名作落語大全集

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  OK散歩27「常盤」：その４「奥久慈など」

  「さあ、目的地は全部終わったのじゃが、ついでなので道の駅奥久慈だいごへ」「道の駅にこってますね」「まだ今年５つ目」「参りましょう」「こちらが特産品」「何です」「分からない」「しょうがないねえ……あかぎって書いてありますよ」「じゃあそれ」「駄目だこりゃ」「さて、今回のコース、常磐道で行くと、色々案内もあるが、那珂インターからが一番便利」「そうですか」「周辺に造り酒屋も幾つかあるが、今回は木内酒造へ」「やっぱりお酒か」「こちらお酒」「造り酒屋ですか」「いや、竜神大橋の」「あれ……」「こちらが木内さんの……各道の駅でいただいたお酒は省略します」「酒ばっかじゃないですか」「まあ、その……そういうことで本日はこれぎり。　歩いたのは万歩計で７８００歩、５．８キロと出ている。　使ったお金、木戸銭はご招待で。お酒はこれからお客さんをガンガン連れて来るからって……３升合計で１０８０円」「また迷惑かけてますね」「後、お土産に蒟蒻が５１０円」「無茶苦茶な決算だな」「ということで、読み終わりと致します」

  2015.06.26

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  OK散歩27「常盤」：その３「袋田の滝」

  「さあ、バスツアーの下見をかねたＯＫ散歩」「竜神大橋から袋田の滝へ回るんですね」「どちらも気持ちいいから、夏には爽快」「そうかい」「今日は一般の人が行くのと逆コースを歩いてみる」「逆に行くと気が付かない物に気付くこともあるんですね」「と、この吊り橋までしか来ない人も」「え……ここまで何か発見は……」「いや……特には」「何だい」「この吊り橋からの滝」「これも悪くないですね」「有料区域にある四度の滝不動尊」「四段になっているから四度の滝ですね」「やはり中から見るのが迫力が違う。下の三段」「いいですねえ」「はい、全体図」「すごいねえ」「記念写真」「あれ……どうでもいいなあ」「中の通路はいつでもクリスマス」「どうでもいいなあ」「こちら四度瀧不動明王」「これはもう外ですねえ」「他、色々あるので御参詣を……」「はあ」「ということで、駐車場の辺りのお店」「どうでもいいなあ」「因みに、駐車場は沢山ありますが……タダで止めて大丈夫」「声をひそめるな」「と、まあ、こんなもんかな……」「で、バスツアー出来そうですか」「え……何」「最初に行ったでしょう。バスツアーを企画するって」「ああ、あれか……駄目駄目」「どうして」「竜神渓谷から袋田の滝までの道が工事中で、まだ当分大型車はつらい」「え……最初から分かってるんじゃないの」「まあ、そうじゃが……」「しょうがないねえ」「で、もう少し続きます」

  2015.06.25

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  OK散歩28「常盤」：その２「竜神大橋」

  「常盤の旅、竜神渓谷へ参りました」「こちらはお馴染みでしょう」「竜神大橋。現在日本で２番目に長い吊り橋。間もなく３位になる」「ここは人気ですねえ」「１位だった場所は狭い吊り橋で、渡る人がぞろぞろ並んで渡っていた」「こちらは広いからどんどん行けますね」「鯉幟も素晴らしい」「はい」「こちらが向こう側」「いいですねえ」「ゴールデンウィークはすごい人出だったというが、今日は貸し切り」「いいですねえ」「大橋を見ながら昼食にしましょう」「いいですねえ」「お前、いいですねえばっかりじゃな」「え……えふですねえ」「こちらは竜神蕎麦」「バスツアーでもいいですね」「しかし、蕎麦はのびちゃうからツアーの昼食は駄目かな」「はい」「こちらは３色蕎麦」「なるほど」「最後に記念撮影」「はい、この旅はまだまだ続きます」

  2015.06.24

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  OK散歩27「常盤」：その１「道の駅さとみ」

  「さあ、今回のＯＫ散歩は茨城の北を回ります」「参りましょう」「まずは道の駅さとみ。この手前に玉簾滝などがありますが、今回は省略」「はい」「この道の駅の前にあるのが不動滝」「あら」「小さな滝ですが、話の種に……」「はいはい」「実はパスツアーを企画してここから竜神、袋田と進もうと思ったのだが、この山道」「わ、すごい」「すると里美大橋からのバイパス利用になるな……ちょっと時間設定が面倒そう」「どうしますか」「次回の竜神渓谷へ行ってから考えよう」「あれ……続く」

  2015.06.23

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  OK散歩26「取手」

  「我が町取手、何もない町で有名」「ちょっとそれは……」「最近発売の雑誌に載っている常磐線の名所めぐりでも、ビール工場」「キ○ンビールなら駅から近いですか」「駅から約２キロ」「ちょっと遠いですねえ」「駅から散歩というページに載っているのはア○ヒビール」「散歩じゃないですね」「駅から１２キロ半あるからなあ。しかも取手じゃないし……」「はいはい、で、写真は」「取手本陣」「ああ、ドラマの撮影に使われましたね」「駄目将軍として名高い最後の人を描いたドラマ。Ｎ○Ｋのドラマはご存知の通り、我儘から息子まで悲劇に落とした最低女といえるお江与の方も素晴らしい女性になっていたしなあ……このドラマでも家来を見捨てて自分の身の保全だけを考えた男を、江戸幕府解体という決断をした素晴らしい人と描いていたのじゃろう」「はいはい」「まあ水戸の人じゃから、ここに立ち寄ったこともあるじゃろう」「ドラマから話題になりました」「それ以前はみっちゃんが来たことがあるというのが話題でね……」「みっちゃん……誰です」「天下の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ」「へ、へへー」「くだらない芝居はやめておくれ」「誰がやらせてるんです」「とまあ、こんな感じ。後は造り酒屋……はっきり言うが、あまりおいしくないなあ……その他、古いお店はあるが紹介するほどでも……」「ひどいね」「例のボウガンで自転車の人が打たれた現場がすぐそば。見学する意味なし」「紹介いらない」「今回は我が家から全部歩いたので、万歩計で１１１１１歩、９．２キロと出ている。　まあ、本陣など見るだけなら駅から２キロほどで終わるね。　お金は結局使わなかった。普通ならお酒１本買うのじゃが……この後おかずを買いにスーパーまで行ったから距離は増えた」

  2015.06.22

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  OK散歩25「六本木」：その４「夕食」

  「さあ、最後はお茶の水で夕食」「いただきます」「まずはスープ」「はい」「リゾット」「ほう」「メイン。このホテルが残念なのは、野菜が少ないなあ」「サラダがありませんね」「デザート」「はい」「ということで、本日の散歩は以上。　歩いたのは万歩計で１１１１１歩、８．７キロと出ている」「また綺麗に作ったね」「使ったお金。木戸銭はすべて招待、夕食もビール代５００円で飲み放題。　他にグッズや絵葉書に３３０円」「相変わらずケチですねえ」「ということで今回の報告は読み終わりと致します」

  2015.06.21

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• お買い物：ドケチなイオンモール

  「買い物に行った」「タイトルがひどいね」「そう。夏の抽選会があって、お歳暮を送ったから……」「無茶苦茶だね。お中元でしょう」「あ、それ……それで抽選が出来るんだって」「いいじゃないですか」「ケチだなあと思うのは、昔は３千円ごとに１回ひけたのに、今は３千円以上のレシートごとに１回」「じゃあ６千円でも１回」「それから、一家族５回まで」「あれ……」「更にすごいのが、５回引いても賞品は１個のみ」「ええ……」「というケチなイオンモールという話題でした」「それだけかよ」

  2015.06.20

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  OK散歩25「六本木」：その３「ミッドタウン」

  「さあ、六本木はミッドタウンへ」「ゴジラですねえ」「あちこちに登場するねえ。新宿が話題になったが、丸ノ内とかでもね」「はいはい」「こちらは富士の写真展。竜巻じゃ」「へえ」「もう一つは屋根付橋の写真展」「なるほど」「サントリー美術館の敬冲と蕪村展。同じ時代の２人の絵師」「蕪村て、俳句の人ですよね」「南画の名人として、我が家の日本の美術でも池大雅と並んでいる」「へえ」「わしは昔俳人じゃったから、蕪村の作品は見たかった」「今は廃人ですがねえ」「ということで、今回の美術館はこの後国立新美術館の国展を見ておしまい」「はい」「さあ、最後にお茶の水へ出て夕食にしよう」「あれ……まだ続くの」

