カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは。お久しぶりでございます。映画狂のモイラでございます。
このところずっと仕事などで忙しく、こちらのブログは放置状態でしたが、 今夜からまたコンスタントに(ほんとかな?)再開したいと思います。 今夜の映画は、'79年のにっかつ作品「もっとしなやかに もっとしたたかに」。 もっとしなやかにもっとしたたかに [DVD] 題名はポルノっぽいですが、ジャンルとしては青春映画と言えるでしょう。 カメラマンを目指していたけど夢破れ、妻に逃げられ、 幼いわが子を姉に預けて、しがない運送業のアルバイトをしている若い男が、 ロックバンドの追っかけ少女と、ひょんなことから出会い‥‥という ありがちといえばありがちな「ボーイ・ミーツ・ガール」の設定なのですが、 この頃まだ無名に近かった主役の奥田瑛二が、 「何をやっても青春空周り」の、まだ若いくせに子持ちのダメ男を、 思わず唸るほどの存在感を醸し出しながら演じています。 見た目イカれてるけど、実は献身的で心優しい追っかけ家出少女役の森下愛子も良かったです。 この頃、彼女は「全盛期」で、見た目ロリっぽい顔立ちとはアンバランスな成熟した肉体が、 当時の男性諸君を虜にしていたようですね。 奥田サンの友達役で、森下サンをひょんなことから犯してしまう風間杜夫も 「ああ、こういう奴、いかにもその辺にいそう‥‥」といった雰囲気でした。 この頃の風間氏、完全にロマンポルノ男優でしたね。 まさか数年後、「蒲田行進曲」で大ブレイクするとは、夢にも思いませんでした。 しかし、森下サンの父親役の蟹江敬三には、違和感抱きまくりでした。 蟹江敬三、当時まだ30代ですよ。いくらフケ顔メイクをしていたとはいえ、 「あんた、いくつで子ども作ったの?」と、スクリーン観ながらツッコミ入れたくなりましたね。 優しさはあっても、強さを持ち合わせず、 夢をかなえようとあがけばあがくほど、夢は遠ざかり、 幸せをつかもうと躍起になっても、幸せは逃げていくばかり‥‥ 悩める10代後半から20代前半を送ったモイラには、とても身につまされるものがありました。 と・こ・ろ・で‥‥ モイラはネット上で下のようなお店をやっています。 読んで字の如く、種子島の特産・安納芋のお店で、扱っているお芋はすべて減農薬で作りました。 一番の売れ筋は、こちらの安納べにです。 携帯でもモイラのお店に行けますよ。こちらのQRコードを読み取ってくださいね! GREAT 20 NIKKATSU 100TH ANNIVERSARY 20::八月の濡れた砂 HDリマスター版 [ 村野武範 ] 【中古】帰らざる日々 [DVD] 【バーゲンセール】【中古】DVD▼天使を誘惑▽レンタル落ち ダイアモンドは傷つかない [ 田中美佐子 ] にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 25, 2020 12:03:13 PM
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