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豊中の緑の診療所だより

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December 9, 2013
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カテゴリ:スタッフ日記

(医) 緑和会 加地内科クリニック

リース.jpg

心拍数ウォーキング 

      ~認知症予防~

 

健康増進のために、万歩計を身に着けウォーキングを

している人が多くなっています。しかし、それが

“ウォーキング”とよべるレベルではなくダラダラ歩きでは

せっかく歩いても意味のないものになってしまいます。

もちろん歩かないより歩く方が健康のためにいいのは

間違いありませんが、有酸素運動になっていないと

認知症予防には効果がないと言われています。

早歩きウォーキングを30分、3回/週 以上している人は

全く運動していない人に比べ、アルツハイマー型認知症の

発生率が50%も低いという研究結果があります。

有酸素運動をすると脳への血流が増加し

脳を賦活させるのです。‘脳に効くウォーキング’とは

ある一定の心拍数を保ち続けることです。

  年齢別の目標心拍数

  40歳   114~136

  50歳   110~130

  60歳   106~124

  70歳   102~118

  80歳      98~112  (安静時心拍数が70の場合)

この心拍数を保つ早歩きの目安は、ハッハッと息が

弾みややキツイと感じるが、会話ができるくらいのペース。

ゼエゼエと息が切れるような感じはちょっと速すぎます。

このペースを保って10分以上は歩きます。

有酸素運動の効果があるのは、歩き始めてから

10分以降です。それからは、酸素をより多く含んだ

血液がどんどん脳に送られていくゴールデンタイム

となるのです。

 

皆さん、無理せず有効なウォーキングを

心がけましょう。

心拍数.jpg

 






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Last updated  December 9, 2013 02:41:31 PM
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