眼科定期健診
今日は眼科検診。日系の先生にもう何年も診てもらっている。日本語はたぶん、ほとんどできないのだろうけど、単語は少しならご存知、という程度。とても温厚なおじ(い)ちゃんだ。私は母が緑内障(glaucoma)なので、緑内障のリスクの高い患者である。よって、毎年、眼圧(Intraocular pressure=IOP)を測り、その兆候がないか、検査する。親か、兄弟が緑内障の場合、リスクは非常に大きいそうだ。また、自覚症状はほとんどないので、毎年定期検査をするしか発見の方法はないという。http://www.allaboutvision.com/conditions/glaucoma-2-cause.htm今年は、眼圧を測るだけではなく、角膜(cornea)の厚さを超音波で測定し、角膜の厚みを考慮した、本来の眼圧を測定した。つまりこういうこと。眼圧は、すべての人が同じ角膜の厚さをもっていることを仮定として求める数値なのだが、実は、角膜の厚さには個人差があり、ぶ厚い人には、眼圧は高めにでてしまう。よって、本来の眼圧は、実測値を角膜の厚さにより修正し、より低い数値に求められる、というわけ。http://www.glaucoma.org/learn/the_importance.html私の場合は、素の眼圧が14(スケールは10から21。単位は?)。角膜が普通の人よりちょっと分厚いので、その分を修正して、眼圧は12、らしい。ということで、今のところ、緑内障の兆候なし。ふっ。安心。こういうことも、きちんとわかるように説明してくださる。ありがたい。隣の検査室では、検査師がこんなことを何度も何度もお年寄りのおばあさんに言っているのが聞こえていた。「When you see the あかり click this but if you don't see it, don't. You see that あかり now???」たぶん、視野の検査だったのだろうが、正しい日本語は「あかり」ではなく、「ひかり」だと思うのだけどなぁ。。。。