのカード、あのカードを見ている。そして、むかーしやった記憶がまだ残っているみたいで、私のところにカードを持って聞きに来る。そこにのっている日本語、英語、そして私が韓国語の意味を教えてあげると満足してまた次のカードを探しに行く。本当は、カードはそれに執着するから、やらせないようにしようと言う思いもあって、てつ君から隠していたのだが、あまりにも良く遊んでくれるから、放棄！ぐうたらな母親である。掃除をする時は、すべてがまざったまま、おおきなかごにほうりこんでしまう。すると掃除が終わるとてつくんがまた、楽しそうにばらまいている。まあ、お父さん、お母さんがいないから、この状態でも居られるわけだが。てつ君のお父さん、感心して、「この記憶力、何かに生かせないかなあ」う～ん、社会性の弱いてつくん。社会性を記憶させてあげて、育ててあげないといけないんだけどなあ。

  2007年01月13日

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• お兄ちゃんを使うてつ君

  てつ君とみかんを食べて、皮を手に渡して「ゴミ箱に捨ててきて」一度覚えたことはきっちりするてつくん、すぐに皮を持ってゴミ箱に直行、　しようとしていたのだが、途中で横にそれる。そこにはお兄ちゃんが。てつくん、お兄ちゃんに皮を手渡しながら「ゴミ箱に捨ててきて」お兄ちゃんと私は爆笑。笑いながら、お兄ちゃんがゴミ箱に捨てた。う～ん！てつ君、やり手だなあ！今年のいくつかの目標のひとつ。楽天日記を一週間に３回は書くこと！もうすでに先週はさぼってしまったが、これからがんばるぞ！

  2007年01月11日

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• あけましておめでとうございます！(遅いってば)

  遅ればせながら、あけましておめでとうございます～！今年も是非是非、よろしくお願いします！最近、冬休みで昼間、だんなにｐｃを占領されている。学生を教えるのに、ｐｃで資料をコピーしながらやるからだ。それゆえに、どうしてもｐｃから遠ざかってしまっている。でもこれも言い訳！本当はあまりにもまったりしすぎて、生活に気合が入ってないから！人って、忙しい方が、むしろ、やりたいことができるようである！てつ君の近況！久しぶりに手術後の経過を見せに、行ってきた。先生が「とても上手に歩けるようになったね。」と喜んでくれた。そして、６月２２日に、左足の根元に入っている、ピンを抜く手術をすることになった。この手術は、穴を開けて、ピンを抜くだけの簡単なものだそうだ。まあ、でも全身麻酔だが。数日前、就学通知が来た。てつくんと、妹の二人分だ。複雑な思いをしながらも、てつ君をもう一年遅らせることを再度決意。診察の時に先生に診断書を書いてくれるようにお願いする。簡単に書いてくださって、準備オーケー。韓国でも数本の指に入る病院の診断書なので、きっともう一年就学延期は大丈夫だろう。さあ、今年は妹の入学。そしててつくんはいよいよ年長さんで、小学校に入る前のしつけ。お兄ちゃんは４年生。子供の成長は、早いものだ。置いてかれないように、母もがんばらなきゃ！！重ねがさね、今年もよろしくお願いします。ｐｃ：新米日本語教師の一言！　　　　　　カメラ持ってて！　　　　　　カメラ持ってって！　　　　　　カメラ持っといて！　　　　　　カメラ持ってく！　　　　なんとも、外国人にとって、日本語は難しいようです！

