放射能が降り注いだ日々、1963年
世界各国が100近い大気中核実験を行って大気圏に莫大な放射能が拡散された年が1960年代。青森での観測ではストロンチウム90やセシウム137の放射性降下物がありました。見ると愕然とするこの表は三橋順子さんの「続・たそがれ日記」で広まりましたが、その原典は環境科学技術研究所の「大気中核実験」。それ以上詳しい資料が見つからなかったので、これを自分なりに読み取ってみました。セシウム137に限ってこの表を見ると、核実験時代の1963年は約2,400Bq/m2、チェルノブイリの次年の1986年には約150Bq/m2のようです。(単位は1m2あたり)私達は雨に気をつけろとか言われてましたが、特に何も対策せず浴びていましたね。1963年に生まれた人はそれなりの汚染に晒されたとみていいでしょうね。水道水でミルク飲んだり、野菜やミルクを取ったり。その人達は今48歳。当時はこの子達は長生き出来ないなんて言われていました。しかし皆さん現在もお元気なようですよ。下記の方々です。 また別な資料もありました。データが途中からですが、上記の表では1963年は200~300MBq/Km2・月、チェルノブイリの次年の1987年は約200MBq/Km2・月と記されておりました。どちらが正しいのかは別として、専門家の方々がこんな推移表に今回の福島の予測数値をあてはめて説明してくれれば、もう少しわかりやすいのかなと思ったりしております。まあそうは言っても、今までより少ない数値が出ても安心出来ません。過去に浴びた放射能はすでに私たちの体に幾らか残っているのだから、これ以上新たに増やしたくもないですが。ご参考まで:<1963年生まれ>藤谷 美和子、森川 由加里、今井 美樹 、宮根 誠司、浜田 雅功、松本 人志 いっこく堂、唐沢 寿明、ラッシャー板前、イングヴェイ=マルムスティーン、ホイットニー=ヒューストン、ブラッド=ピット、小錦 八十吉、仁科亜希子<上記表の出典元>「続・たそがれ日記」放射性物質にさらされた世代 /続・たそがれ日記<上記表の出典元>文部科学省日本の環境放射能と放射線/測定データで見る「過去の出来事」