みどりの会・山口長志

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  自然エネルギーを考える会・大成功!!

  自然エネルギーや環境問題をテーマにしている須坂市内の団体と、長野県地球温暖化防止活動推進員有志で実行委員会を組んでシンポジュームを開催した。日時は3月25日(日)午後1時30分より5時で、場所は須坂駅前のシルキーホールだ。参加者は須坂市内を中心に長野市や上田市からの参加もあり予定していた資料は100部だが全部消化できた。須坂市からは三木市長、井上助役、善財部長等の市職員と、市議会議員は7名、隣の高山村からも村議会議員1名の参加をいただいた。行政主導でなく住民が主体となって開催した学習会としては大成功といえるだろう。学習会によって「問題点」はかなり見えてきたので、これからが正念場である。｢省エネ」を右手に持って、左手には「自然エネルギー導入」を持ち、地球温暖化に立ち向かわなければならない。益々深刻になる地球温暖化を防止するには「自然エネルギー」の導入が絶対必要条件であるが、峰の原大型風力発電計画の問題点を学び、改めて「須坂新エネルギービジョン」をどう推進するか、悩ましい問題だが解決しなければならない。アンケートの中に、「大変参考になった、学習会を継続して欲しい」との複数のご意見があった。これからどうする、これも問題だ。

  2007.03.29

• 国民投票法の学習会

  須坂南部地域9条の会の定例会で、国民投票法について学習しようと言うことになり、解説を担当した。国民投票法と一般に言われている法律は、憲法改正手続法というものである。即ち、「戦争のできる普通の国」を目指す安倍首相にとって、どうしても必要な憲法改悪手続法である。当初は、国民投票法という呼び方に惑わされ、間接民主主義が機能しなくなった重要案件について、国民投票によって決定することは、直接民主主義として他の国々でも行われている事でもあり、望ましいことと思っていた。長野県ではじめての、住民投票条例（須坂市総合体育館建設の是非を問う条例）を直接請求した仕掛け人としても、国民主権として必要な武器であると信じていた。しかし、今国会で成立しそうな憲法改正手続法は、私がイメージしていた国民投票法とは全く別物で、こんな穴だらけの法律が成立したら、日本はとんでもないところへ行ってしまうと危機感を持った。１．自民党案は憲法改正のためだけの手続法であり、民主党案（憲法改正+重要国政問題）の国民投票法のイメージに近い法案とは全く別物である。２．改憲論者は、「現憲法に憲法を変えることが出来ると謳ってあるのに、その手続法がないのはおかしいので、準備しておくことは必要」と主張しているが、憲法を変えたいとする国民の声が、それほど大きくないのに準備する必要はないと思う。３．国の形を決める重要な改憲国民投票に、投票率の規定がないのはおかしい。たとえば投票率４０％で過半数が賛成するとして、有権者の２０％の賛成で憲法が改正されてしまって良いのか、問題だ。まだいろいろあるが今回はこの程度で。

  2007.03.23

• 障害者自立支援法について考える

  障害者の施設である「わらしべ」を運営する、社会福祉法人・すこう福祉会を応援する会の役員会があって参加した。今年初めての役員会なので、募金活動や物品販売及びイベントについて話し合った。今年のイベントは、夏に「わらしべ祭」を開催することになり、実行委員が選出された。委員の皆さんにはご苦労をかけます。法人報告の中で気になったことがあった。それは、本年の決算は何とかなるが、来年度以降は障害者自立支援法の影響で、大変厳しいとのことである。利用者の拡大で収入増を図らなければならないのに、経費の削減で人件費を圧縮しなければならない。職員を減らしてしまってはサービスの低下になるし、利用者離れを起こす危険がある。悩ましい問題に直面しているのである。

  2007.03.22

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  浄土真宗河東組門信徒会研修会

  所属する浄土真宗本願寺派長野教区河東組の基幹運動推進研修会に参加した。場所は須坂温泉。テーマは｢開かれたお寺」平成16年より河東組として研修会を開催しているが、参加者が少ないと問題になった。長野教区で一番大きい24ヶ寺ありながら、住職の出席率が悪い。これで、｢開かれたお寺」を論ずるには不満が残る。講師の中島相談員から「基幹運動は、お寺の体質改善運動である」と説明があった。もちろんお寺は住職だけの所有物ではなく、門信徒や地域社会のものであり、いわば公共の施設と私は思っている。そのお寺が、門信徒や地域社会から遠い存在になってしまった。真剣に考えなくてはならない。私（釈謙敬）は思う、学校に行かない子はお寺に行こう。これが本当の「寺子屋」だ。お寺をもっと身近なものにしなければならない。

  2007.03.22

• 須坂市民が望む自然エネルギーを考える会

  峰の原の大規模風力発電計画の是非の議論を踏まえて、須坂地域における身近な自然エネルギー活用推進を目指して、市民みんなで、話し合い、考えてみようという趣旨で、仲間の団体と実行委員会を組んで学習会を企画しました。又、身近にある再生可能エネルギー資源(太陽、水、バイオ等)の存在に目を向けながら、須坂市が一年前に策定した「地域新エネルギービジョン」が須坂市の地球温暖化防止対策としてどれくらい生かされているのか、等についても市民みずからが検証できればと願っています。日時：２００７年３月２５日（日）　　午後１時３０分～４時３０分会場：須坂市シルキーホール(３階　大ホール)内容：第1部　報告と問題提起　　峰の原の風力発電計画を学ぼう•●     建設計画の概要・ＩＰＰジャパン　開発担当執行役員 清田  浩氏•●     問題提起（１）根子岳風力発電を考える会  代表幹事 冨田浩二氏•●     問題提起（２）環境カウンセラー　高野憲一氏•●     経過報告・須坂市 市民生活部 生活環境課　課長 渡辺  章氏第2部　パネル討論　　コーディネーター　三輪　浩氏（信州大学名誉教授）須坂市における自然エネルギー利用の実践と「地域新エネルギービジョン」•●     バイオディーゼル燃料・・須坂エコライフネットワーク　代表 山岸頌正氏•●     太陽光・・サンジュニア　  代表取締役社長 西原秀次氏　　　•●     小水力発電・・信州大学工学部　 助手 飯尾昭一郎氏•●     伊那市の場合・・伊那市 総務部　政策推進課　副主幹 唐澤直樹氏•●     地域分散型の視点・・長野ソフトエネルギー資料室　代表 三輪  浩氏主催：須坂市民が望む自然エネルギーを考える会実行委員会構成団体及び個人・須坂エコライフネットワーク　・みどりの会　・須坂水の会・せせらぎ生活学校　・長野ソフトエネルギー資料室　・長野県地球温暖化防止活動推進員須坂地域有志後援：須坂市

  2007.03.11

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  浄土真宗本願寺派長野教区仏壮連盟の研修会に参加

  野沢温泉で開催された、「浄土真宗本願寺派長野教区仏教壮年会連盟・第12回基幹運動研修会in飯山祖」という恐ろしく長い名前の研修会に、昨日より一泊で参加した。壮年会に、ふさわしくない年齢であるが、仏教についての学習が極めて浅いながらも、奥深いものを感じている私は、これからも機会あれば積極的に参加したい。基調講演は仏教壮年会活動活性化推進講師の藤井邦麿氏である。氏の講演は昨年6月にもお聞きし、大変感銘を受けたが、今回はそれを越えた感動を受けた。大分県内の寺の住職を務めておられるので、遠方からお出かけいただいた訳ですが、お母様が、意識もなく危篤状態との事でした。その話は、講演の最後に「実は・・・」と話されて、われわれは始めて知ったのです。それまでは巧みな話術で、ユーモアを交えて、難しい仏教用語を解説され、あはは・・・おほほ・・・と聞いてきたのですが、思わず目が潤んでしまった。●宿縁を喜べ●念仏は自我崩壊の音●縁欠不生●名ばかりの門徒、形ばかりの僧侶大変興味ある話で、先ほど別れたばかりなのに、また聞きたくなってしまった。

  2007.03.04

• ZAKIさんに会ってきました

  長野市ふれあい福祉センターで開催される「憲法を考える会」に、ZAKIさんが参加するとの情報をもらったので、会いに出かけた。会の主催者が誰なのか、良く分からなかったが、テーマが「憲法を考える会」だったのと、ZAKIさんが参加するので期待して会場へ。ところが、講師はジャーナリストの佐藤文明氏であったので、びっくりした。戸籍問題などで沢山の著書がある佐藤氏の、天皇制と憲法改正論は大変勉強になった。戸籍制度と天皇制を飛び地に残した日本国憲法は、自民党安倍政権の改憲により家族主義の復活を目指すと。ZAKIさんとは、4月に須坂市へ来ていただくことの約束が出来た。彼の「へんな改憲手続法」の歌が、下記「野生化の時代」で聞けるのでお試しください。利用については、無償でご自由に、との事です、普及してください。http://zaki8.net/dl/kaiken-tetudukihou.mp3