  2007年01月10日

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• クリスマス

  てつ君の保育園でクリスマス会をかねた簡単な演芸会があった。てつ君のクラスはみんなでいっせいに詩の暗唱を披露するものだった。てつ君のクラスはてつ君以外に発達障害児が２人いるのだが、一人はちゃんと列の中に立って、詩の暗唱をしていた。もう一人はてつくんと一緒に後ろの列に並んでその後ろに先生が座っていた。動き出しそうなてつ君ともう一人の子を、先生が行かないように待機していた。そして暗唱はてつ君もその子もまったく関心なし、てつ君は上の空で上を見たり後ろを見たり。もう一人の子は前のお客さんが嬉しいのか、前を見てきょろきょろ。でも詩の最後のサンタクロースと言うところでは、その子も大きな声でサンタクロースと言えて、みんなから拍手をもらっていた。てつくんは、結局最初から最後までこれはなんだろう、状態だった。てつ君の保育園で演芸会らしいものは初めてだったので、まあ、期待はしてなかったけど、まあ、その場に入れただけでもよしとしよう、って感じだった。年長さんにも発達障害児の子がいるのだが、一人の子は音楽に合わせてお友達と一緒に最初から最後まできちんと踊れて感動した。今日はてつ君の障害の軽くないことを改めて感じさせられる日だった。その日の夕方はてつ君の妹の保育園でクリスマス会　兼　演芸会があった。ここは毎年園芸会がかなり本格的。衣装代も５５００円もとられたが、５回も着替えをして、本当に上手に出し物をしていた。クラスが小さい組みと大きい組みしかないので、出し物はそれぞれ５つずつする。ので出番がたくさんで、見るほうとしても見外がある。詩の暗唱、ダンス、英語の演劇、ベルでの演奏、テコンドージャズダンスと、まあ、見せてくれた。今年が最後、小さい保育園であるがゆえ、ここまでたくさん舞台に上がれたのだが、本人にとってとてもいい経験になったと思い、嬉しかった。年末はやはり忙しい！韓国は旧暦だと言うのに、なんなんだといいたいぐらい。先週の水曜日は日本人の集まりで、昼に焼肉パーテイ、木曜日はてつ君のセンターで父母教育とお昼のおもてなし、金曜日は朝はてつ君の演芸会、夜は妹の演芸会、そして日曜日は近所の教会でクリスマス会。今日は外国人妻のための忘年会を市のどこかの団体がしてくれるとか。それにしても韓国は２５日はクリスマスで祭日である。日本語を教えている生徒が今、中国に出張に行ってそこで電話を受けているのだが、生徒いわく「中国はクリスマスが休みじゃないんです」とびっくりするように言ったので、私が「日本も休みじゃないんですよ」と一言。韓国は教会が本当に多くて、ここ数日は夜、アパートの周囲の木や教会の周り、街のあちこちがネオンでぴかぴかである。そうそう、金曜日にてつ君も妹もサンタさんに直接プレゼントをもらって大喜び。(母が前もって準備して保育園にもっていったものだが)　サンタさんはいないってわかっているおにいちゃんは母が手渡ししてあげてにっこにこ。そして日曜日に教会にもサンタさんが来てくれてしっかりお菓子のぷれぜんとをもらっていた。サンタさんに二回も出会ってプレゼントをもらえるなんて、幸せだよなあ。

  2006年12月25日

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• 歌と恐竜にはまってます！

  妹の誕生日におもちゃのピアノを買った。それがてつ君に大うけ！てつくん、いろんなところを触っては音楽が出てくると喜んでいる。そしてピアノでいろんな歌を弾くように要求してくる。「たんじょうび」とか「ぴやぴや　ひよこ」なんていいながら、それを弾いてくれと言う。弾いてやるとそれに合わせて嬉しそうに歌を歌う。それもとてもいい笑顔をして。ただ、他の人が「この歌を歌って」と言ってもそれは通じない。自分の歌いたい歌だけである。まあ、本当に気が向いた時はリクエストに答えてくれるが、ほとんどない。今は、クリスマス前なので、サンタさんの歌を歌ってくれるように、誘導している最中。そしてもうひとつは待っているのが恐竜。秋に過酷な山登り３時間に耐えてもらったプレゼントの恐竜カード。２枚を両手に持って私のところに来る。その恐竜の名前を読んであげると、呪文のようにぶつぶつ唱えて覚える。そして覚えたら、他の人のところにいって、そのカードを見せながら、名前を教えてあげるかのように、名前を言う。そしてその人が恐竜の名前を復唱してくれるとそれで満足して、次の恐竜カードを探しにいく。５０枚の恐竜カードをもうすぐ覚えてしまいそうだ。それにしても恐竜、見た目はほとんど変わらないのに、種類の多いこと、そしてまた、名前の難しいこと！

