息子との夏休みの〆は、やっぱり釣り
2015年4月3日、中学校を卒業したばかりの息子をカナダへ送り出しました。この夏、息子が初めて日本に長期帰国。2016年7月8日~8月28日のことです。その間、外せる仕事は全て外し、このブログに書いたように7月14日~18日 4泊5日で岡山、倉敷、八丈島の旅7月27日~31日 4泊5日で道東の旅8月06日~14日 8泊9日でニュージーランド・スキーツアーそしていよいよ息子がカナダへ戻る日が近づいてきました。最後の8月26日、27日は、二人で釣りに行きました。******************8月26日凄く暑い夏だったので、釣りは夕方のみ。8月26日は、表浜へキス釣りを目指したのですが、釣り具やの情報で台風で海が荒れ太平洋側は無理とのこと。そこで、田原市の海釣り公園へ行きました。ついてみると、周囲で再三ナブラが立ちます。スズキが小魚を追っているのだと思います。ところが、入れたはずのルアーが見当たらない!これではスズキは狙えません。ぶっこみでキスかハゼを釣ろうと思いなおし、買ったばかりの青虫を取り出しました。ところが、何たるドジ!、餌箱をひっくり返し青虫のほとんどを失ってしまいました。残った青虫を付けてぶっこんだところ、ギマが入れ食い。でもエサがちょっとしかなく、釣果は4匹のみ。息子に申し訳ないやら、情けないやら・・・ギマは浜名湖で有名な魚と知っていたのですが釣ったのは初めて。料理に悪戦苦闘しながらも煮つけで美味しくいただきました。******************8月27日前日釣れたので、息子の旅立ちの前日ですが夕方また釣りに行きました。この日の行き先は伊良湖岬本カワハギにグレ、真鯛&石鯛の赤ちゃん。息子がカワハギ仕掛けで仕留めたグレは、焼き魚にしましたが絶品。この時期のグレは臭くてダメなことが多いのですが大ラッキーでした。******************8月28日セントレアへ息子を見送りました。この喪失感を味わう毎に、自分がいかに息子に依存していたかを感じます。とっくに亡くなった道草の父のこと。道草の実家は岡山で、道草は四国の大学に行きました。当時まだ瀬戸大橋は無く、帰省から四国に戻る時は宇野ー高松間の連絡船に乗りました。 岡山駅から国鉄(まだJRではなかった)で行けるから、見送りしなくても良いよという道草を父はいつも宇野港まで車で送ってくれました。その時の父の表情は今でも忘れません。その時の父の心情を今まさに道草が味わっていると感じます。若かった道草は、父の思いを有り難く思うと同時に重荷にも感じました。きっと今の息子は、あの頃の道草と良く似た心情なんだろうなあ。父としての意見を沢山言ったけど、他人の希望なんて些細なこと。自分の人生は自分で切り開くしかないのだから自分の本当に良いと思う道をみつけ、それが何であれ、つき進んで欲しいと切に願っています。