  2015.06.19

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  OK散歩25「六本木」：その２「シティビュー」

  「さあ、六本木ヒルズの美術館を見学した後はシティビューへ」「お馴染みの東京タワーとスカイツリーですね」「計算違いが、スターウォーズ展をやっていたこと」「あら……さっと見るはずが時間取りますね」「ダースベーダ。三船敏郎さんが殿堂入りしたってニュースがあったね」「おめでとうございます」「デススター」「ダースベーダの頭が色々という展覧会」「あれ……」「色々なデザイナーがみんなで作っている」「そこから幾つか」「厳選してご紹介」「どうでもいいなあ」「とまあ、こんな感じで、次回はサントリー美術館へ」「続く」

  2015.06.18

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  OK散歩25「六本木」：その１「森美術館」

  「お待たせしました、今年２５回目となる記念のＯＫ散歩。六本木へ参ります」「参りましょう」「まずは森美術館」「これはおなじみの漫画ですね」「ナルトという漫画。作者はわしが教師時代に勤務した学校の卒業生。人気の俳優、人気の噺家と３大卒業生じゃ」「ほう」「もう一つはシンプルな形という展覧会」「こんな感じの」「作品がたくさん」「ご覧いただけます」「はい」「ということで、おなじみの展望台、シティビューへ行こう」「はい、それはまた次回」

  2015.06.17

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  OK散歩24「上野」：その３「平治物語絵巻」

  「さあ、東京国立博物館……今回は平治物語絵巻を」「ほう」「保元の乱で源平は身内で戦ったが、残った源氏と平家が対立する訳じゃ」「はい」「清盛方の公卿は三種の神器の一つ、神鏡を持ち出そうとするが、義朝の郎等に止められる」「緊迫感のある場面ですね」「義朝らが警固する中、二条天皇は女房姿に変奏して内裏を脱出」「追手」「六波羅の清盛邸へ向かう二条天皇」「出迎えの人々」「すごい構図ですね」「気付いたね。ずっと続き絵になっていて、物語を追って見るようになっておる」「素晴らしい」「とまあ、こんな感じで……本当は浮世絵なども紹介したいが」「毎度のことですからねえ」「東京都美術館の二科展、不忍池から清水様へといういつものコースで……省略」「適当ですね」「歩いたのは万歩計で１３３３３歩、１０．８キロと出ている。　使ったお金。木戸銭は全て招待。お土産の絵葉書などが１２４０円。昼食が２９０円」「ケチだってのはよく分かりますね」「以上で上野の散歩、読み終わりと致します」

  2015.06.16

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  OK散歩24「上野」：その２「鳥獣戯画」

  「さて、この時の東京国立博物館の大人気は鳥獣戯画」「ああ、テレビで行列が出来るって言ってましたねえ」「5月26日のニュース。朝5時に来て9時に開くの待った人、昼間６時間も並ぶ人が紹介されていた」「大家さんは」「並んだ最高記録、今年は３０分。こちらはもちろん、並ばずに入って撮影」「素晴らしい作品であることは間違いないが、なぜ並ぶのじゃろう」「さあねえ」「数年前のサントリー美術館でも、混雑はしていたが並ばずに見られたぞ」「はい」「多分、並ぶのが好きなのじゃな」「はい、並ぶことで知らない人と話をしたり、そういう楽しみもありますね」「それはどうか……待っている間に一人で何をするか準備していると報道されていた」「へえ」「ということで、今回はこんな感じ」「はい。まだ続きます」

  2015.06.15

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  OK散歩24「上野」：その１「黒田記念館とインドの仏」

  「さあ、第24回のＯＫ散歩。今回は上野へ参ります」「国立博物館のみです」「まずは付属の黒田記念館」「こちらも今年２回目」「黒田清輝のアトリエで、今年リニュアールしたばかり」「はい」「ということで、今回は雲を描いた絵を鑑賞」「いいですねえ」「さあ、東京国立博物館、トーハクへ行こう」「参りましょう」「今回は表慶館。1900（明治33）年に大正天皇ご成婚を記念して建てられた、日本で最初の本格美術館じゃ」「建物も見応えありますね」「そうなのじゃ。中を見られるのは、こういうイベントの時のみじゃよ」「はい」「催し物はインドの仏。銀座の秀友画廊でいただいたチケットで」「ありがとうございます」「神々の組織図や時代による変化、仏像は面白いなあ」「はい」「日本でも時代と地域で顔形が変わる。その原点があるのじゃ」「ありますねえ」「目黒の松岡美術館のコレクションも必見じゃな」「はい」「とまあ、こんな感じで、続いては常設展示へ」「はい、それはまた次回」

  2015.06.14

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• 沖縄軽視問題

  「自民党の若手の勉強会で沖縄をやり玉に」「ひどいですね」「しかし、テレビなど、遠慮しているのか、ちゃんとした道筋で伝えてないなあ」「そうですか」「やっとあちこちの新聞、テレビからまとめると、こんなことらしい」　沖縄の慰霊の日、総理が挨拶に立つと大変なブーイング、「帰れ」という声が起こった。　今回の問題はこれを受けての話だろう。　百田氏の講演の中で、「破廉恥とか売国とか、日本をおとしめる目的を持って書いているとしか思えない記事が多い」という発言を受けて、後の質疑で、大西「マスコミを懲らしめるには、広告収入がなくなるのが一番。（中略）不買運動じゃないが、日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、（百田氏が）経団連などに働きかけしてほしい」井上「福岡の青年会議所理事長の時、マスコミをたたいたことがある。日本全体でやらなきゃいけないことだが、スポンサーにならないことが一番こたえることが分かった」　この人は「子供たちに悪影響を与える番組のワースト１０を発表して、番組に広告を出している企業を列挙すればいい」と発言したというが、最初の報道で「政府の意に沿わないような番組を列挙する」旨の記事があったが、それとは別なのだろうか。長尾「沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくために、どのようなアクションを起こすか。左翼勢力に完全に乗っ取られている」　これを受けて、百田「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん。沖縄県人がどう目を覚ますか。あってはいけないことだが、沖縄のどっかの島でも中国にとられてしまえば目を覚ますはずだ」　　これが問題とされるようになって、百田氏は、発言内容は事実だが、講演ではなく、雑談の中でポロッと出た軽口だと弁明した。しかし、以上の台詞があり、その後も「普天間基地は田んぼの中にあって、基地が商売になるからみんな周りに住むようになって、町の真ん中に基地があるようになった」「米兵のレイプ犯罪より、沖縄人自身が起こしたレイプ犯罪の方がはるかに多い」などなど続いていたという。これがみんな雑談ということ。議員の台詞も……　アベ首相は国会でこの件についても、全く謝罪する態度はなかった。自民党は報道の自由、発言の自由を守る、と立場を表明するのみ。いつもこの人は正論に見えるが、自分のことはごまかす。民主党の質疑をいい加減に聞き、特に女性議員に対してはひどい応対……それに対して、形だけの謝罪はしているものの、悪いことをしたとは絶対に言わない。相手側がそのようにとってしまったのなら仕方がないという謝罪である。　今話題の終戦７０年談話がどうなるか……この人は、何事に関しても謝る姿勢はないから、謝罪の言葉は絶対に入れないのだろう。　自民党の方も同じ態度……維新までが弁護に回って、百田氏の発言も原論の自由で、問題にする方がおかしい……だって……　百田氏はそういう人だって分かっているから……まあ、おいといて……それに便乗している議員が問題なのだ。与党の議員として、立場をわきまえているのか、その資質を疑われる発言なのだ。それがなぜ起こったのか。アベ首相に対する点数かせぎではないかという評論家がいた。　この無神経はどこから出るのだろう。評論家がテレビで大臣からの圧力を受けたと発言した時、テレビ関係者が呼ばれて、事情を聞かれることになった。その時も、第一の質問が、「該当の大臣などに謝罪したのか」だった。つまり、発言の真意、なぜその発言に至ったのかではなく、最初から誤った発言という趣旨。局の関係者ではなく、発言した本人を呼べばいいのだが、そうなると、本当のことをしゃべられてしまう。だから国会に呼ぶ訳には行かない。　そんなこんなで、報道に圧力をかけたい、それによって自分たちの力を示したいという欲求にかられているのだろう。つまり、アベの態度、発言……これは与党が大多数を占めた現状での強気……それが自分の思うままになるのだという驕りの現れにしか見えないが、それが党内にまん延しているのだ　これに対して、若手の会の代表が地位を辞任することで全部解決しようとしている。ほらね、いつものパターン。党内の地位を失えば責任を取ったという、国会議員はやめる必要はないが、党内での立場を失うことですべての禊は終わるのである。「どうすればいいんでしょう」「どうしようもない」「こんな議員を選んだ我々の責任という、いつもの落ちでございます」

