シャルル・ノエラ サヴィニー・レ・ボーヌ・ラヴィエール1999
今年4回目の北海道へは羽田→釧路便 レインボーブリッジがきれいに見えていました1月3日の10kmレースで左股関節を故障 走れないため釧路市鳥取温水プールで2000mのswimとホテルまで6kmのウオーキングで腹ごなし 夜は釧路の繁華街へくりだしました 寒くって人少なし 行き先は、いつもの魚介とワインKブルーノ・パイヤールを一杯次に勧められたのが、表題のワイン1999 Savigny 1er Les Lavieres (Charles Noëllat)<シャルル・ノエラの話>20年程前、DRCはコンティで10万円台、リッシュで3万円台、エシェゾーで1万円台で売られており、清水の舞台から飛び降りる思いで購入したのを覚えています。当時シャルル・ノエラの30年熟成の古酒が、リリース直後のDRCよりも安く、薄いけど甘く感じるような滋味豊かな熟成ノエラに何度も感激したものです。72リッシュブールと53ボーモンは衝撃でした。 シャルル・ノエラの畑の内4分の1は、1978年にアラン・ユドロ・ノエラに相続され、残りは1988年にDRCやJJCに売却されドメーヌ・シャルル・ノエラは、消滅しました。 最近、「シャルル・ノエラ」の名でワインが販売されているのを見かけます。どうせまがい物だろうと手を出さずにいましたが、今回、Kさんに勧められて飲んでみました。さて、今回飲んだ99のシャルル・ノエラは、まさにドメーヌ・シャルル・ノエラを飲んでいるが如しで、出し系で旨味が染み渡るような理想的熟成ブルピノでした。驚いてネット検索、「シャルル・ノエラという商標は、ネゴシアンのセリエ・デ・ウルシュリーヌに引き継がれました。」と書かれてあります。このネゴシアンはノエラ家当主の甥と書かれているページもあり(本当か不明)、シャルル・ノエラの自社畑の中にラヴィエールの畑があったはずですし、味わいが昔のシャルル・ノエラに酷似していますので、関係のあるワインのようにも思えます。楽天で検索したらまだ5千円台で売られていて早速購入しました。(昔のシャルル・ノエラは素晴らしい古酒が魅力でしたが、ジャイエやルロワとは 比較にならない造りであり、高額ならお勧めしません) ネゴシアンのシャルル・ノエラについて多くの販売サイトで、「古典的」、「しみじみ旨い」などとあり、道草も同意します。 中には、「パーカーなら満点近いのでは?」などと書いた宣伝もありました。違うワインですし、最近のパーカーについては全く知らないのですが、昔、パーカーが出し系のブルゴーニュに極端な低評価をつけてヒンシュクを買っていた思い出から、何だか真逆の宣伝のように思います。 パーカー好みのパワフルワインではなく、「濃くはないが旨味とフィネスの熟成ピノ」ってのが当たっていると思います。Kさん、今回のシャルル・ノエラ、大ヒットでした。いつもいつも、美味しいお料理とワインを有難うございます。