  2006年12月14日

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• 母も先生が変わる度に試練を受けます！

  ここはソウルから１時間といっても、そんなに都会ではない。なので、治療センターの先生もしょっちゅう変わる。みんなどうしてもいい条件のところに行ってしまうからである。そしてとても大好きだった作業治療の先生が結婚して去って行った後、新しく来た先生は、てつ君の苦手なタイプだった。てつくんは、ほめてもらいながら、その気になると、とても上手く先生の指示に従える。が、逆に否定されると受け入れられなくなり、先生の指示もまったく耳に入らなくなる。この前の先生はとても上手で、初日からてつ君を悟り、上手く治療を進めてくれた。が、今回の先生は、少しでもちがうことや、自分のやりたいようにやったりすると、厳しく叱って指示にしたがわせるタイプだった。先生が変わって、喜びの火曜日が、魔の火曜日に変わった。３回目からは、もうなく準備ができていて、はいったとたんに４０分ずっと、ぐずぐずしていたそうだ。私も相当ストレスを受けた。今までどんな先生でも、それもてつ君の成長に役立つだろうと、見守ってきたが、今回は、本当に、辞めようか、と考えた。そうしてセンターの人に相談までした。そのかいあってか、それとも先生とてつ君との間にやっといい関係ができたからなのか、わからないが、昨日はやっと泣かずに治療を受けられたようだった。出てきたてつ君が、泣いてなかっただけでもほっとした。先生が変わる度に、本人も試練であろうが、母も試練を受けるよなあ。

  2006年12月13日

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• 本当にお久しぶりです！！

  本当に、本当に、ご無沙汰してました！！実は電話日本語がまだ、要領を得なくて、準備や授業後のノート作成にかなり時間がかかっていました。それもようやく軌道に乗り、やっと念願の楽天の時間がとれました！ここからはいつものように書きますね。久しぶりながら、てつ君の誕生日が１２月４日にあった。誕生日の度に成長を感じさせられるものだが、今年は誕生日だというと、自分の誕生日(誕生日の意味はわかっているとは思えないが)とわかって、飛び跳ねていた。韓国式に朝からわかめスープとチキンナゲット、てつ君の好きなウインナーなどを用意し、食卓の真ん中にチョコレートケーキ！てつくんが「ケーキだ！」と言って手でたべようとしたので、「ローソクに火をつけてからだよ」と言って、お兄ちゃんとお父さんがローソクを立てて火をつける。が、ひとつずつ火をつけているとその横から早くもてつ君が吹き消していく。「だめだよ、ぜんぶつけてからだよ」と言って、お兄ちゃんがてつ君の口をさえぎってローソクを全部つけ、誕生日の歌を歌って、ローソクの火を吹き消した。今年は力いっぱい自分で吹き消すことができた。誕生日の数日前にも保育園で１２月のお友達のお誕生絵があった。当日の朝、「今日はてつ君の誕生会があるんだよ」と言い聞かせていたのだが、お迎えに行くと先生が「てつくん、自分の誕生日とわかってか、朝からルンルンでしたよ。」と言っていた。しっかり歩けるようになり、ちょっと活発になったてつ君、今年も元気で大きくなってね。

  2006年12月08日

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• 保育園での面談

  この時期になると、保育園は新しい園児の募集をはじめる。その前に、今通ってる子供たちが来年も通うのか、それを確認する意味もあって、この時期に面談がある。てつくんはもうすでに来年、年長さんでもう一年お世話になることになっているので、本当に先生との面談であった。今の補助の先生は、特殊教師の免許はないが、とても熱心で、いろいろ勉強しててつ君と後二人の発達障害児に接してくれているようだ。先生に言われたのは、学校に行くためにも、身の回りのことをできるようになるよう、指導しているとのこと。歯磨きの歯磨き粉の吐き出し方や、手の平だけでなく、手の甲も洗うこと、ずいぶん細かいことも、専門用語で言えばまさに、作業を細分化して、一つ一つできるように指導してくれていた。そして、その結果、てつ君はずいぶん、じぶんでできるようになっていた。(家と保育園の態度はかなり違うようであった）家でも、身の回りのことができるよう、自分でできることは忍耐を持って、待ってあげて、自身をつけさせてあげてください、と言われる。う～ん、脱帽！先生、ありがとうございます。こんなにきちんと指導してくださって。家でもその延長をきちんとやってあげなきゃね。(とかいいつつ、また生活に流されていくてつの母であった。)キムジャンが終わったら、ちょっとはがんばれるかな！？

  2006年11月10日

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