  2015.06.13

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  持っているパズル

  「持っているパズルの続き」「はい……写真は箱ですね」「秘密箱。どうやって開けるのかなあって奴」「はい」「こちらも」「これは鍵を外せばいいんでしょ」「そう。でも、その鍵を中に入れてあるのじゃ」「あれ……」「こちらは手作り」「これもどうやって開けるのかっていう問題ですか」「これが開いたところ」「これは開いていても、どうやって開けるのか分からない」「はい……」「とまあ、今回はこんなところで」「続く」

  2015.06.12

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• 落語の本：その10

  「落語の本の整理、順調に続いております」「はいはい、それだけが目的です」95永六輔「芸人祖の世界」　役者や噺家、海外の俳優まで、芸の世界の逸話集。96永六輔「職人」　無名の職人の名言集。内海桂子との対談も収録。97永六輔「聞いちゃった！」　無名人の語録。なるほどという洒落た台詞が次々に登場。98江國滋「絵本・落語風土記」　落語ゆかりの土地を訪ねる散歩記。落語との結び付きは薄い。99・100江國滋・他「古典落語体系」一・二巻　それぞれ29席、27席の速記にちょっといいコメントが付いている。「この後全部江國さん」101「日本語八ツ当り」　言葉は個人の自由とはいいながら、やっぱり気になる引っ掛かる。102「落語への招待」　落語の人物、食べ物、哲学などを、思い付くままに何でもかんでも。103「落語手帳」　落語の面白さとは何か。円生や志ん生の思い出も収録。104「落語美学」　落語の入門書、噺家の思い出、創作落語まで。105「絵本・落語風土記」　98の文庫化。出版された順に並べたのでややこしくなっている。

  2015.06.11

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  OK散歩23「笠間」：その２春風萬里荘」

  「笠間への散歩、昨年は笠間稲荷、陶器市などを巡りましたが、今年はちょっと早く来たので、つつじ祭りの前」「陶器市も同じ時期の開催ですね」「日動美術館も、今回はちょっと気をひかれなかったので……」「で、どちらへ」「春風萬里荘」「へえ」「日動美術館の附属で、美術館に入ると割引になる」「へえ……あれ、今回は行かなかったですね」「昨年行ったからいいのじゃ」「また迷惑かけているな」「北大路魯山人が別宅として焼物を作るために建てたようじゃ」「こちらは焼物は有名ですものねえ」「建物の名前は李白の詩じゃな……多分魯山人が選んだのじゃろう」「ちゃんと調べなさい」「これが本当は正門。横に渡した木材の素晴らしさ、そこに下がった風鐸も芸術的」「はい」「池を巡って、屋敷が見えて来た」「はい」「ということで、一巡り」「こちらも結局適当な紹介だね」「歩いたのは万歩計で２０５０歩、１．４キロと出ている」「ＯＫ散歩では歴史に残る少なさですね」「使ったお金。木戸銭はまあ、適当にごまかして……昼食とお土産にイチゴ……合計１５００円」「ケチだねえ」「ということで、今回の報告、読み終わりと致します」

  2015.06.10

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  OK散歩23「笠間」：その１「つつじ祭り」

  「さて、ＯＫ散歩第23回は笠間へ参ります」「参りましょう」「つつじ祭り。実はこの翌週から」「ちょっと早いんですね」「ということで、写真の方向によってはちょっと寂しい景色」「はい」「とまあ……」「こんな感じで……」「ぐるっと一回り……」「見学致しまして……」「いい加減な報告だこと」「翌週からつつじ祭りで、周辺の道路も一方通行になります」「大変でした」「野菜直売所へ参りまして、その向こうにあるお店で昼食」「蕎麦、ここも有名ですねえ」「わしらで売り切れ。後の客を断るという……」「ええ、それでいいんですか」「帰る頃になって蕎麦打ちの準備を始めたから……どうなっているのじゃろうか。平日だから準備したのが少なかったのかなあ」「どうでもいい所で考えていますね」「まあ、折角来たから、他の場所も見学」「あれ、続くの」

  2015.06.09

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• 落語の本：その９

  「さて、落語の本の整理。今回は全部宇野信夫氏の作品」「参りましょう」82「江戸の夢」　芝居のために書き、円生のために人情噺として手を入れた作品集。83「はなし帖」　落語や日常の言葉、思い出など、読み応えのある随筆集。84「好色世之介」　西鶴の世界を新たに書き下ろした短編小説集。85「心に残る言葉」　いい言葉、洒落た台詞から、志ん生、浅草、菊五郎の思い出まで。86「ことば読本」　言葉に敏感な筆者の感性が面白い。他と同じ文もあり。87「芸の世界　百話」　芝居や落語のちょっといい話。六代目菊五郎や志ん生の思い出。88「心にのこるいろんな話」　生い立ちや思い出を描く、素晴らしい随筆。89「江戸おとし咄　夜の客」　落語でよく聞く噺、聞いたこともない噺まで、全25席。90「江戸おとし咄　となりの客」　江戸の小噺などをもとに、筆者がふくらました作品。全25席。91「こ話百選　おわらい帖」　小噺を季節ごとに分類して。現代の面白い話も紹介。92「はなし帖」　83の本を文庫化したもの。93「今はむかしの噺家のはなし」　噺家の思い出を書いた随筆、小噺集も収録。94「私の出会った落語家たち」　志ん生をはじめとする芸人たちの思い出。

  2015.06.08

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  OK散歩22「酒々井」：その２「酒々井～しばやま」

  「さて、酒々井へ参りますが、こちらは何といっても造り酒屋」「また飲むの」「以前紹介したので省略」「で、写真はお昼ですか」「酒々井のアウトレットじゃが、アウトレットならどこにでもあるねえ。巨大餃子」「はい」「担々麺と」「炒飯」「はいはい」「こちらはポップコーンが人気で、何時間待ちなんてこともあったが、もうブームは去ったのか……」「並んでませんね」「続いては道の駅風和里しばやま」「お猿さんがお出迎えですか」「こちらが建物。お野菜などをお土産に……中でも売ってはいたが、別の場所でイチゴも……」「今夜は野菜と果物で夕食だね」「さあ、家に帰るのには、成田空港の中を抜けるのがお勧め」「おやおや」「ということで、本日はこれぎり。　歩いたのは万歩計で７８００歩、６．１キロと出ている。　使ったお金は昼食千円、お酒２千円、イチゴ千円」「適当だこと」「ということで、第２２回ＯＫ散歩、読み終わりと致します」

  2015.06.07

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  OK散歩22「酒々井」：その１「川村記念美術館」

  「さあ、ＯＫ散歩第22回は、酒々井へ」「しすいって読みます」「まずは川村記念美術館」「こちらも定番ですね」「まあ、一目でその作者と分かる作品が多いのがいいね。美術入門に最適」「はい」「絶対に欠かせないのは庭園散歩」「はい」「自然と彫刻の融合」「はい、まだ桜残ってますか」「こちらは自然のみ」「花の色は薄くなっているけれど、緑がいいですねえ」「とまあ、こんな感じかな」「適当なんだから」「美術館の周りの並木」「これもいいねえ」「ということで、お馴染みのアウトレットへ参ります」

