大成功! メダカの尾腐れ病に対する塩水浴の効果
[PR]おさかなの塩先日、母が飼っていたメダカ(2ヶ月前にうちの水槽から分けたもの)の1匹が、尾腐れ病(おぐされ病)にかかったので、他のメダカから隔離してうちで預かることになりました。以前にも、同じ症状のメダカを塩水(濃度0.5%)で治療したことがあったので、今回も早速塩水浴に挑戦。1匹だけなので、容量1リットルの広口ビンにメダカ飼育水槽の水を入れ、30分ほど水合わせをしてから病気のメダカを入れました。塩は、普通の天然塩を使いました。食卓塩よりもミネラル豊富な自然塩を勧めているサイトもありますが、ミネラルの内容が明確でない限り、ミネラル分も不純物に過ぎないので、一概には言えないと思います。もし、塩以外の成分に効能を期待するのであれば、ペットショップで塩水浴用の塩を求めるのが良いと思います。塩水浴の塩分濃度前回3年前に行った塩水浴では、小型水槽(20リットル)を丸ごと塩水にしたのですが、その時は徐々に濃度を上げて数日かけて0.5%にしました。今回は、一気に0.5%になるように計量しました。水は1リットルなので、塩は5gです。水とメダカの入った広口ビンに、計量した5gの塩を2回に分けて投入しました。(投入の間隔は30分ほど。別に分ける必要もないのかも知れませんが、普段の水合わせ同様、適当にメダカの様子を見ながら行いました。)塩水浴の効果塩水浴開始から3日。筆の穂先のように尖ってしまっていた尾びれは、先が広がってきました。ヒレの縁も元気な時のように黄色を帯びたしっかりした色になってきました。まるで針のように細くなってしまっていた胸びれも、元の状態に戻っています。病気の発見が早かったせいか、期待以上に塩水浴の効果がありました。4日目の今日は、少し淡水を混ぜて塩分濃度を下げています。淡水の水槽に引越しさせるための準備です。明日か明後日には塩水の病院から退院できると思います。塩水浴は、塩さえあればすぐに始められるので、病気を発見したら早期の治療にはうってつけです。今回は、1匹だけを隔離して実施しましたが、水槽ごと塩水にする場合は、水草への影響を考えないといけません。また、魚以外の生体(エビなど)にも配慮が必要かも知れません。(ヤマトヌマエビや石巻貝などは淡水だけでは繁殖できないぐらいなので大丈夫かな。)そういえば、ミナミヌマエビに与えている乾燥ワカメも塩分を含んでいるので、極々微量ながら水槽内の塩分は徐々に蓄積されているはず。まあ水草に影響でるほどの濃度にはならないと思うけど。以上、塩水浴を実施した者の個人的な感想です。金魚・メダカの飼育に最適!GEX 塩で元気天然ミネラル!GEX 塩で元気価格:380円(税込、送料別)