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うたのおけいこ 短歌の領分

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2022年12月09日
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がっくりと荻原健司に失望す ただの無能なタレント市長

*この記事は、もっときちんと熟考して論陣を張ろうかと思ったのだが、しばし考えただけで(このクレーマー住民に対して)嫌悪感が湧き、うんざりしてしまったので、もう放置します。すみません。

久しぶりに公憤(私ごとでなく、公の事柄について抱く憤怒の情)を覚えるニュースである。
こんなことがあっていいのか。ありえないだろう。
マスメディア(新聞・テレビ)も一斉に批判的な論調で報じている。

現在、人類はウラジーミル・プーチンという一人の独裁者によって引き起こされたロシアのウクライナへの侵略戦争という蛮行、悲劇に直面しているわけだが、それと何が違うのか。
・・・と言ったら、あまりにも言い過ぎだろうか。

この、たった1人のクレーマーの理不尽な主張の言いなりになっている、まさに「木っ端役人」という言葉を絵に描いたような長野市の公園緑地課課長の事なかれ主義にも腹が立つ。
全国の自治体は、1人の「うるさい」という抗議があれば公園を続々廃止しなければならないのだろうか。

NEWSポストセブン(小学館)やNHKの報道によれば、このクレーマー住民は地元・長野の国立大学名誉教授の老人であると特定されており、NHKは直接の単独インタビューに成功している。
またぞろ「上級国民さまへの行政の忖度」かと、炎上の必要十分条件成立で批判が殺到しているようだ。
これを十把一絡げに誹謗中傷というのは当たらないのではないか。言論の自由に基づく正当な批判である。

理系の教授らしいから知らないのかもしれないが、文系(司法)には「受忍限度」という概念がある。公序良俗と常識の範囲で、多少のことは我慢しろという人類の知恵である。

こういう人が世の中を息苦しくし住みづらくし、声を潜めて腹の探り合いみたいな陰険な空気にしているのではないかと、私は思っている。
ごねたり怒鳴ったり、声がでかければ世の中通ると思ったら大間違いだ。

これはもう、「行政」ではなく「政治」ないし「司法」の出番であろう。
荻原健司市長は、決断し、実行すべきだ。権力の発動はこの場合やむを得ない。民主主義政体にあっても当然予定されている作用である。
公園の存続を決めた上で、当該人物に説得と最後通告をし、出るところに出るべきだ。裁判沙汰やむなし。
最高裁まで行け。勝てるから。

この1人の住民が、最近の言葉でいうHSP(ハイパー・センシティヴ・パーソン、直訳すれば、「超高感受性人格」)であることは、憶測ではあるが、心理学・精神医学を齧った者から見ればおおむね間違いないと言っていいだろう。
HSPとは、従来「神経質(性格)」と訳されてきた概念ときわめて近似か、少なくとも集合論的にはかなり重なり合う性格傾向であろうと思う。
病気ではないとされるが、きわめて感受性が強く、ナーバスでぴりぴり(いらいら)していて、いつも何かに怯えているような人物である。読者の周辺にも一人ぐらいはこういう人がいるのではないだろうか。
ほとんどの場合、おとなしくて控えめだが、場合によっては、このようにしばしば(本人も悩み)他人を悩ませることもあるといわれてきた。

また、この住民の長年月にわたる執拗な抗議の様態を見れば、粘着性、ひいてはそれが昂じた偏執性も感じられる。こうなると病的な色彩を帯びる。共感能力(妥協性)や情性も欠如している。エキセントリック(遠心的、奇矯)であり、エゴセントリック(自己中心的)である。

このクレーマー博士は、日本映画史上の最高傑作の一つと評される黒澤明監督『生きる』を見てないんだろうな。・・・ある意味で、無学だな。
児童公園を造るために命を懸け、そして雪の舞い散る中、完成したその公園のブランコを揺らしながら死んだ市役所市民課長の男(志村喬)の晩年を切々と、鮮烈な映像美で描く物語である。

命短し恋せよ乙女。

・・・あとは著名人の発言に委ねる。おおむね同意見である。



立川志らく “1軒の苦情で公園廃止”に
「子供の声をうるさいと思うようなさもしい気持ちを持つな」
【スポーツニッポン スポニチアネックス 9日配信】

 落語家の立川志らく(59)が9日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。長野市内の公園が「子供の声がうるさい」などの1軒の住民の苦情で来年3月に廃止が決まったことについて言及した。

 市公園緑地課によると、公園は04年に地元住民の要望で開設されたが、1人の住民から「子供の声がうるさい」と苦情が出た。市は遊具の位置を変更するなどしたが、住民の苦情は収まらず、昨年3月、公園に隣接する児童センターに、子供が静かに遊ぶ方法を考えるよう住民が求めた。児童センターはこれを受けて子供たちの公園利用を中止。草刈りなどの管理は、児童センターの職員や保護者が行っていたが、これもやめ、新たな管理の担い手は見つからなかった。地元区長会は今年1月に市に廃止を要望し、市はこの区長会からの廃止要望や、同遊園地は借地で借地料が発生していることなどの理由から廃止を決めたとしている。