  2015.06.06

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  OK散歩21「浅草」

  「さあ、ＯＫ散歩、今回は浅草へ参ります」「はい……あれ……浅草で松尾芭蕉ですか」「え、何のことじゃ」「写真ですよ、ほら……これ、松尾芭蕉でしょう」「あ、本当だ……すっかり忘れていた」「大家さん、本物のあほでしょう」「そうほめるな」「ほめてないって」「写真は南千住の駅前。今回は南千住から浅草まで歩く」「うへ……なぜです」「１６５円お得になるからじゃ」「ケチ」「こちら、あしたのジョー商店街。丹下さんや葉子さん、子供たち、登場人物がみんないるぞ」「へえ……何でこんな所に」「南千住の駅から南へ進むと、泪橋という交差点があるのじゃ」「へえ」「昔、この橋の下に丹下ジムがあった」「うへえ」「実は南千住駅前の刑場へ行く者と家族が泣いたということ」「そうですよね。あしたのジョーは涙橋って、漢字も違うし」「それが、同じ名前で話題になって、この交差点に人が殺到した」「あ、思い出した。このブログを始めた頃、大家さん、ここがあしたのジョーの舞台としてインスピレーションを与えた場所って書いてたでしょ」「え……あ……いや……その……次行こう」「ごまかすな」「ここから吉原、見返り柳へ出て、浅草方面へ。ここらはお馴染みなので省略」「適当だねえ」「まずは池波正太郎文庫。今回は挿絵の展覧会だった。写真は撮れないので省略」「で、上の図は」「いただいたブックカバー」「雷門とパンダですか」「台東区内でいただけます」「もう終わったでしょう」「浅草へ向かうが、これももうお馴染みの場所ばかりなので省略」「またですか」「庚申塔、ひさご通りから市川団十郎の弁慶、浅草寺へと進むが、写真は近隣の職人の作品を集めた伝統工芸館」「まあ、こちらもお馴染みですが……」「ということで、浅草寺……いつも同じ絵になるから、駐車場からスカイツリーとのコラボを……」「これもお馴染みだなあ」「ということで、本日の目的地、浅草演芸ホールへ」「寄席ですね」「この日が金原亭馬治君の……訂正、金原亭馬治師匠の真打昇進披露興行」「おめでとうございます」「この日は修学旅行生がいたり、色々ばたばた……それでもしっかり芸をやるのが大切」「はい」「とまあ、こんな感じで……いつもなら夜席までいるのですが、この頃から目がおかしくなっていたので、これにて失礼を……」「はいはい」「歩いたのは、万歩計で１５５５５歩、１２．９キロと出ている。　使ったお金。寄席で食べる食事７００円」「あれ、寄席の食事にしては安いじゃありませんか」「浅草はお酒が駄目なので……」「なるほど」「後はお賽銭全部で２０円」「ケチ」「以上でございます」「寄席の木戸銭は」「あ……馬治君ありがろう」「舌が回らないね」「ということで、本日はこれぎり」

  2015.06.05

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  OK散歩20「稲敷」

  「ＯＫ散歩、２０回目は霞ヶ浦の畔、稲敷へ参りました」「はい」「まずは猿田彦大神」「あれ……」「天から来た瓊瓊杵尊（ににぎのみこと）の案内をしたという神じゃな。熊本水前寺公園前の碑は子供の頃に見ただけだが、忘れられない」「ほう」「チューリップまつり。赤いの」「白いの」「黄色。　♪赤白黄色～」「歌わなくていいの。しかも踊って……」「桃色」「紫」「オレンジ」「色も色々」「まあ、二色混ざったものや、形の変わった物もあるが、今回はこんなもんかな」「適当だね」「最後にチューリップの絨毯」「はい」「お昼は天麩羅蕎麦。この辺りも蕎麦が名物」「いいですねえ」「それから、びっくりするほど車が次々と来る和菓子屋さんのお菓子がお土産」「ほう」「さて、歩いたのは万歩計で８５００歩、６．８キロと出ている。　使ったお金、球根のお土産２００円のみ」「後はスポンサーのご厚意で」「ということで本日はこれぎり」

  2015.06.04

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• 落語の本：その８

  「落語の本の整理のための頁」「はいはい」「発表の後に２冊を発見」「はい」「阿刀田高の『ブラック・ジョーク大全』。すでにリストに入っているが、同じ出版社なのに表紙が変わったのを発見。値段も変わっていないから、なぜだろう」「分かりません」「もう一冊、稲垣吉彦の『ことばの四季報』。日付ごとに言葉の面白さを書いたものだが、中に柳家金語楼の『兵隊さん』がなぜ面白いのかを解いた文があった」「色々ありますね」「ということでこれを追加して、続きに行こう」　宇井無愁の作品71：「落語の原話」　古典文学から落語のもとになった作品を探す。題材による分類など、色々研究が入っている。72：「生活の中の笑い」　小噺集。夫婦、親子、職業など、人間関係で分類している。解説が読み応え有り。73：「落語のふるさと」　落語６９席のルーツを探る。原作はどこにあるのか。74：「落語のみなもと」　古典作品から生まれた落語を紹介。75：「語ることは演ずること」　随筆集。宇井無愁の文がある。19人の作品を収録した大きい活字の本で、落語については他に徳川無声、吉井勇の文が入っている。76：ドナルド・Ｅ・ウエストレイク／池央耿：訳「我輩はカモである」　原題は「God Save The Mark」。訳においての洒落が分かる。どんなことでも信じてしまう男が次々詐欺に合うが、大変な遺産を相続するが、相続人が次々殺される。林家しん平が解説を書いている。77：ボブ・ウォード／野田昌宏：訳「宇宙はジョークでいっぱい」　宇宙飛行士や研究家、開発者たちの名台詞、ギャグを集めたもの。78：内山惣十郎「落語家の生活」　落語の歴史と現代、人物を中心とする分類、現役噺家の批評など。79：内海桂子「転んだら起きればいいさ」　生い立ちから、浅草の思い出、三味線漫談について語る。80：内海桂子「私は学校にいかれなかった」　生い立ちから漫才デビューまでを語る、子供向の本。サイン入り。81：内海桂子「さあ、もう一歩踏み出してみようよ」　喜寿を前に書いた人生読本。さすがに重みが感じられる。都々逸も紹介。

  2015.06.03

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  OK散歩19「銀座」：その２

  「さあ、銀座周辺の散策」「やっと銀座に入ります」「ポーラ、デパートなどの展覧会は省略」「はい」「まあ、実は３３の展覧会、画廊などを見ている」「ひええ……」「そこからのピックアップで、デザイン飛行という展覧会」「これは歴史的なポスターもありますね」「これは、安達桂子さんだったかな、高見乾司、平林孝央、谷村こうたなどなどをハシゴ」「はい」「これは……紹介するまでもないかな」「はい」「東京メトロの銀座駅。干支の中から午を……」「どうでもいいのを出しますね」「ＴＤＣ展」「彫刻ですか」「お馴染みノエビアのニッポンの犬展」「はい」「これもお馴染み月光荘の招き猫展」「一般公募しています」「こちらは上田由喜子さんの作品展」「お花ですね」「今回はお花を描くのが４つもあったね」「趣味と言うことでもないんですがねえ」「樋口研司さんの作品。雨が印象的。暗いのが面白かったが、小さい絵だと真っ黒で……」「はい」「神原丈人さんの展覧会。なぜかこの絵が大人気」「面白いですねえ」「最後に長野順子さんの銅版画展。ここでも席亭の方とゆっくりお話して……３３の画廊などのうち、お茶をいただいたのが８件」「本当に図々しいね」「歩いたのは万歩計で１６６６６歩、１３．６キロと出ている」「家に着いてから少し歩き回って数字を調性しているんですよ」「使ったお金。グッズ、絵葉書などが２９５０円。昼食が３１０円」「食事の代金でケチなのが分かります」「ということで、本日はこれぎり」

  2015.06.02

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  OK散歩19「銀座」：その１

  「さあ、ＯＫ散歩第19回は銀座を歩きます」「毎月１回は行っていますね」「後は夢の銀ブラなのじゃが……」「計画に余裕ないから、この10年間に150回の銀座散歩はしていますが、銀ブラは実現されていません」「東京駅をスタート。劇画の原画展」「数十年前の作品です」「まずは京橋までの画廊をあちこち」「あれ……」「お花を描く中村愛さんの展覧会」「はい」「はい、作品にサインもいただいて……」「図々しいねえ」「これはバラ。花の種類によって描く技法を変えるのじゃが、それを教えていただける」「でも描けない」「う……なぜ分かった」「分かりますよ」「笹本正明さんの展覧会。画像はこの前に国際フォーラムでやったもの。展示されていない作品まで特別に出していただいた」「図々しいねえ」「続いては五辻完さんの展覧会」「これは風景画ですね」「こちらもサインをいただいて……」「図々しいねえ」「わしの行きつけの場所もいくつか描かれていたが、今回は深大寺だけをご紹介」「はい」「続いてはたいらばやしかひらりんか……平林さんの展覧会」「変な紹介」「怪しい世界。神々しいというべき場所と女の子のマッチングが……よく分からないが……」「人気の作家のようで、何度か見ていますね」「とまあ、もうすぐ銀座に入るぞって辺りまでで……続く」「あらら」

