アジア選手権
今日で終わりましたね。日本は金メダル10個。前回より1個減、、、というより、100mで標準記録突破者が出なかったことが残念ですね。このところ、ジュニアの底上げは激しいように思いますが、大学3,4年生、社会人の頑張りが物足らない感じ。200mには、大挙して標準記録突破者がいるのに、残念ですね。さて、そのアジア大会で、安部選手が、男子400mハードルで優勝!世界陸上の切符をほぼ手中にしました!!!彼の成長には本当に驚かされます。彼が、中学生のときは、同じ学校にハードルで全国大会に出場する選手がいて、彼も中国大会には出場したとは思いますが、陰に隠れた存在でした。その彼が、高校生になってブレイク!インターハイでのハードルにリレーに、大活躍!男子総合優勝の立役者になったのには、驚かされましたが、大学でも順調な成長ですね。このまま突き抜けてほしいな。さてさて、S中OBで中央学院大の岡本君も日本大学駅伝予選会、札幌ハーフマラソンと地獄を見ていたようですが、5000mの記録会で彼らしい走りが復活の兆しを見せているようでこれまた、本当に嬉しいです!競技者として、一流を目指す上で、故障や不調は避けて通れません。長く短い競技人生の中で、一瞬でも輝ける時間があれば幸せなことではないかと、いろいろな競技者の姿を見るにつけ、感じます。上に書いた安部君の将来も確約されたものではありません。地獄のと思える時間の中で、どこまで我慢して上を見て走れるか。晴れ間が見えたときに、どれだけ自分の可能性を信じて走れるか。絶頂と思える瞬間に、どれだけ満足せずに走れるか。競技者である間は、常に自問自答してほしいな。きっと笑って走れる日が来るから!