  2007.02.25

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  「全国エネルギーシンポin長野」に参加

  峰の原で大型風力発電計画が進められている須坂市民として、国のエネルギー政策はどんなものかと思い、資源エネルギー庁主催のシンポジュウムに参加した。場所は信州大学工学部。もう一つの目的は、須坂市でも「自然エネルギーシンポ」を開催しようと計画中で、パネリストの一人である信大工学部の教授に出演依頼をするためである。シンポの内容は、特に目新しい物はなく、環境にやさしい自然エネルギーを推進しようとするものであった。パネリストの神津カンナさんの言葉が印象的であった。「賞味期限の近い物から購入する社会にすべき」と、同感だが実現は難しい。パネルディスカッションの様子信州大学工学部屋上の小型風力発電設備会場に展示された須坂市の小水力発電パネル

  2007.02.24

• 須坂市の議員特権と政務調査費について

  2005年度の須坂市議会の政務調査費について調査したので、その結果を報告する。なお須坂市議会は、2月4日改選され新しい議会がスタートした。定数20に新人が8名当選し改革推進が期待できる体制がそろった。現状を認識したうえで、過去にとらわれない、更なる改革を期待したい。下記調査報告は地元紙「須坂新聞」に1月13日掲載されたもの。*******************************************************私は｢なくそう・議員特権｣のキャンペーンに賛同し調査に協力している。議員を長くやるとダイヤモンド付き議員バッジがもらえる。須坂市にはありませんが、全国の市区町村や都道府県には、何１０万円もの肖像画、１日１万円以上の「交通費」、政務調査費に領収書の提出や報告義務がない等々、とんでもない特権があることが分かった。詳細については改めて報告することとし、今回は須坂市の政務調査費について検証してみたい。政務調査費は、議員の調査研究に必要な経費の一部として、議員報酬とは別に交付されるもので、議員特権の一部である。須坂市では議員一人当たり年間15万円が所属する会派単位に支払われている。須坂市より少ない市は、飯田市14万円、茅野市12万円、岡谷市10万8千円、多い市は、長野市116万4千円、松本市25万円、上田市24万円。ちなみに長野県議会議員には348万円支給され、町村議会議員には支給されていない。長野市は突出しているので例外とすれば、須坂市は他市に比較すると、問題のない金額といえる。市行政のチェックや、議員提案による条例の制定にまで踏み込み、まともな議員活動を推進するには、年間15万円では少ないと思う。政務調査費を増額せず現状維持とするのであれば、議員定数減による経費節減の一部を、議員報酬の増額や、議会事務局の強化拡充にまわすことを提案したい。須坂市の情報公開条例に基づき、平成17年度政務調査費の収支報告書を入手し調査した。会派別に支給されているので収支報告書も会派別になされている。各会派とも満額消化されているが、新風会(3名)のみ14万円が還付されている。これを、税金の無駄遣いをセーブしたと見るか、議員としての調査活動が不充分と見るか、の評価は有権者の判断にお任せしたい。ただし、期末の２月～３月に良く見られる「政務調査費を使い切る事が目的」の「視察旅行」を新風会はやっていなかったことは明白である。会派別支出合計に対し、調査研究研修費（主に先進地視察）に90％以上使用した会派は、政和会(5名)、須坂フォーラム(4名)、高志会(3名)、新風会(3名)、と7会派中4会派になり、支出総合計に対しても７６％になる。調査研究研修費の内容を精査すると、先進地視察に要した宿泊費と交通費がほとんどである。宿泊費については支給基準がなく実費精算となっているが不明瞭である。新風会では一泊2万5千円の和倉温泉の有名旅館に宿泊しているが、1万1千9百円を自己負担しているものや、安いところでは政和会のビジネスホテル利用で4,765円もある。交通費については、グリーン車の利用をチェックしようとしたが、旅行社を利用しているものについては、宿泊費と合算されており内容は不明。ただし合計金額から目的地と人数で推測するに、グリーン車の利用はなかったと思われる。個人所有の車を利用した政和会の視察では、リース料として一日1万円と1万5千円が計上されていた。また他の会派ではガソリン代のみで、リース料が支払われていないケースもあり、これも支給基準が不明瞭だ。個人所有の車を利用した場合に、万が一の事故等を考えると、保険加入状況等のチェックが出来ているのか心配だ。先進地視察については内容が報告されていないので、視察結果が市政にどう反映されたのか、まったく判断できなかった。領収書は添付されているものの、年月日、訪問先と目的しか記されていない。もう少し内容に踏み込んだ報告と、それが須坂市にどう反映されるのか簡単なコメントが欲しい。しかし領収書添付や報告義務がない市や、飲食代にしか使用されていない市に比較すれば、改革は進んでいるので、更なる改革を期待したい。その改革の一つとして、政務調査費の支払いを「期初前払い」から「事後精算」に変更することを提案したい。余った政務調査費を消化する目的で旅行や宴会をやったのでは？等と疑われないし、余った政務調査費の還付事務も省略できる。先進地視察で９０％以上消化している会派では、個人別支出の差はほとんどないが、資料購入費が45％の日本共産党(2名)や、事務所費が40％の市民21(4名)については、個人別支出の差が大きい。この差が議員活動の差になるのかどうか、費用対効果の判断も有権者にお任せしたい。会派別所属議員(敬称略）新風会(３名)　市川喜太郎　山岸　徹　永井康彦政和会(５名)　古谷秀夫　関野芳秀　佐藤庄司　宮沢源司　北沢正啓須坂フォーラム(４名)　 佐々木啓佐義　橋本達男　卯之原卯吉　宮本勇雄　高志会(３名)　滝沢　肇　浅野隆一　豊田清寧　市民２１(４名)　島田和子　岩田修造　渡辺　智　善財文夫日本共産党(２名)　永井光明　土谷フミエ自由クラブ(３名)　佐藤寿三郎　植木新一　丸山久雄

  2007.02.18

• 川田龍平を応援する会の事務所訪問

  「無臭にんにく」の仕事があって、久しぶりに上京したので、新宿区四谷にある「川田龍平を応援する会」の事務所を訪問した。川田龍平君は、３１歳の誕生日にあたる１月１２日に、参議院選・東京選挙区で立候補すると表明している。本人には会えなかったが事務局の方に、信州からも積極的に応援する旨を伝えてきた。彼は松本大学の講師をして居り、長野県内の「市民派」市町村会議員のネットワーク「みどりネット信州」の設立時からの会員である。「みどりのテーブル」共同代表の小林一朗君にも川田事務所で会えたので、激励と応援の約束をしてきた。

  2007.02.13

• なくそう議員特権「ワースト大賞」決定

  私も参加している｢なくそう議員特権キャンペーン｣で、栄えある「大賞」が9日「東京都議会」に決定した。長野県と県内市町村の議員特権調査を、「みどりネット信州」の仲間と昨年末に実施した。残念ながらというか、幸いなことに長野県内には、「大賞」に応募するような「議員特権」はなかった。当日の様子については議員特権キャンペーンのHPをご覧ください。またJANJANにも報告されていますので下記転載します。**************************************************東京都議会に「議員特権ワースト大賞！」 2007/02/10　「公費によるセクハラ温泉旅行」「領収書要らずの政務調査費」……などの議員特権。余りにも庶民感覚からかけ離れたモラルの低さが問題になっている。　地方議会で最悪の議員特権を持つのはどこか？市民の目で決めようという「議員特権ワースト大賞」の投票が９日行われ、栄えある「大賞」には東京都議会が選ばれた。　主催した「なくそう議員特権事務局（虹と緑の５００人リスト運動・ネットワーク横浜・みどりのテーブル）」は、１８４０市区町村と４７都道府県の議会における議員特権について、昨年秋、全国規模の調査を行った。　調査の結果明らかになった事例のうち悪質なものを挙げると―・議会までの交通費にタクシー１メーターでも１万１０００円を支給（広島市議会）。 ・議員のマイカーローン代を政務調査費から支出。議員の自宅であるのにもかかわらず事務所賃料として政務調査費から支出（兵庫県議会）・ダイヤモンド、ルビーの宝石付き議員バッジ（全国の永年市議会議員）　地方議員をめぐる特権は枚挙に暇がない。ただただ呆れ返るばかりだ。すべて紹介するにはスペースがないので「なくそう議員特権」のホームページを御覧頂きたい。　新聞やテレビの情報番組で取り上げられたこともあり、市民の関心は高かった。勤め帰りのサラリーマンなど約１５０人が会場となった東京・神田の日本教育会館を訪れ、「意中のワースト議会」に“清き１票”を投じた。　投票の結果は以下の議会が“栄光”に輝いた―●大賞＝東京都議会議員１人につき月額６０万円、領収書要らずの政務調査費。議員勤続２５年で太田道灌のブロンズ像など。　●２位＝横浜市議会１期目の議員に６０万円、２期目以上に１２０万円の海外視察費（政務調査費とは別に存在）など。●３位＝埼玉県議会公費視察でベトナム・タイを旅行した際、買春したとの疑惑など。●特別功労賞＝立川市議会、品川区議会、目黒区議会　政務調査費でカラオケ・焼肉、永年勤続議員に肖像画などの特権がマスコミで追及されると、すぐに返上した。皮肉を込めて功労賞を贈った。　審査員の畑山敏夫（佐賀大学教授）さんは「愚者の楽園（議会）を変えるのは、首長のクビをすげ変えるよりも難しい。だが、愚者の楽園をなくすためにも、あきらめずにこうした運動を続けていきましょう」と呼びかけた。　「なくそう議員特権事務局」では１４日、東京都議会を訪れ川島忠一議長に「ワースト大賞」の表彰状を手渡したいとしている。　統一地方選挙を控え「駆け込み」で特権を返上する議会がチラホラ現れ始めてはいる。果たして全国的な動きになるだろうか。(竹谷昇)*******************************************************

