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カテゴリ:スタッフ日記
(医) 緑和会 加地内科クリニック 心拍数ウォーキング ~認知症予防~
健康増進のために、万歩計を身に着けウォーキングを している人が多くなっています。しかし、それが “ウォーキング”とよべるレベルではなくダラダラ歩きでは せっかく歩いても意味のないものになってしまいます。 もちろん歩かないより歩く方が健康のためにいいのは 間違いありませんが、有酸素運動になっていないと 認知症予防には効果がないと言われています。 早歩きウォーキングを30分、3回/週 以上している人は 全く運動していない人に比べ、アルツハイマー型認知症の 発生率が50%も低いという研究結果があります。 有酸素運動をすると脳への血流が増加し 脳を賦活させるのです。‘脳に効くウォーキング’とは ある一定の心拍数を保ち続けることです。 年齢別の目標心拍数 40歳 114~136 50歳 110~130 60歳 106~124 70歳 102~118 80歳 98~112 (安静時心拍数が70の場合) この心拍数を保つ早歩きの目安は、ハッハッと息が 弾みややキツイと感じるが、会話ができるくらいのペース。 ゼエゼエと息が切れるような感じはちょっと速すぎます。 このペースを保って10分以上は歩きます。 有酸素運動の効果があるのは、歩き始めてから 10分以降です。それからは、酸素をより多く含んだ 血液がどんどん脳に送られていくゴールデンタイム となるのです。
皆さん、無理せず有効なウォーキングを 心がけましょう。
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Last updated
December 9, 2013 02:41:31 PM
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