カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
モイラはサイコ・ホラーと呼ばれるジャンルの映画が大好きですが、
中でもとりわけ、「これはすごい!!怖い!!」と目を見張ったのが、 1990年のこの名作! 【中古】ミザリー〈特別編〉 [DVD] 流行作家のポール・シェルダン(ジェイムズ・カーン)は、 新作の原稿を携えて、コロラドからニューヨークへと車を運転中、 雪道で事故を起こし、意識を失った。 彼が意識を回復したのは、コロラドの山奥の一軒家のベッドの上。 彼は足を骨折し、ベッドから身動きのとれない体になっていた。 家の主は中年女性アニー(キャシー・ベイツ)。 アニーは看護婦で、ポールの小説の熱烈なファンだと言い、献身的に彼の看護をした。 ところが、ポールが長年手がけていた人気シリーズ「ミザリー」が、 主人公ミザリーの死で終わったことを知ったアニーは怒り狂い、 「もう一度ミザリーを生き返らせなさい!!」と、鬼のような形相でポールに迫るのだった‥‥ 人気作家の男と、その狂信的なファンの女が、 雪深いコロラドの山奥の一軒家で繰り広げる憎悪、駆け引き、逃亡、阻止の密室ホラー。 地位も富も栄光も手にした男が、車椅子でしか動けない無惨な姿になって、 サイコパス女に監禁され、いたぶられ、拷問そのものの仕打ちをうけ、 孤独で誰からも好かれないサイコパス女に懇願し、時に許しを乞い、 そのみじめな姿を、女に見下ろされ、高笑いされる‥‥ 観ていて、身体が震えました。 人気作家ゆえの「有名税」と呼ぶには、あまりに高すぎます。 また、うまいんですよね、キャシー・ベイツ‥‥ 世にも恐ろしいサイコパス女・アニー役が。 怪演というよりは、「狂演」でしたね。 モイラ、「すごい女優だなあ‥‥!」と、スクリーンに釘付けでしたよ。 ジェイムズ・カーンが着ていた服や乗っていた車の色は覚えてないけど、 アニーが着ていたやぼったい服や、彼女のヘアスタイルは、覚えてます。 キャシー・ベイツはこの作品で、オスカーを受賞しましたね。 そのニュースを見て、「ああ、やっぱり」と頷きました。 だからというわけじゃないけど、 彼女が「タイタニック」や「地球が静止する日」などでスクリーンに姿を見せても、 「あッ、『ミザリー』のこわいオバサン!」とか、思っちゃいます。 それくらい強烈な演技でしたからね。 実を言うと今、「ミザリー」の原書を読んでいますが こちらもこわいですよ‥‥さすがはホラーの帝王スティーブン・キングです。 それと、コロラドという所が、島国の生まれ育ちの日本人には想像もつかないほど広い所だというのも、わかります。 【中古】DVD▼キャリー(3枚セット) 特別編、2、2013年版【字幕】▽レンタル落ち 全3巻 ホラー 【中古】ショーシャンクの空に [DVD] 【新品】【DVD】シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン/ジャック・ニコルソン/WTB-17369/(4988135804792) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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