  2015.06.01

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• プロ野球再開

  「交流戦が終わって、今日からリーグ戦に戻る」「はい……6月19日に書き込んでいます」「今のところ、絶不調だったセリーグのうち２チームがリードしている」「へえ……当たり前ですよ」「同点もあるから、当たり前ではないぞ」「変な理屈だね」「交流戦のお蔭でセリーグを見たが、守備がまともなのは広島だけじゃな」「ひどい言い方」「巨人の外国人はすごいね……珍プレーの連続で……これなら巨人ファンが増えるのは理解できる」「これまたひどいね」「子供の頃は巨人の星とか、スポーツマン金太郎とか、何だかんだ……漫画の世界でもみんな巨人が中心のようにやっていた」「時代は変わりましたね」「オールスターの中間発表で１人もいないというのが象徴しているな。魅力がなくなったのじゃろう。ファンがみんなで投票して、誰か出るかな」「期待は外国人ですね」「よく分からないが、外国人投手の奥さんに投票が集まっているというニュースがあったな。どんな人なんじゃろう……ちょっと認識不足」「へえ……」「まあ、とういうことで、今夜も、パリーグの試合をハシゴしつつ、たまに広島を見ている。前ケンはなかなかいいね。なぜ勝ち星が少ないのじゃ」「さあ……因みに、大家さんは王選手のファンで、最初にグラブを買うのもファーストミットだったそうで……もちろん小学生時代は巨人ファン」「王選手のファンには巨人ファンはいない」「はいはい」「まあ、今日はそんなところで」

  2015.05.31

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  OK散歩18「つくば」

  「さあ、今回はつくばを散策」「参りましょう」「まずは軽いブランチ」「はいはい」「こちらは松見公園」「池が花びらでいっぱいですね」「これもまた面白いなあ」「はい」「こちらは大学の中の道」「散ったら終わり」「こちらはさくら園」「これもお馴染みですね」「年に一度の御来訪」「自分で御をつけるな」「このかまどで沸かしたお茶をいただいて……」「毎度のことながら、図々しいねえ」「たまには家の紹介もしましょう」「はい」「市の美術館」「これも毎回」「ところがぎっちょん、実は中に入るのは初めて」「え……なぜですか」「これまでの数年、展示替えやたまたま休日で一度も入れなかったのじゃ」「へえ」「日韓中の絵画展。こちらは楊貴妃」「いいですねえ」「道路も桜の花びらで覆いつくされて」「これも見事」「こちらが食事」「よく食べるねえ……」「とまあ、こんな感じで、つくばの散策はおしまい」「ええ、今回は全て無料。スポンサーのご厚意で」「何をおっしゃいますやら」

  2015.05.30

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  OK散歩１７「目黒～王子」：その４「飛鳥山ともう少し」

  「さあ、花見の報告。いよいよ飛鳥山へ」「はい」「まずは飛鳥山博物館じゃ」「お馴染みです」「こちらが花見の弁当」「あら」「これに、名物の卵焼きを加えて……」「なるほど」「こちらが花じゃ」「満開ですねえ」「爺さんが花見に来た大正時代は、飲めや歌え、仮装などもあったようで、まだ江戸の名残を感じられたようじゃな」「へえ」「さあ、乗り換えの日暮里でちょっと寄り道。書道博物館の中村不折像」「こちらも花がいいですね」「ということで、本日の予定終わり。　前回の両国・深川から上野へ回ったので書き忘れていたのじゃが……」「何です」「歩いたのは２日とも万歩計で２２２２２歩」「へえ……帰ってからちょっと歩いてますがね……少しやらせで……」「それぞれ１７．５キロ、１７．９キロと出ているな」「こういう差はどこで出るんでしょうね」「この日使ったお金、木戸銭は無料。資料・グッズなどが２千円。お賽銭などが８百円。昼食は３３０円」「安上がりだこと」「ということで、ＯＫ散歩読み終わりと致します」

  2015.05.29

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  OK散歩１７「目黒～王子」：その３「音無川」

  「王子の花見、こちらは音無川」「はい、お馴染みですね」「川に沿って桜が続くのは壮観」「はい」「ということで、次行こう」「軽いねえ」「そばにある酒造研究所跡地の桜」「こちらは初めてですね」「お酒の研究なら当然見るのじゃが」「はいはい」「さあ、飛鳥山へ行こう」「こちらも絶景ですね」「江戸時代に花見といえばこちら。上野は寛永寺の管轄じゃから、音曲、鳴り物、仮装などは禁止。喧嘩をしたり刀を抜いたりすると、寺の番人が飛んで来てすぐに捕まってしまう」「へえ」「だから落語『花見の仇討』の舞台にはならない。本当はこちら、王子じゃ」「へえ」「因みに、大正の頃恵比寿に住んでいた爺さんも、花見にはここまで来ていた」「へえ」「こちらでお馴染みなのは、紙の博物館」「はい」「麹の花。日本の紙の原料となる木じゃ」「ほう」「パピルスの木」「はい」「とまあ、長くなったので、続く」「また次回」

  2015.05.28

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• いやはや何とも

  「スポーツで、野球を見るかサッカーかということで……」「悩んでいましたね」「プロ野球はセリーグで唯一勝ち越しかということじゃったが、7点目を取ってもう試合の興味は終わり」「それならサッカーですね」「それも、前半を見ていると、一昔前の試合展開」「というと……」「せっかくチャンスを作っても、力が入り過ぎたりして……ゴールを越えるシュートが多いのがその証拠。つまり、一昔前、決定力不足と言われた時代を思い起こさせるのじゃ」「なるほど」「ということで、前半で興味を失ってしまった」「でも、サッカーってワンチャンスで得点することもあるでしょう」「そう。後半早い時間に決めれば、後は日本のペース。相手が決めれば日本の焦りが出て負ける。相手が引き分けでいいという試合をやっているから、日本は焦るばかり……ということで、結果はともかく、試合そのものの魅力はない」「じゃあ日本は駄目ですね」「これはなあ……弱いところとばかり練習試合やっていて、どうかと思っていたけれどね、格下相手の試合ではないね」「はい」「なぜか、シンガポールにはいつも１点差くらいの試合。なぜか苦手にしている。相手はすでに１試合勝っていて、引き分けでもいいという余裕。日本には全く余裕がない……そこが問題」「監督の責任ですか」「そうなるのじゃろうなあ……まあ、後も応援はしていくが……」「どうなりますやら」「もう一つ、国会がひどいね」「そうですか」「野党が質問したら、アベの答えは、これをどう思いますかって質問ばかり」「え……」「答える責任逃れのため、逆質問して、そっちが先に答えろという態度」「それは野党の立場ですよね」「そうじゃ。昔のアソウってのが追い詰められてそうなっていたな」「はい」「更に、集団的自衛権については、戦いになるかどうか、そういうことを説明すると、敵に向かって作戦を提示するようなものだから答える訳に行かないだと」「それじゃあ、何をするのか全く国民にも分かりませんね」「これでいいのかな……飯野佳奈ちゃんという女の子を知っているが……」「どうでもいいね」「とにかく、いつもじゃが、相手を小馬鹿にしたような態度はいただけない。これが国を代表する元首なのか」「はい、自覚がないですねえ」「一方、自分にすり寄って来ると思ったのか、維新に対しては丁寧な言葉と態度」「いやらしいですね」「与党寄りの新聞では、アベがどう思うかに対して答えられないから、この法案は正しいことが証明されたのだそうな」「ええ……」「報道も本当に大事な部分は言わない。何だかアベを助けようとしているように思うのじゃが……」「見守って行きましょう」

