カテゴリ:愛すべき(?)トンデモ映画
どうも、お久しぶりになってしまいました。映画狂のモイラでございます。
故意に更新を怠ったわけじゃありません。なんだかんだでバタバタしていて‥‥ さて、今夜のこの作品ですが‥‥非常に迷ったのですが、 やっぱりトンデモ映画のカテゴリーに入れますね。 北野武のキ●●イ度がパンパじゃないので。 モイラは北野武という人を、エンターテイナーとしてはまーったく評価していません。 彼のギャグなんて、ほとんど笑えないから。 映画監督としても、あまり評価していません。 ひとりよがりの、どうでもいいシーンがやたら多い、クズ映画がほとんどですから。 でも、この「ソナチネ」は、台詞は凡庸、 あいも変わらず見たくもない静止画もどきが多い中、 北野氏演じるキ●●イと紙一重の主人公の姿が、妙に脳裏に焼きついて離れないのです。 じりじりと照りつける沖縄の太陽、紺碧の空と、非情で痛々しいほどに青々とした海が、 暴力、殺戮、逃亡、自殺願望といった負のテーマを、かえってあおりたてています。 主人公が破滅願望にとりつかれたように、浜辺でロシアンルーレットを繰り返し、 敵に追いつめられ、舎弟を殺されても、眉ひとつ動かさず、 逆に惨殺されるのを待ち望んでいるかのような表情には、正直圧倒されました。 あの不気味で、どこか哀しげな笑顔は、たぶん一生忘れられないでしょう。 映画館を出たあと、「あー、すっごくイヤで良い映画観たなあ」と、痛感しました。 しかし北野氏の沖縄での愛人役の女性(おねーちゃんの一人とか?) もうちょっときれいな人でもよかったと思うな。まあ巨乳だったけど。 たけしって案外ブサイク好みなんですね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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