テーマ:時計NEWS(281)
カテゴリ:OMEGA
今年の初めに発表され、このHPでも紹介したオメガの新型ムーブメント「Cal.OMEGA8500&8501」。これを搭載した第1弾「De Ville Hour Vision(デ・ビル アワー・ヴィジョン)」のデリバリーがついに開始されました。
ステンレスモデルにはCal.8500が、18KモデルにはCal.8501がそれぞれ搭載されており、シースルーのケースバックからその高性能で美しいオメガオリジナルムーブメントを堪能することができます。ムーブメントの詳細はこちらを参照願うとして、CHRONOS9月号でも紹介されている通り、オメガが満を持して投入した機械だけあって素晴らしい精度(当然クロノメーター)と美観を備えたムーブメントに仕上がっているもよう。 写真はCal.8501。8500はテンプブリッジと巻上げローターがゴールドではありません。 また、ムーブメントだけではなくケースにも新たな試みがされています。なんとケースバックだけではなく、サイドも全てシースルー(最近はトランスパレントと言うらしい)になっており、精緻なムーブメントを横からも堪能できるという、機械好きには堪らない演出がされています。これはサファイアガラスでできた「胴体」をベゼルと裏蓋で挟んだような構造で、竜頭の芯はこのサファイアガラスの胴体を貫通しています。これで100m防水という高気密を実現しているというのですから、ケースについても相当な投資がされているものと想像できます。普通この手のドレス系腕時計では日常生活防水(30m)で十分と考えるのが普通ですから。 今後はこのムーブメントをベースとして、GMT、年次カレンダー、ビッグデイトなどなど、多くのバリエーションが派生するものと思われ、今後がますます楽しみです。 気になる価格ですが、ステンレスモデルが60万円台後半、18Kモデルが150万円台~と、昨今の機械式時計の高騰ぶりの中にあっては比較的控えめな価格設定ではないかと思います(高いけど^^;)。何より記念すべき最初の新型ムーブメント搭載機として、間違いなくオメガ史に大きく名を残すでしょう。 OMEGA一覧へ EPOS、BALL、HAMILTONのページを大幅リニューアル! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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