  2007.02.11

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  農民作家「山下惣一」講演会

  生活クラブ生協・長野が主催して開催された「山下惣一」講演会に参加した。http://www.ruralnet.or.jp/ouen/meibo/146.html１２時３０分開会（長野市安茂里公民館）にもかかわらず、子育て真っ最中の主婦を中心に８０名の参加があった。男性は５名程度で、若いお母さんが主体の熱気あふれる聴衆を前に、「恥ずかしいな～」と言いながら、少し興奮気味で講演に入った。年齢的には、小生より少し先輩だが、高度経済成長の日本の中にあって、必死に「日本農業」を守ってきた山下氏の話を聞きながら、まさに同じ時期に、「食料の自由化」を推進する商社に勤務して、日本農業を破壊する行為を何のためらいもなく、「日本経済の発展」に貢献しているつもりで、仕事をしてきた自分の姿が見えて、罪の深さを再認識させられた。「身土不二」の話や、骨のない魚が常識である日本、一家団欒がなくなったために「みかん」の消費が４分の１になってしまった事等、大変興味深い話であった。一度二人で、じっくり話し合ってみたいと思った。

  2007.02.08

• 須坂市議選の結果

  昨日が投票日の、須坂市議会議員選挙は、少数激戦の厳しい選挙戦であったが、応援した善財文夫は14番目に当選させてもらった。定数20名に22名が立候補した。新人が9名、現職が13名、新人は全員が50歳台で、現職に７０歳台はいない。世代交代の大変重要な選挙となり、投票率も63.28％と前回の62.42％を上回った。最終結果当選 宮坂　成一 2,053 新人当選 小笠原　克夫 1,888 新人当選 北沢　雄一 1,719 新人当選 堀内　孝人　 1,640 新人当選 関野　芳秀 1,510 当選 豊田　清寧 1,487 当選 永井　康彦 1,412 当選 土谷　フミエ 1,382 当選 永井　光明 1,318 当選 田中　章司 1,189 新人当選 中島　義浩 1,159 新人当選 石合 敬 1,137 新人当選 霜田　剛　 1,113 新人当選 善財　文夫 1,080 当選 岩田　修二 1,067 当選 佐藤　壽三郎 1,043 当選 浅野　隆一 892 当選 宮本　勇雄 866 当選 島田　和子 860 当選 古谷　秀夫 838 次点 酒井 和裕 774 新人残念 渡辺　智 415

  2007.02.05

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  すこう福祉会を支援する会の総会

  １月２６日の日記です。１月２８日には須坂市議会議員選挙の告示日であったため日記のアップが遅れてしまった。社会福祉法人・すこう福祉会を支援する会の第３回総会が１月２６日「ワークハウスわらしべ」で開催された。２００６年度の事業報告と会計報告が行われた後、私から監査報告をさせてもらった。上松美香さんのチャリテイーコンサートが大成功であったことと、街頭募金や物品販売で努力した結果、ほぼ予算通りの決算が出来た。会員の楽しみながらのボランテイア精神と、神屋会長のリーダーシップが成功の要因と思う。特に神屋農園から無償で提供していただいた、こんにゃくやりんごの貢献度はかなり高いと分析し監査報告に付け加えた。写真は神屋会長から神田施設長(社会福祉法人・すこう福祉会理事）に寄付金が贈与されたところ。

  2007.01.29

• 須坂市議会議員選挙の告示

  本日、須坂市議会議員選挙の告示がなされ、２月４日の投票に向け、選挙戦の幕が開いた。今回の選挙は定数削減(４減)で２０名になった定数に、２２名が立候補して争われる、少数激戦だ。２２名の内訳は、現職１３名、新人９名で、女性は現職の２名だけ。新人は全員が５０代であり、現職には７０代はいない。世代交代の選挙であり選挙後の議会が大変楽しみである。地域の名誉職的な候補は見当たらず、しっかりした政策議論が出来る、活発な議会になると期待している。須坂市の議会は、積極的な議会改革の推進により、長野県内ではトップクラスと思っているが、国レベルのトップランナーには、ほど遠い感がある。更なる議会改革を目指し、地方分権の推進や、格差社会の是正に、対応していける議会にするためには、今回の選挙は大変重要な選挙である。市民が、その重要性に気がついて、投票に行ってくれる事を切望する。

  2007.01.28

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  地球温暖化防止推進員研修会

  1月19日と20日の二日間、長野市のサンパルテ山王において、長野県地球温暖化防止活動推進員　集合研修会が開催され参加した。61名の参加があった。今回の研修会は、昨年9月1日付で新たに委嘱された68名を加えた249名の推進員を対象に「環境教育の実践」をテーマに行われた。1月23・24日には岡谷市において、同じ内容の研修会が開催されるので、都合の良い会場が選定出来る。一日目は、「環境学習プログラム」を利用した環境教育活動の進め方についてワークショップを交えて学習した。二日目は、川口市のＮＰＯ法人で川口市民環境会議代表・浅羽さんの講演を聴いた。｢エコライフＤＡＹ」を毎年開催し昨年の参加者は54,822名と市民の11％にもなるとの事、驚異的な参加者だ。行政との連携もうまく行っているようだが、何よりも諦めずに辛抱強く続けてきたことに敬意を表したい。その後、環境教育活動を広げていくために、推進員による活動事例の紹介があり、小生も須坂市内の小中学校で行った活動報告をさせてもらった。コーデイネーターの陸斉氏（長野県環境保全研究所研究員）を中心に環境教育を進めるための仲間作りと、学校の次にはどうすればよいかを参加者全員で議論した。最近の事象から、地球全体がおかしくなっているのを実感している参加者は、異常といえるほどの危機感を持って発言していた。ワークショップの様子

  2007.01.21

• 謹賀新年

  明けましておめでとうございます。いよいよ、選挙の年が始まりました。2月4日投票の須坂市議会議員選挙がそのスタートになります。100％市民派で持続可能な社会を目指す現職議員の、善財文夫の応援団長を引き受けました。4月の統一地方選挙では「みどりネット信州」の仲間が県議選や市町村会議員選に立候補するので、場外応援団として積極的に応援するつもりです。7月の参議院選挙には「みどりネット信州の」会員でもある川田龍平さんが東京選挙区で出馬するので、応援に出かけます。

  2007.01.07

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  Ｋｉｄｓ　ＩＳＯ　知ってますか

  須坂市立小山小学校5年西組は、八十二銀行総務部環境室の支援を受けて、Ｋｉｄｓ　ＩＳＯ入門編にチャレンジした。その報告会と長野県地球温暖化防止活動推進員北信地域研修会が合同で本日開催された。　日時　平成１８年１２月２１日(木)　　午後２時から３時３０分場所　須坂市立　小山小学校　視聴覚室テーマ　Kids　ISO　とは　 （http://www.artech.or.jp/japanese/kids/index.html）　　（子供が主役のKids　ISOを児童や保護者および先生と一緒に学ぼう）参加者　須坂市立小山小学校５年西組の児童、保護者、教諭 北信地域推進員（須坂市、中野市、飯山市、小布施町、信州新町、飯綱町、　　　　　 山ノ内町、野沢温泉村）、北信地域行政機関担当者内容1. 挨拶と経過説明　小山小学校５年西組担任　新井先生2. Kids ISOチャレンジ報告　小山小学校５年西組　児童の報告と全員の感想3. Kids ISOと地球温暖化防止について 八十二銀行 総務部 環境室　坂本智徳氏4. 推進員の活動報告と質疑応答5. 講評　小山小学校　朝間校長先生5年西組の34名の児童が、夏休み中に、電気、ガス、水道、ごみの4項目についてチャレンジしたもの。最初の一週間は何も気にせず、メーターの検針や重量の看貫を行う。その上で省エネの方法を学習し家族と対策について話し合って、再度1週間にチャレンジし、その差を分析検討し結果を報告してもらった。チャレンジのスタートは、メーター位置の確認やら、検針方法の学習から始まった。小さなことでも意識しながら行った結果は、大変大きな事だったと発表者全員の感想。児童以外の参加者も教えられることが多く、大変有意義な研修会だった。5年西組の皆さんには、Ｋｉｄｓ　ＩＳＯ初級編にチャレンジして欲しいと希望します。発表会の様子

