カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
お久しぶりです。万年映画少女モイラでございます。
何といいますか‥‥ほんとに久しぶりのブログ更新となってしまいました。 その久しぶりの更新を記念して(?)、今夜はとっておきのカルト映画をご紹介!
ヤクザから足を洗った哲(渡哲也)は、ともに足を洗った元組長と東京都内でクラブの経営に乗り出すが、 不運にも、かつての敵の暴力団と火花を散らせるハメになり、新潟へと逃げる。 しかし、哲は仲間と思っていた元組長に裏切られ、‥‥ 堅気になって恋仲のクラブ歌手(松原智恵子)と結婚したいと願う男が、 その思いとは裏腹に、ヤクザの抗争に次から次へと巻き込まれる‥‥ こう書くとまるで悲劇ですが、そこは鈴木清順監督、 独特の演出と、これまた独特すぎる色使いで、物語を超面白く展開させております。 はっきり言いますね。この映画、色使いを観るだけでも価値がありますよ! 特に強烈なのは、佐世保のキャバレーでの大乱闘の場面。 清順カラー全開ってとこかな。 当時、配役は勿論のこと、 ストーリー展開もマンネリ化するところまでマンネリ化してしまった日活アクション路線に、 ガツンとでかいパンチを入れたような作品です。 この頃の渡さん、若くて、ハードで、かっこいいです♪ 主題歌もぐっと来ます。モイラは後年大ヒットする「くちなしの花」より、「東京流れ者」のほうが好きですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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