32:縁の下間男(えんのしたまおこと)
【粗筋】 亭主の留守に間男を引き入れたが、突然のご帰宅。慌てて男を縁の下に隠したが、揚げ板の指を入れる穴にイチモツをはさんでしまった。女房慌ててその上にまたがって隠す。亭主に,「どうしたのか」 と聞かれて、お腹が痛くて動けないと誤魔化すが、亭主が無理矢理立たせてしまう。女房のいた所に妙な物が残っていて、「しょうがねえなあ、マ○みてえなク○しやがって」【成立】 とても書けないのでドレミ……の音を○にした。これではあまりに汚いというので、女房がそれを「入れて」隠し、「亭主がトンと肩を叩いたら、お尻を中心にクルクル……まるで独楽ですな」という落ちにしたようだ。どちらにしても聞いてみたいと思わない、ひどい客がいる時はこんな噺が掛かるかも知れない。聞いたことがあなた、反省しなさい。