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2007.01.27
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カテゴリ:OMEGA
多くの時計ファンが待っていたであろうオメガの自社開発ムーブメントがついに発表されました。3針+日付の自動巻きで、CAL.8500、8501の2タイプあるようで、違いは8501の方がテンプブリッジと自動巻きローターに18kを使っているみたいです。渦巻状の独特のコートドジュネーブ模様など、見た目の美しさにもかなり拘ったようです。
omega cal.8501
肝心の構造的なところですが、まずテンプブリッジが両持ちであることが分ります。片持ちに比べ安定性があるということで、最近発表される機械はこのような両持ちタイプが多いです。そして最近のオメガのお約束になりつつある「CO-AXIAL」脱進機と、緩急針を持たないフリースプラングシステムが採用されています。またツインバレル構造(香箱が2つ)により60時間というロングパワーリザーブを得ています。
更に5姿勢による調整と温度による調整が施されており、クロノメーター仕様の高精度ムーブメントであることが分ります。また39石という多石ぶりも精度への拘りの表れかと思われます。

オメガのクロノメーター仕様と言えば、かつてのコンステレーションに搭載され、名機と誉れ高いCal.551やCal.561がありましたが、これらを現代に蘇らせたかのような美しい機械だと思います。

先ずは「DeVille」シリーズに搭載されるもようで、価格は今のところ分りませんが、結構いいお値段になりそうな内容のムーブメントです。これを足がかりにオメガが高級路線へ一直線とならないことを切に願います・・・。
お願いしますよ!Swatchグループさん!


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Last updated  2007.01.27 20:19:39
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