  2015.05.27

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• 集団的自衛権（高知にて）

  「高知で集団的自衛権についての意見交換会が行われ、千人の応募者から選ばれた６人が意見を述べた」「ほう」「大学教授、自営業など、５人が、憲法の解釈でやるのはおかしい、それなら徴兵制度も認められる、など、現在の政府がやろうとしていることに対して反対意見を述べた」「はい」「最後の一人は県知事で、平和を日本だけで守ることは出来ないから、世界と協力しているために、今回の集団的自衛権は必要だと述べた」「はい、５対１ですね」「そういうこと……さて、これに対して、５人はそれぞれ個人の意見を述べたものであり、最後は県民から選ばれた知事の言葉で、県民の代表としての重みを持っている。だから、今回の意見会では、政府のやろうとしていることに対して賛成の意見が強かったということを述べた議員がいる」「へえ……誰です」「さあ、報道は情報筋とか、関係者とか、誰なのかははっきりさせないからねえ。中国のｍａｒｓ問題でも、日本大使館筋の情報と、別の大使館筋ではって、どうも大使館が２つあるらしくてｔね…」

  2015.05.26

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• サッカー・ワールドカップ

  「目が見えなくなったので、書き込みがいい加減になって……」「はい、一月遅れております」「で、これを書きこんでいるのが６月１６日」「はあ」「サッカーのワールドカップ初戦じゃ」「ああ」「地デジのテレビの解説メンバーを見てガックリ。テンションは高そうじゃが、まともな解説してくれそうにない」「以前見るに堪えない放送やった人が中心ですね」「ゴン中山が一番まともそうに見えるってことで、それが分かる」「はい」「で、ＮＨＫでやってる方を見ようか」「見ますか」「とりあえずプロ野球を見ている」「あれ……」「ＮＨＫもねえ……ＢＳが出来て無理矢理契約するようになって払っているから見てもいいが……まともな番組は土曜の朝４時代と日曜の朝５時代だけ……後は地震があっても入れないなあ」「はい、アンテナ事件以来ですね」「２００５年、単身赴任で岡山県に行ったら、ＮＨＫが来て、料金払えと言う。テレビが無いと言うと、中まで入って来る……もうこの辺りの図々しさが異常……で、無いのを確認したのに、『アンテナがついているんだから払ってもらいます』と来た。『それなら大家に交渉しろ』って怒鳴りつけて追い返したのじゃ」「どことでも喧嘩してますね」「朝日新聞は、契約したのに新聞を入れないで……翌月になると集金に来た。入れてないから払わないと断ったら、『訴えますよ』って言うから『勝手にやれ』と追い返した。翌日、契約の判子を押したのを持って来て、『証拠があるんだから払って下さい。払わないと訴えます』と来たから、また怒鳴って追い返した」「どうしました」「訴状が来ていないので、この件についてはコメントできません」「ということで」「このままプロ野球を見るか……セリーグで勝ち越しが１チームもないってのも面白いのじゃが……」「一応今は阪神がリードしています」

  2015.05.25

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  OK散歩17「目黒～王子」：その２「名主の滝」

  「はい、まあ、そういう訳で……」「どういう訳」「目黒から王子へとワープしました」「はいはい」「まずは名主の滝公園」「桜、見事です」「反対側から」「同じ桜です」「男滝……こちらの手前の桜は今年は早かった」「はい、滝と桜のコラボはなし」「女滝」「はい」「王子稲荷」「お狐様でございます」「狐は稲荷のお使いなのじゃ」「コン」「とまあ、こんな感じで」「同じ社殿を３枚も……」「これからお花見のメッカ、音無川から飛鳥山へと参りましょう」「続く」

  2015.05.24

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  OK散歩17「目黒～王子」：その１「目黒周辺」

  「さあ、くたばる前のＯＫ散歩を続けております」「はいはい」「目黒から王子へ、桜を訪ねて行こうって企画」「参りましょう」「まずは最近人気の目黒川の桜」「おお」「反対側」「どうでもいいのがこの散歩ですね」「いつもの自然観察園へ参ります」「はい」「こちらの桜も久しぶり」「はい」「自然の美しさを堪能するのがここの目的」「はい」「きれいじゃろう」「はいはい……適当な紹介ですねえ」「で、ちょいと戻って、庭園美術館」「あれ……なぜ戻るんです」「開園が30分ほど後なのじゃ」「あ、そう」「内部はこちら」「落ち着いた雰囲気ですね」「正面の桜」「こちらも桜ですね」「ということで、さあ、次の王子へ行こう」「軽いねえ……続く」

  2015.05.23

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  OK散歩16「深川～上野」：その６「動物園」

  「さあ、ＯＫ散歩の締めくくりは上野動物園」「で、象ですか」「♪ぞ～うさん、ぞ～さん、お～はながながいのね……」「歌わなくていいの。しかも踊って……」「猿山と桜」「季節を意識しているな」「折角だからお猿さんも……友達欲しいなあ」「あいつ何してんだろ」「勝手な台詞をつけてますね」「白一点」「紅一点じゃないのね」「紅二点」「あれ……」「爪」「あれ……」「ゴリラの子ども……親ゴリラが人気になったのはこの後らしく、すいてたなあ……」「はあ」「ライオンさん」「はい」「とまあ、こんな感じでいいかな……」「適当な紹介ですねえ」「第16回のＯＫ散歩、これをもって読み終わりと致します」

  2015.05.22

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  OK散歩16「深川～上野」：その５「不忍池」

  「さあ、上野公園の花見じゃ」「花見じゃ花見じゃ」「夜逃げじゃ夜逃げじゃ」「落語やってる場合じゃない」「池の手前の桜と向こうの桜」「……ううん、よく分からないや」「散歩中に知り合ったお友達」「大家さん、こういうお友達しか出来ないからねえ」「和歌の世界じゃ。　　見渡せば柳桜をこきまぜて……われ泣きぬれて蟹とたわむる」「ちょっと違うかな」「弁天様まで歩きました」「はい」「参道はこの人出」「すごいね」「左側通行になっているが、お店があって、途中からは混乱」「はい」「清水様から見た弁天堂」「お馴染みの景色ですが、桜があるとまた一味違いますね」「裏へ回って秋色桜」「花が咲いているのは初めてですね」「さあ、動物園までの桜並木を歩きましょう」「参りましょう」「この直後に中国人のマナー違反がテレビで報道されていたが、この日見たのは、ゴミ箱に上って写真撮っているのも、枝を手で引っ張って写真撮っているのも、自撮りでぐるぐる回っているのも……とにかくマナー違反は全て日本人でした」「あらら」「ということで、折角だから動物園に入ろう」「え……じゃあ、まだ続く」

  2015.05.21

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  OK散歩16「深川～上野」：その４「深川江戸資料館から上野へ」

  「さあ、ＯＫ散歩、深川を散策しております」「江戸資料館ですね」「ちょうど入ったら夜じゃった」「へえ。時刻が変わるんだ」「一日、売り声や季節の音が変化するのが面白いぞ」「ゆっくりしたいね」「船を待つ」「あれ」「船で遊んだあとは、女の所へしけこんで……」「一服やるかね」「とまあ、こんな感じで……」「お馴染みの場所だから手抜きだね」「ってんで、ここから上野まで移動」「あれ、忙しいね」「まだ３月の記録で、お花見中心なのじゃ」「続く」

  2015.05.20

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  OK散歩16「深川～上野」：その３「芭蕉」

  「さあ、深川へ参りましょう」「写真は……」「お馴染みの芭蕉記念館。もう毎度毎度なので中は省略」「椿が落ちていい雰囲気ってことですね」「隅田川の鳥さん」「どうでもいいねえ」「こちら芭蕉さんの公園」「夕方になると向きを変えるって有名です」「この下が芭蕉庵跡地で、芭蕉記念稲荷となっておる」「これもお馴染みですね」「向こうの桜を入れようってだけ」「あら」「清澄庭園」「紀伊国屋文左衛門の屋敷跡って説がありますね」「ここにも芭蕉句碑がある」「はい。記念館、芭蕉像の展望公園、稲荷、この公園と、みんな芭蕉の句碑がございます」「春を感じさせる写真」「え、何ですこれ……オタマジャクシですか」「そう！　♪おたまじゃくしはカエルの子～」「歌わなくていいの。しかも踊って……」「桜も満開」「また踊っているな」「こちらも鳥さん」「ううん、どうでもいいなあ」「ということで、お馴染み、深川江戸資料館へ参りましょう」「はいはい」

  2015.05.19

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  OK散歩16「深川～上野」：その２「両国界隈」

  「さあ、両国駅前へ戻って、国技館へ入ろう」「参りましょう」「相撲博物館ではしこ名考という展覧会」「ほう」「歴代続いた由緒あるしこ名、ふざけたもの、ＣＭそのまんまというもの……面白いねえ」「いいですね」「こちらは高見山大五郎。高砂部屋の創始者じゃ」「へえ、いい男ですねえ」「とまあ、こんな感じで……」「適当だねえ」「すぐ前でお相撲さんと出会って記念撮影」「調子いいんだから」「ぐるっと一回りして、江戸東京博物館の裏側」「こちらも桜がすごいですね」「ということで、歩いて行っても１時間くらいですが、メトロで深川へと参ります」「はい、続く」

