[その他競馬]の記事一覧 | a horse with no name byへなちょこまふゆ

ホッカイドウ競馬のＳＰＡＴ４参加、実現は７月末

当日記ブログ４月１日付け記事「新年度の地方競馬は？　嬉しい無料化とややこしい二極化」と、４月13日付け記事「ホッカイドウ競馬、やはりＳＰＡＴ４参加へ」で取り上げたホッカイドウ競馬のＳＰＡＴ４（南関東４競馬場在宅投票システム）参加は、ホッカイドウ競馬の新年度開催が既に門別競馬場でスタートしている現在でもまだ実現していないが、その参加時期が７月末頃であることが明らかになった。現在参加しているＤ-netとの関係をどうするかは不透明だが、現状では脱退に利益がないことからＤ-net発売も継続して全国初の２系統併売主催者となるのではないか。これにより、年内に開始するとされているＳＰＡＴ４と楽天の提携サーヴィスも、浦和・船橋・大井・川崎に北海道を加えた５競馬体制（７競馬場）になる見込み。

オッズパーク情報：岩手・笠松・佐賀・荒尾のＤ-net併用期間を延長へ

オッズパークが、これまで４月23日(日)で終了と告知していたオッズパーク４主催者＝岩手・笠松・佐賀・荒尾＝のＤ-netでの並行発売を24日以降も続行すると発表しました。理由としては「会員からのオッズパークID取得期間延長の要望」を挙げ、延長期間は「４月24日から会員のオッズパークID取得が概ね完了するまでの当面の間」としています。なにしろ、オッズパークではまともに馬券購入が完了できない現状（ＰＣ＆通信の環境差によって症状はさまざま）が続いていますから、今回の措置は当然のこととして歓迎します。ただ、会員のオッズパークID取得が進んでも、オッズパークサイトが今の「重さ」を解消できない限りはＤ-net並行発売を継続してもらいたいと思います。例えば、ＩＴ最貧民に位置付けられるCPU=PentiumIII 733MHz/OS=Windows98SEな自分は、ＪＲＡ-ＩＰＡＴ利用可能・ＳＰＡＴ４利用可能・既存Ｄ-net利用可能で、オッズパークのみが利用不能です。このようなレベルまでハードルを上げてしまう新馬券発売システムでは、馬券を買いやすくして売上を増大させ、地方公営競馬の存続に繋げようという導入の目的に反していると考えられます。また、マイクロソフト社では、Windows98・Windows98 SE・Windows Meの３ＯＳについて、本年７月11日（米国時間）をもってサポートを終了すると発表していますが、この日を過ぎても一定期間はこれら旧型ＯＳを搭載したＰＣでも馬券が購入できるシステムであってほしいと願います。当日記ブログでは「ソフトバンクオッズパークに与えられたサイト改良猶予期間はあと○日」と表示して動向を見守ってきましたが、とりあえず猶予期間が延長されたので、このカウントダウンは中止します。今後は折に触れてオッズパーク使用状況をレポートしながら、ＯＳはもちろん、ハードウェアや通信環境を選ばない使いやすいオッズパークの誕生を待ちたいと思います。

