カテゴリ:愛すべき(?)トンデモ映画
日本映画の黄金期、当時の若者たちの人気をさらった日活アクション。
これ結構、アチラもののパクリが多いんですよね。 それにしても、「ここまでパクったら犯罪だろう!」と言いたくなるのが、 1967年、石原裕次郎&浅丘ルリ子の黄金コンビのこの作品です。 航海士の相良(裕次郎)は、外国航路から帰国するや、 恋人の秋子(ルリ子)に、「エンゲージリングを用意した。教会で待っている」と電話をかけた。 しかし約束の場所の教会に、秋子はいつまでも現れなかった。 相良は秋子を捜し求め、町をさまよった。 そして4年後、ナイトクラブの経営者となった相良の前に、 秋子が東南アジアの某国の高官の妻として、姿を見せるのだった‥‥ 筋書きから、登場人物設定まで、まるっきりハリウッドの名作 「カサブランカ」のパクリです。 ナイトクラブで女が裕次郎に、「昨夜どこにいたの?」って尋ねるシーンまで同じ。 ちょっとやりすぎだと思いましたね。 でも、単なるパロディ大会に終始した作品でもありません。 日活アクション特有の無国籍的なムードは、なかなかイケていたし、 ルリ子さんも”大人の女”をしっとりと演じていたし、 やっぱ、歌がいいですね。裕次郎の。 この頃の裕次郎&ルリ子は、完全に大人の恋のかけひきができる男女を 嫌味なく演じていますよね。 若き梶芽衣子が出演しているのにも注目。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 3, 2022 12:56:26 AM
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