  2015.05.18

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  持っているパズル：その３

  「さあ、持っているパズル。不可能物体の３回目じゃ」「はい、参りましょう」「まずは扇子インザボトル」「無理矢理英語入れないの」「中で作って行けばボトルシップと同じじゃが、紙を使っているからねえ」「すごいですねえ」「これも面白い。洗濯ばさみでクリップをはさんでいるが、このクリップが輪ゴムをはさんでいる」「一件簡単そうですが……」「クリップがぎりぎり、物をはさんで入れたら入らない。中で開いて輪ゴムをはさんだのじゃな。それから洗濯ばさみで……」「面倒だねえ」「上野の科学博物館の催し物で、お話をしたらいただいた」「図々しいからねえ」「こちらは傑作。不思議なドル札」「あれ……」「どうやって組んだのか、実に不思議に見える」「裏表ともつなぎ目は見えませんね」「一枚で折って裏表が入り組んだ物があと２枚ある」「不思議」「昔、一枚板からつながった輪を切り出したというのがある」「それなら作れそうですね」「わしも段ボールからつなぎ目のないつながった輪を作った」「はい。震災で水びたしになり、壊れました」「これはどうやって作るのか……面白いねえ」「はい、皆さん考えましょう」

  2015.05.17

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  OK散歩16「深川～上野」：その１「江戸東京博物館」

  「さて、元気だったころの思い出……」「変なの」「まずは両国、江戸東京博物館から」「参りましょう……ちょうど桜の時期ですね」「リニュアールして、無料開放日だったのでこの混雑」「へえ」「並んで入ったことなんてないよ……下の特別展でも」「図々しさも影響しております」「長屋の雰囲気が変わったよ」「はい」「井戸とお稲荷さん」「井戸って……桶が綺麗ですねえ」「お寿司屋さんの店先。一つ８文で売っていた。ちょっと贅沢品」「はい」「ただ、写真のものはちょっと近代的。江戸のものとはちょいと違うなあ」「へえ」「魚屋の天秤」「これも新しく東欧したもの」「今回の特別展江戸名所百景展」「いいですねえ」「日本橋、越後屋からの富士」「これは有名ですね」「こちらはこれから行く深川万年橋。亀は万年で、８月１０日に放生会が行われた」「はい、いつも通る橋ですね」「ということで、次行こう」「軽いね」

  2015.05.16

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• 落語の本：その７

  「落語の本の整理のための……」「身勝手なブログ」６１：井上ひさし「パロディ志願」　パロディについて書いている随筆だが、落語の落ちについて述べている。本職の落語研究家は、間抜け落ちなどが素晴らしいもので、地口落ちは素晴らしいストーリーでも価値を下げるというような評論をしている。それに対して、盛り上がった物語を、ちょいとした洒落でぱっと切って見せることの素晴らしさについて言及している。６２：今泉正顕「一日一話人物歳時記」　毎日の日付に対して所縁の人物を一人ずつ紹介。鼠小僧などが登場。６３：今川徳三「鬼平の江戸」　鬼平の時代の政治的背景や庶民生活について考証する。６４：今村信雄・落語研究会「落語選集（艶笑人情篇）　定価が面白く、２８０円だが、「地方２９０円」という注がついている。どこから地方なのだろう。１７席の速記に小咄、東西落語の題名一覧付。６５：入江雄吉「落語で読む経済学」　花見酒の金のやり取りからケインズ理論を語るなど、洋の東西の感性の違いが面白い。６６：入船亭扇橋「噺家渡世」　子ども時代、噺家入門、現在まで。ネタ帳や俳句も収録。もちろんサイン本。短冊に句を書いてもらったこともある。６７：岩淵悦太郎「語源散策」　「アカヌケ」から「ワカル」まで五十音順に言葉の成立を探る。干支についての研究付。６８：色川武大「寄席放浪記」　席亭が夢だったという作者が芸について語る。矢野誠一や立川談志との対談も収録。「さて、この後、宇井無愁の作品が５冊くらい続くので、次回に引き継ぎ」

  2015.05.15

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• 税金を上げる？

  「贅沢税を設定するって言ってたね」「与党はお金使いすぎましたからね……」「アベノミクスがうまく行って、物価が上がっているが、税収が増えていない。原因は原発が動かないからだと言っている」「へえ」「原発が動けば電気が使えるようになって、企業が元気になって、お給料が上がり、消費が進むようになるそうじゃ」「へえ」「さて、そこで、贅沢税で穴埋めしようって案が……」「何です」「三つ。酒と煙草と砂糖」「え……砂糖って贅沢品ですか」「取り過ぎると太ってしまい、体に悪い。ほら、酒や煙草と全く同じじゃないか」「あれ……」「酒も、ビールに対して発泡酒が出て、税率を変えたら、今度は第三のビール、第四のビールと続いている。某ビール会社では第六のビールまで開発中って、昨年聞いている」「次々出すんですねえ……なぜです」「だから、発泡酒と同じ、税率をどんどん変えるから……そこで、国の方も考えているようじゃな」「何を考えているんです」「アルコール飲料は全部同じにしようと言うのじゃ」「へえ」「その理由がふるっている。税を改定すると第二のビールだ、第三のビールだって、次々出して来る、こんな鼬ごっこをやってる場合じゃない」「え……いたちですか」「ひどいねえ。それで発砲の飲料だけにするようじゃな」「え……日本酒などは別ってことですか」「焼酎など、自民党のつながりの強い所があるんじゃないか……」「そうですか」「税は増やすって言ってね……震災のため国会議員の給料から支援金を出すのも、もう５年経って必要なくなったとして今は満額もらっている」「あれ……」「一人８千万プラス役職手当などをかなり削ってもいいが、そういう話は出ない」「はい」「手数を減らすという約束で選挙をやったのに、そんな話は出ない」「はい」「昨日、自民党は議員に出すお金、政党に出す助成金を増やすと提案した」「え……」「女性議員が多ければ助成金も多くなるとだけしか報道しないのものなあ……」「集団的自衛権といい、与党が数の力で好き勝手やっているようにしか思えないのはなぜじゃろう」

  2015.05.14

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• 集団的自衛権の続き

  「続きですか」「自民党がすごいことを言い出したね。　　現場を引退した訳の分からない人が言ったことをうのみにするのか。　　現実を見ない学者のたわごとだ。　などなど」「誰が現場や現実を知っているんです」「自民党だって言うんじゃろう。今日の国会では、200人の学者が違憲だと署名したのに対して、誰が違憲ではないと言っているのか、いっぱいいると言ったのだから出せと追及されて……」「答えましたか」「３人。党の意向に沿って活動している先生達」「一応３対３ですね」「国会で出たのはね……でも200人の署名には及ばない」「で、どうしました」「内容が大切なので、数の問題ではないそうじゃ」「あら……開き直りですね」「ということは、国会で多数決、まさか強行採決はしないね」「あ、数で決めるのなら矛盾しますね」「だから、ちゃんと国民も野党も納得のいく説明をしてくれるのだろう。最初に述べた発言者への批判でなく、どこがどうして違憲でないのかはっきり説明してほしい。アベさんの説明は都合のいい部分だけで説明になっているとは思えない」「そうですねえ」「それをきちんと論議しないで……大臣さんたち、真剣に聞いているのか……野党が質問している時に、椅子にふんぞり返ってへらへら笑っているのは、小馬鹿にしているようにしか見えないのじゃが」「心配ばかりですね」「今朝のテレビ○日では、アベさんが説明したのを受けて、こういう議論をしっかりやってほしいとコメントしていた」「その通りですが……」「しかし、コメントの内容が、３人の学者が違憲だと言ったから正しいのだなどと、うのみにするようなバカな真似をしてはならないって説明していた」「あれ……自民党と同じことですね」「まるごと伝えるので、船の沈んだ中国と同じじゃないかって思ってしまった」「やれやれ」

