意外なランナー
毎月楽しみにしている雑誌がある。Runner's Worldという月刊誌だ。一番最後のページに、ランニングの世界以外で有名な人で、走っている人たちを紹介するコラムがある。11月号は、なんとHARUKI MURAKAMI (ボストン在住、56歳)漢字で書くと、「村上春樹」!ウェッブにも記事がでるはずなのだが、現在最新の記事としてでているのは先月号(10月号)の記事。あと数日したら、村上春樹のものがでてくると思う。http://www.runnersworld.com/category/1,5034,s6-197-198-0-0,00.htmlだいたい私は彼が日本に住んでいないことさえ知らなかった。彼はキャリアの長いランナーらしく、もうボストンマラソンも6回走ったとある。ということは、相当速いのだろうなと思っていたら、自己ベストは3時間31分らしい(これはニューヨークマラソンでだしたもの)。そういえば、彼の作品は開放的で、外に向かった感じがするように漠然と感じていたが、走っているときのイメージなのかもしれない。今年の11月6日のニューヨークのマラソンにも、もちろん、出場するそうだ。ところで、このING New York City Marathonを主催しているのは、New York Road Runnersというクラブなのだが、代表は、43歳の、まだ小さい子供が二人いる、元弁護士の女性だ。そして、マラソンは2時間44分で走る!彼女は、クラブの一番のイベントであるニューヨークマラソン、その他のランニングイベントを成功させるために、世界中を飛び回っている。フルタイムの重責な仕事だ。弁護士を辞めて、こういう仕事に就く、というのは大きな転機であったに違いない。でも、人生のステージにあわせて、そのときあるチャンスを見逃さず、精一杯に人生をエンジョイすることは、本当にすばらしいことだと思う。**************************************************先月、MITで村上春樹の講演会があったらしい。http://blog.goo.ne.jp/panko_boston/e/5cf8ae2ae51eb2c9de9fd653cdf2255311/18/05にはハーバードであるらしい。行きたいなあ。。。さすがにあまりに遠くてだめだけど。