 番組では、近隣住民への「悲しいなという思いでいっぱいです。決められた廃止をもう1回考え直していただいて、青木島の子供たちをすくすくと育てられるアイデアが出てくるといいと思う」、「子供たちが公園で自由にのびのび遊べるように荻原(市長には)最善の決断をしていただきたいと思う」というインタビューを放送。志らくは「たしかにそばにいたら“うるさい”ってのも分かるけれども、子供の声をうるさいと思うようなさもしい気持ちを持たない。それを平和の象徴だと思う、うるさいんだけど、それをうるさいって言わないのがちゃんと大人のはずなんですよ」と持論を展開し、「“志らくさんもそこに住んでごらんなさい”って言われりゃ、私は全然大丈夫だと思いますよ。また市もだらしないですね。じゃあ他もそういう苦情があったら、どんどん公園をつぶさなくちゃいけなくなる。そこはもっと毅然とした態度でね。子供たちの公園をつぶすっていうのは良くないことだな。市長がだらしないと思いますね」と自身の考えを話した。



EXIT兼近「1軒の苦情で公園廃止」に持論
「そういう1人の大人の声は何で我慢できるのか」
【スポーツニッポン スポニチアネックス 8日配信】

 お笑いコンビ「EXIT」りんたろー。(36)と兼近大樹(31)が8日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。長野市内の公園が「子供の声がうるさい」などの1軒の住民の苦情で来年3月に廃止が決まったことに対して持論を述べた。
 番組では長野県長野市にある「青木島遊園地」が、「子供の声がうるさい」といった苦情が発端で来年3月31日をもって廃止になるというニュースを取り上げ議論を展開。公園は児童センターや保育園が隣接。04年の開設当初から、それ以前から隣接する場所に住む1軒の住民から「児童センターに迎えに来る保護者の車のエンジン音や公園で野球をして遊ぶ子供たちの金属バットの音がうるさい」「子供の声がうるさい」「夜に花火をやっていてうるさい」「午前中は遊ばせるな」「午後からの利用は一度に5人まで」などの苦情が絶えず、張り紙やルールづくりなど対策を講じるなどしてきたが、その影響で公園の利用者が減少したことなどを総合的に判断し昨年3月、ついに児童センターが公園の利用中止を決定。こうした流れの中、長野市も廃止を決定した。このニュースはSNS上含め「1世帯の苦情に屈していいのか」「子供の遊び場と未来を奪っていいのか」「長期間我慢したようだ。騒音のつらさは理解できる」など多くの賛否の声が上がった。

 廃止を決めた長野市公園緑地課課長は「それ(音)をずっと毎日繰り返し聞いていたら、そちら(住民)のご意見も察するというか、分かりますので」と話し、さらに「利用されなくなった公園に税金を使うことはできない」との判断だったという。

 さまざまな声を受け兼近は「多様性と言われていますから、1人の少数の意見というのを、もちろんぶん投げてはいけないと思いますけど」と住民側の意見に理解は示した上で、「子供の声がうるさいというより、1人のこのような大人の声の方がうるさいと思うんですよ」と厳しめの主張を展開。「そういう(大人の)声は何で我慢できるのか。子供の声を我慢できないのに、なんで1人の大人の声は…子供には我慢させているわけじゃないですか。“じゃあ騒がないで”とか。でも大人は“騒いでるからうるさいよ”って言えるっていう、立場の強い人が立場の弱い人を抑えつけている感じが、どうしても僕からは見えちゃうんですよ」と子供の声は我慢できないのに、我慢できない大人の声や主張は周りが“うるさい”とは言わず我慢してしまう今の社会の風潮があると嘆いた。

 さらに「家の中にいても子供ってうるさいですよ。家の中で遊んでいてもうるさいから多分昔の人って子供は外で遊べって言っていたと思うんですよ。だから“子供は外で遊ぶ”が圧倒的大多数(の考え方)になってはいるとは思うんですけど。家の中でもうるさいから外で遊べ、外でもうるさいから家に戻る…でまた苦情が来るから外で遊ぶ…だったらもう防音施設をつくるしかないというか、家一つ一つに防音の子供が住むための家をつくってくれよっていう。もう今どうしようもないですよ、子供って。だから(子供が)必要のない存在にされちゃっている感じがして、僕はちょっと許せないです。必要なものとされているはずなのに、大人たちから必要のないものに無理やりさせられているというか。納得のいかないことが多いです」と社会における現代の子供たちの存在や居場所について危機感を強く訴えていた。



茂木健一郎氏、住民の苦情で公園廃止
「一ミリも共感できない」と思いつづる
【日刊スポーツ 9日配信】

 脳科学者の茂木健一郎氏(60)が9日、ツイッターを更新。子どもたちの遊ぶ声や音に対する1世帯の住民からの苦情がきっかけで長野市が管理する公園の廃止が決まったことについて、「一ミリも共感できない」と思いをつづった。

 茂木氏は「長野で公園が廃止になった件」に言及。「苦情を言っていた住民の方の主張をおだやかなトーンで報じている記事があるけれども、そもそもこの方の主張自体がエキセントリックでしかないので、強い違和感があって、一ミリも共感できない」と私見を述べた。

 続けて、「本質は、そんなところにはない。子どもたちの未来をみんなで守ろう」と呼びかけ、その後のツイートでは「子どもは、そこが公園でも、空き地でも、場所があったら遊ぶのが本来の姿で、そういう人間として当たり前のことを忘れている現代社会は根本的におかしい」と訴えた。ネット上では「賛成!同感です!」「クレーマーに負ける社会はダメだ。行政、メディア、そんな社会を作らないで」といった声があがる一方で、「抗議者には静かに暮らしたいという思いや市の対応に抗議する権利はあるはず。それが多様性では?」「皆が「子供が可哀想」という正義感で暴走し、苦情の住民をクレーマーという悪党に仕立てあげている。これは完全にいじめの構造だ」などといった意見もあり、賛否が分かれた。





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最終更新日  2024年02月22日 17時31分33秒
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