  2015.05.13

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• 集団的自衛権

  「学者さんがみんな違憲だと思うって言ったもんで、自民党は大童」「はい」「それで、学者は研究していて実態が分からない。実際に政治や国際関係に関わらず、知識だけでやっているから、頓珍漢なことになっているのだと言う」「学者バカって奴ですね」「それが通るなら学者は誰もいない。スポーツの解説などいらない」「そうですねえ」「アベさんは違憲ではないと反論したが、中身はない。なぜという部分は一切触れない。結局は時間が経てば数の論理で成立するのだという考え」「そう感じますね」「それにしても、本当になぜという説明を全くしないのは卑怯じゃなあ」「はい」「そうそう、レオナルド・ダ・ヴィンチの笑い話にこんなのがある。　絵を描いたこともない著名人が、絵の審査員になっていますが、いいんですか。　私は卵を産んだことはないが、卵の良し悪しは分かるよ。　というのじゃ」「へえ」「自民党の批判が全く的外れなのは分かるね。それなら、集団的自衛権で、自分達が実際に現場に行かなければならない」「はい」「ということで、４０年前に入手した本を読み直したという報告で……」「え……」

  2015.05.12

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• 落語の本：その６

  「落語の資料を整理するシリーズ」「はいはい」５２：石川英輔「大江戸えねるぎー事情」　塵一つ捨てない江戸の省エネ。食べ物、日用品でその生活を紹介。５３：市川三郎「新・只今笑談中」　ちょっとした会話の中の笑い、そんな馬鹿なという若い。様々な笑い。５４：稲垣史生「大江戸を考証する」　江戸の名所紹介。上野界隈から浅草、吉原までを散策する。５５：稲田和浩「食べる落語」　落語に登場する食べ物をいろは順に「ん」まで紹介。サイン本。５６：稲田和浩「恋する落語」　落語に登場する恋を人物名のいろは順に紹介。サイン本５７：稲田和浩「はたらく落語」　落語に登場する職業をいろは順に紹介。サイン本。５８：稲田和浩・守田梢路「ザ・前座修行」　小三治、円丈、正蔵、昇太、志らくの5人が語る。稲田君のサイン入り。５９：稲田和浩・山本進・大友浩・中川桂「落語の黄金時代」　昭和の落語の歴史を語る。まさに黄金時代だったんだねえ。稲田君のサイン入り。６０：稲田和浩・周辺の人々「噺の処方箋」　人生相談に対する答えは全部、この落語を聞きなさい、というもの。スタッフ５人のうち３人のサイン入り。「とまあ、稲田君まで」

  2015.05.11

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• 落語の本：その５

  「落語の本の整理」「はい、自分のためです」４３：安藤優一郎「江戸っ子の意地」　江戸ッ子本はあるが、明治維新で絶滅した理由が書かれているのはこれだけ。４４：池内紀「ことばの演芸館」　笑いの由緒を実例付で紹介する「笑いの文章読本」。サイン本。４５：池田弥三郎「日本故事物語」　ことわざや言い回しから、日本人の感性を探る。４６：池田弥三郎「話のたね」　古典の話、笑い話、不思議な噺、ためになる噺。４７：池田弥三郎・梅棹忠夫：監修「百人百話」　一つのことわざをテーマに百人が思い思いのことを綴る。先代小さんの文あり。４８・４９：池田弥三郎「日本故事物語」（上・下）　「挙句の果て」から高尾の「忘れねばこそ」まで、身近な言葉の解説。５０：池波正太郎「江戸切絵図散歩」　江戸の地図をもとに、作者の子ども時代から現代への東京の変化も見つめる。５１：池波正太郎「鬼平犯科帳の世界」　作品に登場する人物一覧、江戸の風物などをまとめたもの。「とまあ、筆者の五十音順で……本は出版の古い順に」

  2015.05.10

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• プロ野球交流戦

  「プロ野球の交流戦を見ていたら、６月６日……日本では芸術の日、海外では悪魔の日……」「どうでもいい紹介」「巨人線に解説者として、何と赤星が登場。巨人側の局なのに、とっても公平な解説をしていたのがいい」「はい」「それにしても初めて見たが、巨人のファーストの外国人は下手じゃなあ。ファールだから記録には残らないが、３つはエラーにしていいぞ」「ははは……巨人は他に選手がいないんですよ」「そうじゃな、オールスターの中間発表でも一人も入っていないようじゃし……」「人気の巨人という時代は終わったんですよ」「ところが、朝、某テレビ局を見ていると、日○テレビよりもひどい」「え……」「日○テレビでは巨人を贔屓にするかと思ったら、そうでもない」「へえ」「それで、違うチャンネル。失礼になるので名前は省略、局は素数」「ほとんど言ってますね」「これが、昨年までは仕事で見ていないから、家内が見ていたのじゃが、パリーグの選手を応援して面白かったそうじゃ」「へえ」「今年、わしが見始めたら、すごい巨人贔屓。訳10分のスポーツコーナーで、柔道、テニス、サッカーなど、その他のスポーツが３分、各球団の試合が３分、巨人に３分」「あれ……」「その内容もひどい。巨人のヒットに相手のバックホーム。アウト、先制点を阻止しました……失礼しました、先制を阻止されました」「え、そんな訂正が……」「それから、先日の番組最初でも、明るいニュースが最初にあるとほっとします……って、３つのニュースを出すのじゃが、国会やら社会問題に続いて、ついに巨人が首位に立ちました……これ、明るいニュースか……では、これまで首位だったヂーエヌエーはどうなるのじゃ」「大家さん、発音できてないよ」「そんな調子……巨人の先発がマウンドに向かう映像、打ち取った映像、得点した映像。チャンスに凡退して負けました……」「え……」「何か嫌らしいくらいに巨人を立てる。どうなっているんじゃろう」「以上を総合するとですね……」「え……」「要するに、今まで応援していた日○テレビが、放映はするが、応援はやめてしまった。そこで、テレビ○日が、同じ日の字があるから応援を買って出たんじゃないですか」「ううん……なるほど」

  2015.05.09

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• 安保も年金も……

  「憲法学者が国会の参考人として呼ばれ、現在自民党が進めようとしている安保法制については全員が違憲だという意見を述べた」「はい」「それに対して、まず違憲だとは思わないという学者もいるから、あれが間違っているのだ、と弁明」「はい」「続いては、学者は国民の安全平和よりも、文字に書かれた物を大切と思うのだと批判」「はい」「国会の参考人はあくまでも参考であって、国会では議員の意見で進めるものだと言明」「はい」「討論会では、一部の学者の違憲だけをとらえて廃案しろという野党の意見について、他人の意見を取り上げて自分の考えを持たないと批判」「はい」「誤った証言をするような学者を呼んだ責任は重く、その学者についても圧力をかけるべきだと発言」「すごいことになりましたね」「まあ、そういう調子じゃな。一方、何が間違っているのか、説明できていない。だから、憲法学者180人が法案反対の署名を行った。この名簿を手に入れて、所属する大学に圧力をかけるようじゃな」「だんだん北朝鮮みたいになりますね」「それは失礼じゃが、その通りじゃな……さて、年金のデータ流出問題も、これまでいい加減だったのは明らか」「そうですね」「それが、パスワードを設定する決まりだったのに、『一部設定していませんでした』と言う」「ひどいですねえ」「前にも話したが、使い込みで問題になって機構を変えたのに、今の幹部は全て当時の役員」「え……」「民主時代に大臣が介入しようとしたら大変な攻撃で大臣辞任に追い込んだ」「ねえ」「さて、今回、自民党の幹部は、この問題について質問され、『対応策をきちんとやるように、厳しく指導していく』と答えていた」「今までやってないじゃないですか」「で、どう思いますかっていう質問への返事がすごい……『自分で働けるのに、年寄の金を狙うなんて許しがたい。厳しく取り締まって行かねばならない』だって」「え……あれ……」「もちろん、悪用する人が悪い。しかし、流出問題をそちらにすりかえてごまかしているようにしか見えないよ……二○堂さん……」「意識の問題ばかり感じるんですが……」「野党の女性議員に『さっさと質問しろよ』ってのも、これは消化試合で、時間が過ぎれば成立する。時間がもったいないという気持ちの表れじゃな………それに対して「言葉遣いが悪いなら謝罪する」ってだけで、言葉そのものは否定していない。何と卑怯な総理じゃ」「はいはい」「さあ、これからどうなるか、力のない野党では……」「いつも言っている通り、これを選んだのは我々ですから」

  2015.05.08

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