  2006.12.21

• 第22回「学校給食と食を考える市民の集い」に参加した

  主催は「須坂市職員労働組合・須坂市職労現業評議会」および「学校給食と食を考える市民の集い実行委員会」だ。須坂市は学校給食センターを民間委託する方針で動き出した。市内の全小中学校へ5,300食を供給している給食センターの業務のうち配送業務は既に民営化されている。今回の移管業務は調理業務を新たに委託しようとするもので、平成19年度で学校・保護者への説明を行い、平成20年度で業者選定、平成21年度民営化のスケヂュールが市報で発表されている。演題「子供が育つ学校給食」、講師　原　金二さん（食と教育を守る会代表）の話を聴いた。学校給食の理想は｢自校・直営｣方式との説明には納得できた。その対極にあるのが「センター・民営」方式だろう。しかし、経済効率の点については、市が主張している「民営化が有利」とする説には疑問がある、としているが詳細についての説明がなかった。私は、民営化には反対しない立場だ。誰がやるかが問題で、入札方式により安い業者に毎年変わることは困る。価格以外の条件も審査する、プロポーザル方式で業者選定しても、その企業が突然外資系に買収されることもある。｢食育教育｣や「地産地消」を叫びながら、アメリカの会社が学校給食を調理している姿は想像もしたくない。長野県立こども病院の給食や箕輪町の学校給食業務を担当している株式会社メフォスは、資本金10億円で株式を店頭登録していた優良企業であったが、エームサービス株式会社がＴＯＢを発動し、平成17年8月末で、ほぼ100％の買収が完了しエームサービスの完全子会社となり上場を廃止した。親会社のエームサービスは、1998年開催された長野冬季オリンピックの選手村の食堂を一手に引き受けた会社で、長野県ではおなじみの会社だが、三井物産50％、アメリカのアラマーク社50％の合弁会社だ。一度民間に投げてしまったら、このようなリスクは覚悟しなければならない。私は、学校給食の民営化は、地元に根ざしたＮＰＯ法人を設立し委託する方式を提案したい。営利目的に事業を行い、その会社の株式が更に営利目的で売買される株式会社ではなく、営利を目的としない企業に任せることが重要と考えている。

  2006.12.17

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  ともに　いのち　かがやく　世界へ

  赤倉温泉｢赤倉ホテル｣で開催された、浄土真宗本願寺派の長野教区合同基幹運動研修会に参加した。長野県内の本願寺派寺院の住職、総代、門徒推進員　及び　ビハーラ長野の皆さんで、総勢70名が参加した。テーマは「開かれたお寺とは・・・」～今、寺院が問われていること～講師は中央基幹運動推進相談員の季平博昭さん青少年の残虐な事件の加害者が共通して訴えているのは、「必要な存在」として肯定して欲しかったということ、彼らを「透明な存在」にしてはならない。それには弱音や愚痴を吐いたり聞いたりして、やり取りできる空間が必要で、それが「還る家」(Home)である。「帰る家」はHouseであり人がいない。われわれの寺院は「還る寺」(My Temple)になることが、開かれた寺になることだと訴えた。私も、現在問題になっている、いじめや自殺は、家庭と地域が壊れてしまい、学校にすべての負担が集中していることに原因があると考えている。教師の免許を更新性にして質を高めることだけでは解決できない。地域の再構築の一つに寺院が立ち上がるべきと考えていたので、季平さんのお話には共感が持てた。今回の研修会では二つの新発見があった。一つは、会場の｢赤倉ホテル｣には、立派な「仏壇」があったこと。仏壇の「いわれ」を聞いて納得。二つ目は、懇親会の席での発見で、長野県内の浄土真宗本願寺派寺院を束ねている総括責任者である、長野教区教務所長の熊谷正明氏はサックスの名手であること。噂では聞いていたものの、プロ並みの名演奏を楽しませていただいた。

  2006.12.05

• 「みどりネット信州」バックアップゼミに参加

  本日、長野市のもんぜんプラザで、｢みどりネット信州」主催の「統一地方選挙バックアップゼミ」が開催され参加した。講師は　宮部　彰氏　1973年に熊本大学医学部に入学。水俣病に対する医学界の対応に疑問を感じると同時に、学生時代から様々な社会運動に参加。80年代後半から、様々な市民派選挙にかかわり、市民派政党（日本版の緑の党）の形成に努力する。1998年の「虹と緑」の結成に参加。同時に「市民派候補のための選挙必勝マニュアル」を執筆。現在は、「虹と緑」関東ブロックの事務局。みどりのテーブル会員。「なくそう！議員特権キャンペーン」事務局。東京都議会議員・福士敬子の　政務スタッフ。内容は　・市民派議員とは　　　　　・市民派議員の選挙　　　　　・公職選挙法について　　　　　　・いいポスター、悪いポスターなど参加者は、来年の県議選に出馬声明をしている新人が２人、松本市議会議員選に挑戦する新人1名、須坂市と大町市議会議員選に出馬予定の現職議員が2名、来年の統一選ではないが、次期選挙に出馬予定の現職議員が3名および後援会役員や支援する市民が5名、ポスターやチラシの現物を示しながらの講演で、参加者の感想は、皆さん「大変参考になった」でした。昨晩は、宮部講師を囲んでの懇談会を飯綱山荘で泊まりで開催、あまりに熱が入りすぎて、時間の経つのも忘れ、就寝は朝の4時。

  2006.11.27

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  川田悦子さんの講演会に参加した

  本日、長野市の「もんぜんプラザ」で開催された長野県有機農業研究会主催の講演会で川田悦子さんの話しを聴いた。川田龍平君とは、｢みどりネット信州｣や｢みどりのテーブル｣の会員として、何回も話は聞いている。また、長野市飯綱高原にある我が山小屋では、何回か泊り込みで酒を酌み交わしながら、朝まで議論したこともある。薬害エイズと川田龍平君については、知っているつもりであったが、今日、母親である川田悦子さんの「命、みつめて」を聴いて、涙してしまった。血友病だけでも重いところへ、薬害エイズというとんでもない重い荷物を背負わされた子の、病と闘いながら、世間の差別や、国を相手にした裁判で、壮絶な戦いに挑んだ母。裁判をめぐって意見が対立した夫と、離婚してまでも闘い続ける母の姿を見ながら、自身の病との闘いや「いじめ」で死を意識しながら戦ってきた息子。この二人の「壮絶な生き様」に改めて拍手を送りたい。

  2006.11.23

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  「みどりネット信州」総会と記念講演会報告

  「みどりネット信州」の総会と公開記念講演会が開催された。場所は長野市の「トイーゴ」の中にある長野市生涯学習センター3号会議室。総会の出席者は委任状を含め13名で総会は成立した。17年度事業報告と決算および18年度事業計画と予算が審議され原案通り承認可決された。18年度新役員は、17年度と同じ【代表幹事】八木聡　　長野県大町市議会議員【幹事】小林純子　長野県安曇野市議会議員武居博明　長野県塩尻市議会議員寺平シュウコウ　長野県箕輪町議会議員山口長志　「みどりの会」会長、長野県地球温暖化防止活動推進員、経営コンサルタント渡辺　智　長野県須坂市議会議員【監事】小林　巧　長野県波田町議会議員 事業計画の主なもの・11月27日（月）昼間に　統一地方選にむけた、選挙のバックアップ・ゼミを開催する。・本年度の活動予定は、基本的に全年度と同じであるが、ＨＰの充実に努力する。・統一地方選にむけて、それぞれの議員の選挙はいつなのか情報を集める。　「みどりネット信州」で何ができるかはこれから検討。総会終了後、公開講演会を開催した。参加者20名。酪農学園大学　河合博司教授による「夕張市の財政破綻から見えてきた地方自治」と題して大変興味あるお話を伺った。先生にはセミの研修が終了した直後で、大変お疲れのところ無理をお願いしました。今回も大変ご迷惑をおかけしました、深謝、深謝です。講演会終了後、河合先生を囲んで懇親会を｢ジョイア」で開催、13名の参加をいただいた。

  2006.11.17

• 信州環境フェア

  昨日、長野市若里市民ホールで開催された「信州環境フェア」２００６(第6回）に参加した。孫を連れて行ったので、講演会とミニコンサートは遠慮したが、参加者が少なく失望した。毎回参加しているが、今回は予算もなく苦慮していると、事務局から聞いていたものの、寂しいイベントとなってしまった。（県からの補助金がなくなった）駐車場に車を入れて会場に行くまでは、大変大勢の若い市民が動いており、環境問題もいよいよ市民権が得られたのかな、と期待していくと、市民ホールの隣のビックハットでなんとラーメン博が開催されており、95％はそちらのお客さんでした。少ない予算の中で、環境フェアに出展いただいた各社および、長野県地球温暖化防止活動推進センターのスタッフのご尽力に心から感謝します。

  2006.11.12

• 「みどりネット信州」総会と公開講演会のご案内

  ｢みどりネット信州｣の総会と公開記念講演会を開催します。記念講演会は財政破綻した「夕張市」をテーマに地元北海道の酪農学園大学・河合教授にお願いしました。河合教授には「みどりネット信州」の設立総会の記念講演会でも講演いただきました。地方自治に詳しく、ゼミの研修では毎年、長野県内の自治体を選定していただき、信州の自治についても造詣が深い先生です。公開講演会ですのでお出かけください。講演会終了後、河合教授を囲んで懇親会を開催します。こちらへもご参加ください。なお、参加を希望される場合は、下記あてメールでお願いします。midorinokai@stvnet.home.ne.jp--------------------------------------------------------「みどりネット信州」総会と記念講演会●日 時　１１月１７日（金）午後１時開会●場 所　長野市生涯学習センター第３学習室（「といーご」の中）　　　 　http://www.toigo.co.jp/access/index.html●内 容　◎第１部　　総会　午後１時～２時３０分　 ◎第２部　　記念講演会　午後３時～４時４５分 「仮題）夕張市の財政破綻から見えてきた地方自治」 講師　北海道酪農学園大学　河合博司教授●参加費　会員無料、非会員1000円●河合先生を囲んでの懇親会　午後５時３０分～７時３０分　　　 会 場：「ジョイア」　http://www.gioia.jp/　　　 会 費： 3,000円程度