ホッカイドウ競馬、やはりＳＰＡＴ４参加へ

４月１日付け当日記ブログ記事「新年度の地方競馬は？　嬉しい無料化とややこしい二極化」で、ホッカイドウ競馬が新年度からＳＰＡＴ４（南関東４競馬場在宅投票システム）に参加するとの報道があったらしいことを取り上げた。前の新聞記事（未確認）から３週間余り経て、４月11日付け北海道新聞が「道営競馬１９日開幕　赤字圧縮へ“改革元年”　レース新設や販路拡大」と題する記事の中で同内容を再度報じた。シーズンインが１週間後に迫った現在でもどこからも公式アナウンスが出ていないのは不思議なことだが、ホッカイドウ競馬のＳＰＡＴ４参加はかなり現実味を帯びてきたと言ってよさそう。まだ全体像は見えてこないが、新年度の地方公営競馬在宅投票（電話＆インターネット）が「オッズパーク」「オッズパーク系Ｄ-net」「ＳＰＡＴ４（楽天と提携）」の３本立てでスタートして推移していくことは間違いない。その中でホッカイドウ競馬の独自路線（Ｄ-net＆ＳＰＡＴ４併用？）は、他主催者の今後の追随や３本立て体制の流動化に繋がるだけに特に注目が必要だろう。2006年４月11日付け北海道新聞より　『道営競馬１９日開幕　赤字圧縮へ“改革元年”　レース新設や販路拡大』　収支改善を条件に、本年度から三カ年の期限付きで存続する道営ホッカイドウ競馬が、十九日、門別競馬場（日高管内日高町）で開幕する。レース内容の充実などでファン獲得に力を入れる一方、南関東の地方競馬との馬券の相互発売などで販路を広げ、赤字の圧縮に取り組む。　本年度の開催日程は、十九－二十七日（四日間）の門別開催、五月三日－六月二十八日（二十四日間）の札幌開催、七月四日－十月十二日（四十五日間）の旭川開催の後、再び十月十七日－十一月九日（十二日間）の札幌開催。計八十五日間で、前年度より二日間少ないが、売り上げが期待できる札幌と、ナイターで集客効果を見込める旭川での開催を計五日間増やした。　レース内容では、日高管内で生産された競走馬の門別や静内など産地別対抗レースを新設するほか、千－千二百メートルの短距離レース（スプリント）を充実させる。　また、生産者らに副賞として有名馬の種付け権が与えられるレース「スタリオンシリーズ」も増やす。　馬券の販路確保策としては、インターネットを使った南関東四地方競馬の在宅馬券購入システム「ＳＰＡＴ４」に加入するほか、簡易馬券売り場「ミニ場外」も増設する。　売り上げ拡大を狙う一方、道内の市町村名や観光地を冠したレースを新設、衛星放送の競馬チャンネルを通じて、道内の地域をＰＲする。馬産地以外の地域にも、同競馬への理解を深めてもらうのが狙いだ。　ホッカイドウ競馬は二百億円を超える累積赤字を抱え、○六年度から三カ年で単年度の収支均衡の見通しをつけることなどが存続の条件。○六年度の馬券発売目標は百二十三億六千万円だが、赤字分として一般会計からの繰り入れを十億九千万円と見込んでいる。

新年度の地方競馬は？　嬉しい無料化とややこしい二極化

４月２日(日)のオッズパーク開設について調べて回っているうちに、情報のルツボの中で迷子になってしまった。情報が少な過ぎるための迷子なのだが…。ともかく、アタマの中を整理するためにここに書き出しておく。☆ＣＳ放送レースライヴ中継（スカイパーフェクＴＶ）・ホッカイドウ競馬：Ch.795「懐かし音楽★グラフィティTV/keiba」にて、現行￥630／月を新年度開幕時からノースクランブルへ（無料化）スカイパーフェクＴＶ契約者なら誰でも視聴可能（ノースクランブルはホッカイドウ競馬実況放映時間のみ）（ソース：ホッカイドウ競馬公式ホームページの告知ページ）・ばんえい競馬：Ch.795「懐かし音楽★グラフィティTV/keiba」（￥630／月）から無料放送Ch.241「ハッピー２４１」（園田＆姫路競馬と同じチャンネル）へチャンネル変更スカイパーフェクＴＶ契約者なら誰でも視聴可能（ソース：「ハッピー２４１」の番組表）☆在宅投票昨日３月31日(金)付け当日記ブログ記事「オッズパーク始動へ」で、地方公営競馬のインターネット・電話による在宅投票システムはオッズパーク・Ｄ-net・ＳＰＡＴ４の３本立て体制になったと整理して書いたつもりだったが、２週間ほど前に北海道新聞に「ホッカイドウ競馬が新年度からＳＰＡＴ４に加入」という記事が載ったらしい。公式アナウンスはまだ出ていないが、これが事実なら３本立て体制はスタートから風穴が開いた状態で、今後の２本化は当然としても１本化も全くないハナシではないことになるのかな。などと思っていたら、ＳＰＡＴ４（南関東４競馬場在宅投票システム）が楽天と手を結んだという報道も…。（以下は「ＩＴmediaニュース」より）　楽天は3月31日、大井競馬場など南関東の4競馬場と提携し、勝馬投票券（馬券）のネット販売の業務委託を受けると発表した。事業の多角化の一環で、年内をめどにサービスを始める。　大井競馬場と川崎競馬場、船橋競馬場、浦和競馬場の馬券をネット販売する。4競馬場はネット販売が順調に伸びており、地方競馬のネット販売収入全体の半分以上を占めているという。楽天との提携で、収入をさらに伸ばす狙いだ。　楽天は今後、地方競馬全場の馬券を購入できるサービス構築を目指し、ホッカイドウ競馬など全国の地方競馬とも馬券販売業務委託の締結を検討する。競馬ファン層拡大に向け、ECやネットマーケティングのノウハウも生かしていく。　馬券のネット販売に関しては、ソフトバンクが昨年、岩手競馬と提携。地方競馬の在宅投票システムを運用する新会社も設立している。うーん、これだと「楽天ＳＰＡＴ４」には、「ソフトバンクオッズパーク」とは別個に現Ｄ-net陣営に次々と触手を伸ばし最終的に２大ネットワークを並立させようとする意図があるように見える。前述した北海道新聞の記事もこの流れの中で見ないといけないようだ。そうなると、「廃止」と戦う地方競馬全体の「存続」を考えたときにこの方向は良いコトなのかどうか、現状では判断がつきかねる。全国各地の馬券を「１画面」で購入できるようになるのではないかという地方競馬ファンの夢（大した夢ではないので必ずしも実現しなくてよいと思うが…）の実現は、少なくともオッズパークとＳＰＡＴ４の大同団結が実現するまで望めそうもない。そして、ソフトバンク対楽天という戦いの中に置かれてしまうとその大同団結は遠いように思えるがどうか。それよりも、地方公営競馬全体をどうするか、という大命題が２大ＩＴ企業の競争の間に埋没しかねないことが問題かな。参入した民間企業においしい所だけ渡すのではなく、民間の力を借りて競馬場を再建するという方向性を見失わないことを、各主催者はもちろん、農林水産行政や立法府にも願いたい。書きながら調べて、調べながら書いているうちにアタマの中は整理されるどころか完全な迷路状態。もうダメや。寝よ寝よ。

福山・岡崎準騎手＆岩手・小林俊彦騎手も南関東へ！　来年度の４競馬場短期所属替

地方競馬全国協会公式ホームページに来年度の南関東４競馬場短期所属替騎手の名前が発表されました各場の決定騎手と騎乗予定期間は下記の通り大井・藤江昭徳厩舎：　岡崎　準騎手＠福山 => 06/04/09～06/06/02船橋・渋谷信博厩舎：　安藤光彰騎手＠笠松 => 06/05/01～06/06/30浦和・村田貴広厩舎：　内田利雄騎手＠元宇都宮 => 06/11/20～07/01/19川崎・佐々木仁厩舎：　小林俊彦騎手＠岩手 => 07/1月中旬～07/3月中旬なお、06/09/13～06/11/10の期間で大井競馬場枠に申請していた鮫島克也騎手＠佐賀は、抽選で岡崎準に敗れましたまた、安藤光彰騎手＆内田利雄騎手は現在もそれぞれ大井・高橋三郎厩舎＆浦和・村田貴広厩舎に短期所属中小林俊彦騎手の大井所属は地元岩手競馬の冬期休止期間中にあたり、岩手競馬ファンにとっても好都合ですネ☆　こういう形での全国交流はもっと進んでも良いと思いますが、一方的にならず双方向の人材交流が実現できる工夫が求められる気がします