  2006.11.04

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  文化祭に出展

  須坂市屋部町の文化祭に「みどりの会」として出展した。好天にも恵まれ300名ほどご来場いただいたが、野菜や花の販売とチャリティーバザーが人気で展示会場内に入場いただいたのは200名位と推定した。われわれのブースの隣では、保険補導員の皆さんが無料健康診断を行い、骨粗鬆症や高血圧の診断が人気で100名ほどの人が受診していた。「みどりの会」の出展テーマは「地球温暖化防止」で「エネルギーバッグ」を展示し、エネルギーの消費量を重量で体験してもらった。２２ｋｇ、１１ｋｇ、２ｋｇの三つの鞄を持ってもらい、一日の国民一人当たりのエネルギー消費量を、アメリカ、日本、中国の、どれに該当するのか当ててもらった。高齢者が多いこともあり、盆栽や健康問題には興味あっても、地球温暖化防止などの環境問題には、立ち止まってくれる人は少なかった。また、高齢者や腰を痛めている人には、22kgと11kgのどちらも持ち上げられず、これではクイズにならないこともわかった。モーニング娘のDVD｢奇跡の星・地球｣を上映したので、子供たちには少し興味を持ってもらった。展示会場「みどりの会」の展示ブース

  2006.10.29

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  みどりネット信州　１０月政策研究会の報告

  昨日、塩尻市で「みどりネット信州」の政策研究会が開催され参加しました。今回は、長野県農政部農業政策チーム　主任企画員　吉田太郎さんを招いての研究会です。テーマは、キューバの有機農業から学ぶ長野県の農政、で大変勉強になりました。吉田さんは、キューバ研究の第一人者で著書も多く、キューバの２００万都市ハバナにおいて、有機野菜が自給できている現状を語った。キューバの食料は、現在の日本と同じく、６０％を輸入に頼っていたが、１９９１年のソ連圏崩壊と、強化されたアメリカの経済封鎖により、輸入量は８０％も減少した。食料だけでなく燃料や肥料、農薬のもとである石油が輸入できない、想像を絶する経済崩壊で大混乱に陥った。しかし、都市中心部に畑を作り、都市型有機農業で見事に復活したのである。日本には、なじみが薄く、情報がほとんどなかったキューバの復活劇は大変刺激的な話だった。長野県の農業は、団塊世代の退職後をチャンスと捉えて、クラインガルテンやグリーンツーリズムを推進し、観光農業で外貨を回収するのがよいのではと。

  2006.10.23

• みどりネット信州10月政策研究会のご案内

  みどりネット信州　10月政策研究会が下記の通り開催されます。日　時　　10月22日（日）　1時30分～16時場　所　　塩尻総合文化センター（市役所北向かい）１０６会議室 http://www.city.shiojiri.nagano.jp/ctg/330201/330201.html参加費　　会員500円（非会員700円）内　容　「自給率を上げるために長野県でできること 　　　　　　　～キューバの有機農業などを例に～」講　師　　吉田太郎氏（長野県職員） 　　　　1961年東京生まれ。筑波大学自然学類卒業。東京都産業労働局農林水産部を経て現在長野県農政部農政課勤務。有機農業や環境問題は学生時代からの関心事。社会制度や経済のなどの広い分野から「業」としての農業ではなく、持続可能な社会を実現しうる「媒介」としての「農」や「里山」のあり方を模索している。著書に「200万人都市が有機農業で自給できるわけ」「1000万人が反グローバリズムで自給・自立できるわけ」築地書館」など。

  2006.10.18

• 「みどりのテーブル」臨時総会に出席した

  15日渋谷区大向区民会館で開催された「みどりのテーブル」臨時総会に出席した。小金井市議会議員の漢人あきこさんと（http://kando.cc/）議長団に指名されてしまい、冷や汗をかいた。さすがに漢人さんは慣れたもので、手際よくこなしたが、小生が担当した議案（会の名称変更に関する討議）が重かった事もあるが大苦戦であった。出席者は全国から地方議員を中心に65名、委任状274名で合計339名の会議となった。議案と議決事項は１．2007年の参議院選に向けて　　本年5月総会で決めた目標（候補者の擁立、選挙資金、会員数）に対する進捗状況の報告があった。比例区への挑戦や他の団体グループとの共同は悩ましい問題だが、選挙区共同への参画は東京と千葉で進みそうだ、期待しよう。２．統一地方選に向けて　　「地方から、みどりの拡大を」を目指して、「虹と緑500人リスト」「ネットワーク横浜」と共同でキャンペーンへの参加を呼びかける。また、みどりのテーブルとして推薦する事も決定した。３．会の名称変更に関する討議　　この討議は、議論百出でまとめるのに苦労した。最終的には、運営委員会の原案で可決した。すなわち、参院選終了まで継続審議とする。４．運営委員の選任　　京都みどりの代表、杉山さんが運営委員会より推薦され、運営委員として選任された。５．報告事項　　北朝鮮の核実験について、アジア太平洋グリーンズネットワークが共同声明を発表するに当たり、みどりのテーブルとして修正案を提出する事が報告され承認された。会議が終了したのは8時30分で、予定を3時間もオーバーしてしまった。終了後、統一地方選立候補予定者を中心に交流会が行われたが、私は電車の都合で失礼した。

  2006.10.16

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  「みどりのテーブル」信州連絡会の報告

   ２００４年７月の参議院選挙で、中村敦夫さん代表の「みどりの会議」で戦った「信州みどりの会議」の同志と、「みどりのテーブル」信州地区会員の合同連絡会が開催された。  １０月１日（日）午後２時から、場所は松本市のＭウイングで、１６名の参加を頂いた。東京からは、「みどりのテーブル」共同代表の小林一朗氏と、元中村敦夫参議院議員政策秘書であった田中信一郎氏のお二人にご出席頂いた。会員ではキューバ問題で造詣が深い吉田太郎さんの出席も頂いた。 川田龍平さんの司会で始まった会議は、田中信一郎さんから、１９９８年参院選で中村敦夫氏が当選したあと、「さきがけ」を改称して「みどりの会議」となり、２００４年７月の参院選挙で敗れて、中村敦夫さんが引退し、その年の１０月に「会議」が解散に至るまでの詳細な経過報告があった。また、中村敦夫さんの近況報告も。 小林一朗さんからは、「みどりの会議」を「みどりのテーブル」と改称し２００５年２月に設立総会を経て今日に至った経過報告と、来年７月の参院選挙に臨む「みどりのテーブル」としての基本方針の概略説明があった。詳細については１０月１５日に開催される臨時総会で決定することになっているので、出席されたいとの要請も。 また、参院選の前（４月）に行われる、統一地方選で「みどりのテーブル」は「虹と緑の５００人リスト運動」および「ネットワーク横浜」と組んで共同キャンペーンを行う旨の説明があった。いずれにしても「みどり」の仲間を一人でも多く地方議員として送り出すことが最重要課題であるとの認識で一致した。 連絡会終了後、近くの居酒屋で懇親会が開催された。２年ぶりに会えた懐かしい顔もあり、旧交を温め再会を誓いあった。

  2006.10.02

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  長野小水力セミナーに参加

  全国小水力利用推進協議会と長野推進協議会設立準備会が主催し、長野県、長野市、それと長野県地球温暖化防止活動推進センターが後援するセミナーで、小水力発電の普及と「長野県小水力利用推進協議会」の設立が目的。来賓挨拶で長野県生活環境部地球環境チームの岩嶋リーダーが挨拶する。チームが課に戻っても、地球環境課としてぜひ存続してほしいものだ。続いて民主党衆議院議員の篠原孝氏の挨拶があった。彼は、全国小水力利用推進協議会の顧問を務めている。そのあと、「石油危機と地球温暖化時代の地域エネルギー・小水力利用」をテーマに、富山国際大学教授・安藤満氏の講演があった。活動・事例紹介では県内各地の事例発表があり、長野ソフトエネルギー資料室の三輪浩氏の発表もあった。坂が多く水が豊富な須坂市でも積極的に推進したい事業だ。協議の中で「長野県小水力利用推進協議会」設立についての説明があり拍手で承認された。

  2006.09.24

• 河野太郎副大臣がほえた

    私が自民党で信用しているのは、ただ一人、環境派議員の河野太郎氏だ。彼は竹中平蔵が小泉と一緒に大臣を辞めると同時に、議員も辞職すると発表したので、怒り心頭、メルマでほえた。http://www.taro.org/blog/index.php/archives/549 以下転載する===========================================================ふざけるんじゃねえ！！小泉政権が終わるから議員を辞めますーっ？なにをぬかしやがる。前回の参議院選挙で、神奈川十五区の自民党は、総力をあげて竹中平蔵をやった。後援会にもお願いをした。竹中平蔵のポスターを炎天下に一枚一枚貼っていただいた。日本全国でどこよりも竹中平蔵のポスターの数が圧倒的に多かったはずだ。駅頭に候補者が来る日には、大勢の人に集まって頂いた。三人の自民党の県会議員にもそれぞれいろいろな関わりがいろんな候補者とあるなかで、無理を言って竹中平蔵をやってもらった。小泉改革のキーマンに議員バッジをつけさせようとみんなで頑張った。竹中平蔵参議院議員のバッジは小泉総理がつけたものではない。有権者からいただいたものだ。小泉総理と共に大臣の椅子から降りるのは勝手だが、議席をあけるのは自分勝手にできることではない。六年の任期であることをわかっていて立候補したわけだから、その任期を勤め上げるのは義務だ。総理が任命する行政府の大臣と国民が選ぶ立法府の議員を混同してはいけない。小泉総理にも、議員を辞めます、はいどうぞ、などという権利はない。有権者をなめんじゃねえ。==========================================================

  2006.09.15

• 「みどりのテーブル」信州交流会のご案内

  先の参議院選挙において、中村敦夫代表の「みどりの会議」を応援してもう2年になります。選挙に負けた後、中村代表は引退し、「みどりの会議」は「みどりのテーブル」として新たなスタートを切りました。「日本にみどりの政党をつくろう」、「持続可能な社会をつくろう」との想いは変わっていません。「みどりのテーブル」の現在までの歩みと、来年の参議院選にむけた意見交換会を行います。奮ってご参加ください。 日　時        10月1日（日）午後2時～5時場　所        松本Mウィング4-1　　　　　　　　〒390-0811　長野県松本市中央1丁目18番1号内　容        「みどりの会議からみどりのテーブルへ」　　　　　　　　・みどりのテーブル共同代表　小林一朗氏　　　　　　　　・元中村敦夫秘書　田中信一郎氏参加費        無料※　連絡会終了後、懇親会を予定していますので奮ってご参加ください（実費精算でお願いします）※　連絡会、懇親会ともに事前に出席を教えていただけると助かります＜呼びかけ人＞信州みどりの会議　代表　山口長志090-1120-5726　midorinokai@stvnet.home.ne.jpみどりのテーブル運営委員　川田龍平090-4664-9674　ryuhei@kawada.comみどりのテーブル運営委員　八木聡090-7402-7866　yagi@shiftra.jp

  2006.09.12

• イラク戦争について・仕掛人のアメリカが変わる

    私は、自衛隊のイラク派兵反対訴訟で原告団に参加している。 報道によれば ８日、米上院特別委員会報告が提出され、イラク戦争の正当性には微塵も根拠がないことが明らかになった。（１）大量破壊兵器計画については、パウエル国務長官（当時）が国連安保理事会に報告した移動式の生物兵器製造施設、ウラン濃縮用のアルミ管について、その疑惑を全面的に否定した。（２）フセイン政権とアルカイダ（指導者ウサマ・ビンラディン）との関係については、フセインはアルカイダに警戒心を持ち、ザルカウイ（今年６月死亡）を拘束しようとしていた。要するに、テロリストとの癒着、大量破壊兵器計画について公式報告書が全面的に否定したのである。また、ハワイ州議会は「ハワイ陸軍及び空軍州兵をイラクから撤収させる措置を取るよう、ハワイ州知事に求める」決議を行なった。以下は『反戦翻訳団』http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/archives/50368082.htmlに載ったニュースです。******************************************************2006年09月05日【ハワイ州は戦争を終結させることに一票を投じる】FreeMarketNews.com(2006/9/1)原文：HAWAII RESOLVES TO END THE WAR翻訳：２０３号系統少なくとも一つの州がイラク戦争を終わらせようとする一歩を踏み出している。Op Ed Newsによれば、ハワイ州議会が「ハワイ陸軍及び空軍州兵をイラクから撤収させる措置を取るよう、ハワイ州知事に求める」決議を行なったのだ。この決議は知事と大統領に送付された。一方、上下両院もまた別の法案採択に向けて動き始めている。この法案は「ハワイ州軍副官に対して、劣化ウラン弾による被曝に関して現役州兵及び退役州兵の健康診断を行なうこと、そしてハワイ州に於ける劣化ウラン弾の保管・廃棄区域と妥当性に関する報告を提出すること」を求めている。これらの決議を代議士に挙げさせる原動力となったのは、CODE PINKのKarin GillさんとMarsha Joynerさん・（開戦に抗議して外交職務を辞職した）Ann Wrightさん、Irradiated VeteransそしてLife of the Land、と云うことだ。********************************************************訳者より：「自分のことは自分で決める」ちう考え方が民主主義の根幹やと、私は思う。元来が「自分のことを自分で決めたらあかん組織の代表格」＝軍隊を使って、「自分のことは自分で決める」体制を押し付けようとすることが筋違いや。ハワイ州は、少なくとも自分のとこの州兵を撤収させることを自ら決定するとで、民主主義を実行しようとしてはるわけや。日本の住民の中には、小日本はアメリカ合州国第５１番目の州であるなどと自嘲的に言う者も、居るのであるが。「自分のことを自分で決められへん」子供集団は第５１番目にもなれまへん。他に褒めて呉れる人が居らんから言うて、なんぼ自分で自分のことを「美しい」とか言うて褒めたかてあきまへん。*********************************************************このコメントが素晴らしかったので転載した。昨日の民放テレビで与党幹事長が、イラク派遣は人道支援であり、ピストルの弾一発も発射していない大成功だ、と言うようなコメントを出していたが物の本質をわかっていない。

  2006.09.11

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  須坂市ボランティアネットワーク交流会に参加

  本日、須坂市公民館において「ボランテイアネットワーク前期交流会」が開催され「みどりの会」の代表として参加した。「みどりの会」は昨年7月にネットワークに参加したため、新規加入団体として活動紹介をするよう要請があったもの。現在のネットワークには、20団体と14個人が加入しており設立して7年の実績を持つ。私は「みどりの会」の設立からの活動内容を報告した。特に昨年から力を入れている「生ごみを、燃やさない運動」で須坂市の出前講座にも登録している「生ごみの堆肥化による、食と農が循環するまちづくり」について説明した。また、地球温暖化問題で身近な出来事を、報告させてもらった。信濃毎日新聞でも報告されていたが、須坂市立相森中学校の高塚先生が発見した「ナガサキアゲハ」である。現物は須坂市の「蝶の博物館」に寄贈されているが、うれしい発見ではなく深刻な発見であることを説明した。環境省のパンフレットによると、「ナガサキアゲハ」は古来九州と四国だけに、見られたものが1990年代に三重県で発見され、地球温暖化のバロメーターになっていたものだが、長野県の北信である須坂市で発見されたことは大事件であると。活動紹介した団体には楽しいグループもあった。フラダンスの披露やハーモニカの演奏もあり大変和やかな交流会となった。

  2006.09.07

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  田中康夫長野県知事　ご苦労様でした

  田中知事退任セレモニーが県庁で行われ、参加した。 ２０００年１０月の知事選から田中知事を応援している「神戸再生フォーラム」のメンバー４名が挨拶に見えたので同行した。田中知事と「神戸再生フォーラム」の関係は、神戸空港建設をめぐる住民投票運動で、田中氏が応援したのが縁と聞いている。「神戸再生フォーラム」と私の関係は、２００３年１月、須坂市において総合体育館建設に関する住民投票運動が一段落し、「須坂住民投票の会」を「市民参画を考える会」に改称して再スタートさせたが、その総会で当時の「神戸・市民参画条例研究会」（神戸再生フォーラムの前身）代表の高田富三さんに講演をお願いしたのが縁。知事退任セレモニーの前に、県議会議員控え室を訪問し意見交換をした。「トライアルしなの」は田口氏と永井氏の両議員を迎えて４名となり、改称して「トライアル信州」となったが、なぜ「あおぞら」の３名が合流しないのか納得できなかった。知事退任セレモニーは、２０００年１０月の初登庁時の熱気と比べれば、寂しいものであったが、それでも大勢の支持者が参集した。田中知事の挨拶も良かったが、知事とともに退任する、沢田副知事、青山出納長、丸山教育長の３名の退任挨拶には、胸にジンと来るものがあった。

  2006.08.31

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  宅老所「ないすでいさあびす」が開業した

  看護師２人が共同経営する、異色の宅老所「ないすでいさあびす」が８月２２日開業し、その開所式が挙行された。経営母体は「有限会社わいわい倶楽部」で会社設立手続を担当した関係で私も招待された。 場所は、長野市真光寺３９５－２で　民家を買取り、バリアフリーに改装し、定員１０名にデイサービスを提供する。当面のスタッフは犬の「ないす」を入れて、５名で担当。介護施設は乱立気味で、介護保険法の改定により、国の補助金が縮小し、利用者と事業所の負担が増大する、大変厳しい状況の中でのスタートだ。看護師の経験を生かし、きめ細かいサービスを提供することで、利用者の満足度は抜群であろうと期待している。設立準備の打ち合わせ会で、設備資金に国または地方自治体から補助金の交付が期待できるＮＰＯ法人による運営を勧めたが、補助金頼みの経営は運営が甘くなると断られ、有限会社による運営となった。肝の据わった立派な経営方針に敬意を表し、ますますの発展を祈念したい。開所式のスナップ連絡先は　電話０２６－２１９－５１８６　　ＦＡＸ０２６－２１９－５１８７