スイグン　明５日引退式

一般紙までもが引退を取り上げてくれました(^^)スイグンの偉大さがわかります・・・でも　　でも！　でも！　でも！＜２月４日(日)付け読売新聞より＞『福山競馬の“看板娘”スイグン引退』「力強い走り、最優秀アラブ馬にも　５日に最後の雄姿披露」　地方競馬全国協会（ＮＡＲ）のアラブ馬最優秀馬に２年連続で選ばれるなど、〈国内最強のアラブ馬〉とたたえられてきた福山競馬の「スイグン」（牝、６歳）が、体力の衰えから第一線を退くことになり、５日、福山市営競馬場（広島県福山市千代田町）で引退式が行われる。最終コーナーから一気にスピードを上げるレース展開が持ち味で、出場したレースの半数以上で優勝。力強い走りで多くのファンを魅了してきただけに、引退を惜しむファンも多い。　スイグンは２０００年４月２１日、北海道の牧場で生まれ、０２年６月、同競馬にデビュー。２戦目で初優勝し、その後も他を寄せ付けないレース運びで勝利を重ね、０３年には、同競馬場で行われた全日本アラブグランプリに初めて出場して、国内の強豪馬を相手に優勝。全国に「スイグン」の名をとどろかせた。　０５年７月には、福山競馬が人気回復策として導入したサラブレッドとの交流戦でも、スピードに勝るサラブレッド４頭を抑えて１着でゴールイン。０４、０５年にも全国のアラブ馬のレースで１位になり、ＮＡＲからアラブ馬最優秀馬に選ばれるなど、福山競馬に貢献し続けた。　しかし、交流戦の後、休養に行った北海道で病気になって体調を崩し、本来の力を出すことができなくなったため、引退が決まった。通算成績は４０戦２２勝。獲得賞金総額は７３０２万円だった。　引退後は、栃木県那須塩原市の騎手養成学校「地方競馬教養センター」で余生を送る予定で、入厩（にゅうきゅう）以来、調教師を務めてきた千同武治さん（６３）は「国内最強馬を育てられたのは調教師冥利（みょうり）に尽きるが、もっと走ってほしかった」と残念そう。競馬ファンの福山市三吉町、無職田中光男さん（６２）も「とても強く、今までで一番印象に残っている馬。引退は仕方ないが、やっぱり寂しい」と話した。　引退式は、第９レース終了後の午後３時１５分ごろからで、大型スクリーンで過去のレースを放映した後、スイグンが登場。２００人に記念品が当たる抽選会も行われる。馬主の神辺町上竹田、会社社長村上俊信さん（６２）は「引退は涙が出るほど悲しいが、応援してくれた多くのファンにお礼を言いたい」と話していた。スイグンの偉大さは伝わりますが、地方競馬に対する一般紙の関心の薄さまで伝わってきてしまいましただって、スイグンは・・・女の子ぢゃありませんからぁぁあああ、残念。。スイグン：　　（アア）牡　黒鹿毛　　父：（アア）ホーエイヒロボーイ　　母：（アア）エイランスイセイ　　生年月日：2000年4月21日　　生産牧場：北海道沙流郡門別町　中山巖　　通算成績：40戦22勝2着10回　　主な勝ち鞍　　　　　2003年：鞆の浦賞（福山）　　　　　　　　　　全日本アラブグランプリ（福山）　　　　　2004年：西日本アラブ大賞典（佐賀）　　　　　　　　　　全日本タマツバキ記念アラブ大賞典（福山）　　　　　　　　　　セイユウ記念アラブグランプリ（金沢）　　　　　2005年：ローゼンホーマ記念（福山）　　　　　　　　　　福山桜花賞（福山）　　　　　　　　　　全日本タマツバキ記念アラブ大賞典（福山）　　生涯収得賞金：73,020,000