  2006.08.23

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  篠原孝の環境講演会を傍聴

  ８月２０日中野市で開催された篠原孝氏（民主党）の講演会に「みどりネット信州」の仲間４名で参加した。篠原孝さんは官僚（農水省）出身の政治家であるが、私は「みどりの仲間」と思っている。元「みどりの会議」代表の中村敦夫さんも、「篠原さんは、みどりの仲間であり、民主党に一時期お貸ししているので、将来はみどりの中心になってもらえる人だ」と話していたことを思い出す。「現代文明の行き詰まり」の話は、前日の「みどりネット信州」政策研究会での、川村教授（慶應義塾大学文学部）の講演とまったく重なるものだ。相変わらず、鋭い切り口で核心を突き、ごみ問題について熱弁をふるった。

  2006.08.22

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  みどりネット信州　８月政策研究会の報告

  ８月１９日長野県勤労者福祉センター（長野市）で開催された。講師は慶應義塾大学文学部教授　川村晃生氏（文学博士）で山梨からお出かけいただいた。川村教授は「みどり山梨」の代表で「みどり」が縁で講演会が実現した。テーマは「近代文明は人を幸せにするのか？」～昔の日本人から学ぶこと～大変面白く、また勉強になった講演会でした。講演の中で、私が興味を持った事を２～３紹介したい。夏目漱石は西洋文明をネガティブに捉えていて「文明は便利でなく、危険なもの」として批判的であった。一方の福澤諭吉はポジティブに捉えて、良いところを強調した。１００年も前に発表された漱石の作品「野分」や、彼の講演で、昨今の社会情勢を予言していたことにも驚いた。すなわち、金がすべてと言う社会の到来、金儲けも労働の対価としての金でなく、相場や投機によるものが幅を利かす、自由主義は秩序を混乱させる等。幕末開国期に日本を訪れた異邦人たちの日記に、江戸時代の日本社会を高く評価するとともに、古い日本の死滅を予言している。すなわち、ハリスは「衣食住に関する限りは完璧な生存システムを持っている日本を、ヨーロッパ文明が破壊し、悲惨と革命の長い過程が間違いなく続くだろう」「日本の真の幸福となるのだろうか」とも記している。またハリスの通訳として来日したヒュースケンも、「この国の人々の質朴な習俗とともに、その飾りけのなさを私は賞賛する。この国の豊かさを見、いたるところに満ちている子供たちの愉しい笑い声を聞き、そしてどこにも悲惨なものを見いだすことができなかった私は、おお、神よ、この幸福な情景がいまや終わりを迎えようとしており、西洋の人々が彼らの重大な悪徳をもちこもうとしているように思われてならない」と記している。「シルクハット」と「ハイヒール」が必要になった背景も面白かった。今回の研究会には、川村先生の「追っかけ」を自認している、愛媛県議会議員の阿部悦子さんが四国より駆けつけていただいた。講演会終了後、近くのレストランで懇親会を開催し、みどり山梨からも川村先生を含め３名が参加していただいたので、有意義な交流会となった。さらに、会場を飯綱高原の山小屋に移して、国政や県政について、さらには先般行われた長野県知事選の総括を行った。就寝は朝の４時でした。ご苦労様でした。

  2006.08.21

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  長野県民　苦渋の選択

  広島県民にとって8月6日は忘れられない記念日であるが、長野県民にとっても大変重要な記念日になると思う。長野県知事選の終盤に、広島市長の秋葉さんから田中康夫候補に応援メッセージが届いた。しかし、長野県民は田中康夫の続投を拒否した。今回の選挙は、「田中」か「村井」を選択するのでなく、田中が「好きですか」「嫌いですか」で投票が行われたと認識している。法定ビラや合同立会演説会で私が見る限り、比較にならないほど田中が有利であった。しかし、県民は悩みに悩んだ末に、政策の中身より、好き、嫌いの感情で選んでしまった。この「苦渋の選択」は、新知事の政策、県職員、県議会をしっかりチェックしなければならないと言う、大変重い荷物を背負い込んだことになる。8月2日街頭演説（須坂市旭ヶ丘）8月2日個人演説会（須坂市シルキーホール）

  2006.08.13

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  障害者自立支援法について

  みどりネット信州の7月政策研究会で、障害者自立支援法について学習した。講師は長野県社会部生涯福祉チームの副参事、豊永　誠氏。7月27日（木）午後1時30分より4時、塩尻市東地区センターで開催された。知事選も終盤になり、都合悪い会員が多く、出席者は少なかったが、参加者の感想は、大変参考になったとの声が多かった。通常6時間をかけると言う説明資料をもとに、解説いただいたが、大変難しい法律だ。改定の要点精神障害者も対象となる3障害一元化と、実施主体は市町村サービス体系を6事業に再編就労支援を強化障害程度の区分を導入国の負担を圧縮（1/2に）し利用者にも10％負担させる要約すると、国家財政の危機にあり、自立を支援すると言う名目で、国庫負担金を50％に圧縮し、利用者負担10％制を導入するもの。将来は（2009年見直し時）介護保険制度との合同を考えている模様。国の義務費負担50％と利用者負担10％を除いた40％分は市町村と事業運営者の負担となる。これは地域格差の拡大を意味するもので、これも格差社会の顕在化である。財政難により、地方自治体として救えない施設が出てくる、これは障害者に対するサービスの低下や切捨てを意味するもので、到底容認できるものではない。本制度の導入により、私が支援している社会福祉法人は、年間1000万円から1200万円の減収となり、事業存続の危機にあると言う。県のアンケート調査によると、他の事業所でも800万円から1500万円の減収が報告されている。一日も早く抜本的対策が望まれる。

  2006.07.30

• 「みどりネット信州」　8月政策研究会のご案内

  ～「みどりネット信州」　８月政策研究会のおしらせ～　日　時　：　　８月１９日(土)　講演会１４時～１７時内　容　：　　「近代文明は人を幸せにするのか？～昔の日本人から学ぶこと～　」場　所　：　　長野県勤労者福祉センター　第４会議室　　　　　　　　http://www.avis.ne.jp/~kinpuku/kinpuku/参加費　：　　５００円講　師　：　　川村晃生氏　慶応義塾大学文学部教授。　１９４６年、山梨県生れ。　　　　　　　　古典文学の研究から、自然環境や環境問題に関心が移り、　　　　　　　　現在人文学の立場から環境問題を考える環境人文学を構想中。　　　　　　　　また、環境・平和・人権を軸として、市民運動にも携わっている。　　　　　　　　       　　　　 「 日本文学から「自然」を読む （勉誠出版）」　　　　　　　　「環境学事始め（慶応義塾大学出版会版）」　　　　　　　　「歌われた風景（笠間書院） 」など著書多数。その他　：　　１８時から近くで懇親会（３０００円程度）を予定しています。奮ってご参加ください。●みどりネット信州とは「持続可能な社会」の実現にむけて、長野県地方自治体議員の呼びかけによってはじまった会です。年８回の勉強会などを開催しています。http://www.shiftra.jp/m-shinshu/資料の準備や食事の手配の関係もありますので、講演会、懇親会に参加を希望される方は、下記宛にご連絡ください。midorinokai@stvnet.home.ne.jp

  2006.07.22

• 生ごみ堆肥化と、食と農が循環するまちづくり

  須坂市生涯学習まちづくり出前講座に登録している「みどりの会」に、本日お座敷がかかり、仲間と一緒に出かけました。講座名は「生ごみの堆肥化による、食と農が循環するまちづくり」です。地味なテーマを指名していただいた団体に感謝しながら会場へ。要請のあった団体は、旭ヶ丘女性学級で15名の皆さんに迎えられた。受講者は女性学級ですから当然女性のみで、講師二人の男性が生ごみの堆肥化について解説すると言う、異様な学習会となった。生ごみを燃やさないで堆肥化し、土に還して野菜を作り、その野菜を消費者に還元するまちづくりが、環境や健康および市の財政に大きく寄与することを説明し共感をいただく。堆肥化の方法で、段ボールを利用する方法を説明したが好評で、仲間が増えそうだ。コンポストや、「ぼかし」を使った密閉容器によるものや、電動生ごみ処理機は経験者がいるけれど、問題が発生したことで中止している方が多い。ポイントは、十分な水切りと、新鮮な内の処理です。「もったいない」心と「づく」がいる。

  2006.07.21

• 「みどりネット信州」７月政策研究会のご案内

    ７月政策研究会の日程が決まりました。 日　時　　　７月２７日（木）時間　13：30～15：30場　所　　　塩尻東地区センター　http://kokomail.mapfan.com/receivew.cgi?MAP=E137.58.41.1N36.5.52.6&ZM=9&CI=Rテーマ　　　障害者自立支援法について　　　　　　　～法の趣旨、概要、市町村のできることなど～講　師　　　長野県職員（出前講座を頼みました）参加費　　　無料資料の準備がありますので、参加ご希望の方はご連絡ください。連絡先：　　midorinokai@stvnet.home.ne.jp「社会福祉法人　すこう福祉会を支援する会」の役員として、障害者の支援活動にかかわっておりますが、大変深刻で重要な問題です。

  2006.07.17

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  大成功 !!　上松美香チャリティーコンサート

  「すこう福祉会を支援する会」主催の、上松美香コンサートが、須坂市メセナホールで開催された。今回のコンサートは、アルパ奏者・上松美香さんの特段のご協力と、肢体不自由障害者の和太鼓グループ「ちんどん」の協力で開催できました。感謝・感謝です。コンサート開催にかかわる役員会は、11回にもおよび、開催直前の6月29日に開催した役員会でも、チケット販売の不安が話題になりました。もう1日あるので、みんなで頑張ろうということで解散しましたが、本日の午後1時30分の開演時には、会場は８００名以上のお客さんでいっぱいになり、安心しました。大成功です。上松美香さんは、明日が誕生日であることから、本人には内緒で、バースデーのセレモニーを計画し、誕生日プレゼントとして土地を４０ａ＝4反歩（1200坪）プレゼントしました。地目は「月の宅地」で、美香さんからは「できるだけ早く、建物を建てて、皆さんを招待したい」との、ユーモアあふれるスピーチがあり、これが大うけでした。演奏もすばらしかった。（撮影禁止で写真はありません）大勢のボランティアの協力をいただき、車椅子の障害者の皆さんにも、楽しんでいただけたようでした。しかし、障害者が観客として、または出演者として参加するときに、その配慮にまったく欠けている会場であることに、きずかされました。（スロープやエレベーターの不足）障害者の仲間が作った商品の販売コーナーも賑やかでした。

  2006.07.01

• 須坂市立常盤中学で講演

  中学3年生の40名と、地球温暖化対策について学習しました。昨年の講演が縁で、今年も中学生と一緒に学習することができました。3年生の総合学習で「地球温暖化」のテーマを選択した生徒40名が対象です。昨年はクラス単位だったので、男女半々でしたが、今年は3年生でも、各クラスよりこのテーマを選択した生徒が対象でしたので、40名のうち女性は4名だけでした。地球温暖化対策という、重要ではあるが、中学生にとって地味なテーマを、40名の生徒が選択してくれたことに感謝です。しかも男子生徒が圧倒的多数であったことは、驚きであり、将来の変化を予感させるものがありました。更に驚いたことは、マイバッグで買い物に行く生徒が、8名もいて環境問題への意識が高かったことです。学年主任の黒岩和男先生は森林インストラクターでネイチャーゲーム指導員でもあり、私への質問を交えながら、生徒をうまく誘導してくれました。少し心配なのは、須坂市の現状についての情報が生徒に届いていないことです。たとえば、長野広域連合で進められている、ごみ焼却問題で、須坂市が最終処分場の設置場所をめぐって問題になっていることを知らない。長野市に大型焼却炉を建設し、焼却灰などの埋立地（最終処分場）を須坂市が担当することになっていると、説明したら、すかさず、統合しないで分散処理したほうが、ごみの減量化を含め、自分のこととして考えられるのではないか、との意見が出された。ダイオキシン問題等のことから、集中処理になった経緯を説明したが、このテーマだけでも面白い討論ができるのではないかと思った。須坂市は廃食用油の回収を、昨年7月から実施しており、精製されたBDFを、私は16年間も愛用している乗用車に、昨年より使用していると説明したが、廃食用油の回収を知っている生徒がいなかったことは残念です。菜の花プロジェクトに、大勢の小中学生の参加があったと聞いていたのですが意外でした。今日の学習会をスタートにして、個別のテーマをもっと掘り下げて議論したいと、黒岩先生にお願いしてきました。

  2006.06.29

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  アスベスト学習会

  長野ソフトエネルギー資料室主催の学習会に参加した。テーマは「身の回りのアスベスト」”どこにあるのか？　どう付き合っていくのか？”で、講師は環境カウンセラーの依田彦三郎さんです。まず驚いたことは、身近なところにある多くの製品、特に電気製品に、危険なアスベストが使われていることである。今では使用されていないが、初期のタバコのフィルターに使用されていたことも驚きだ。アスベストは断熱材として、壁材や吹付けに使用されている程度、との私の認識であったが、認識不足も甚だしい、とんでもないことなのだ。物言わぬ時限爆弾と言われ、潜伏期間３０年から４０年で「中皮腫」をひき起こす、大変物騒な危険物である。アメリカでは、かなり早くから危険物質として、使用を制限していたようだが、わが国では「発がん物質だが、管理して使えば安全である」として規制が遅れた。水俣病や薬害エイズの教訓が、全く生かされていない。日本における「中皮腫」による死者は２００３年までに８７８人であり、今後２，０００人の死者が予想されると言う、恐ろしいことだ。講師の依田彦三郎さん

  2006.06.25

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  C型肝炎と肝移植シンポ

  昨日、松本文化会館で開催された市民健康シンポに参加した。テーマの「Ｃ型肝炎と肝移植」に関心があったが、河野洋平、太郎さん親子に会えるのを楽しみに参加しました。河野太郎さんには、6年前の平成12年（2000年）10月に、須坂市で開催した「みどりの会」主催の「環境シンポ」の基調講演をお願いして以来で、久しぶりです。シンポで学んだこと日本では肝臓癌で毎年、３５，０００人が死亡している、Ｃ型肝炎の患者は全国に２００万人もいるＣ型肝炎から肝硬変になり肝癌になる人が多い、治療にはインターフェロンが有効であるが、最終手段は肝移植である肝移植は脳死による臓器提供の件数が少なく、（ドナーカードによる、本人意思の確認が必要なため）主力は生体肝移植である（私はドナーカードを持っているが）、議員立法による臓器移植法の改定案を議員提案により、国会に上程されているが、成立の目処は立っていない（教育基本法やら、共謀罪や国民投票法が優先され、国民の命にかかわる問題が、先送りされている、おかしなことだ）昔の外科は床屋さんが担当していた、床屋のマーク赤、青、白の意味は血管の動脈、静脈と包帯を表したものでした河野洋平衆議院議長は息子にもらった命の大切さを熱心に話された、息子の太郎さんは、ご家族（お母さん）を癌で失った経験から、なんとしても助けたい一心で臨んだが、癌患者の家族に強制してはならないと河野洋平衆議院議長（満員の聴衆を相手に熱弁）河野太郎議員（６年前に始めて会ったとき、この男は総理大臣になると直感した、私は自民党員ではないが、彼なら次期総裁選に立候補することを応援する）

  2006.06.25

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  浄土真宗本願寺派長野教区門徒総代会と仏教壮年会

  今月は浄土真宗本願寺派長野教区の大きな行事が二つ開催された。６月５日、本願寺長野別院で、平成１８年度長野教区門徒総代会年次総会が開催された。記念講演は、前長野教区教務所長（滋賀教区教務所長）の藤谷弘道さんが「親鸞聖人７５０回大遠忌法要」に向けて、を話されました。平成２４年１月１６日の親鸞聖人７５０回忌に向けた、長期振興計画の概要が説明された。基本コンセプトは「新たな始まり」であり、総事業費は２６０億円とのことです。その中で、私は「１０００年の森（本願寺の森）」事業に大きな期待を持って聞いた。６月１１日には、同じ本願寺長野別院にて「長野教区仏教壮年会連盟年次総会」が開催された。本山組織教化部長の榮さんより、基幹運動と仏壮連盟化の話がありました。長年、因習による偏見のもと、差別を温存してきたことや、先の大戦では戦争に加担してきたことを、謙虚に反省し、新たな出発をしようと話しかけられました。活性化推進講師の、藤井さんの記念法話は、大変面白く聞かせていただきました。お釈迦様は「世の人、薄俗にして、互いに不急のことを争う」と警告されたとのことです。他人のことを見るときは、視力が１０にもなるが、自分のことは見えなくなる。「人の世は、昨日は還らず、明日は来たらず、命、毎日新しい」など大変参考になりました。

  2006.06.13

• 小学4年生と地球温暖化対策について

  昨日(6日）、須坂市立小山小学校（朝間校長）の要請で、4年生を対象に「水」と地球温暖化対策をテーマに、話をしました。11時から西組（担任、割田先生）、11時５０分から東組（担任、山下先生）の２クラスで、対象の生徒数は合わせて７０名でした。４年生の社会科で「わたしたちの暮らしと水」を学習する中で、６月１３日に塩野浄水場、米子焼却場、下水処理場：千曲、などを見学するので、予習の意味を含めての学習会です。以前、朝間校長先生と懇談する中で、長野県地球温暖化防止活動推進員として、環境学習の機会をいただきたい旨お願いしていたのが、実現しました。全国地球温暖化防止活動推進センターよりいただいた、環境学習プログラム：小学生用の「水」を使って話をしましたが、ほとんど理解されなかったのではと反省してます。小学校の４年生に、地球温暖化と水の関係を説明するのは難しいことです。この子達に理解が得られるよう話ができれば、誰にでも理解される「はなし家」になれるだろう。「水の循環」については、理解してもらったかもしれません。「人工衛星から見た夜の地球」の写真は大変好評でした。「水」についても視覚に訴える工夫が必要で、次は頑張ろうと思っています。機会をいただいた小山小学校と、我慢して聞いてくれた生徒たちに感謝です。

  2006.06.07

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