五重塔と桜(大田区・池上本門寺)
並男です。先週末、大田区の池上本門寺に桜を見に行った。今年で建立400年の五重塔と桜の花が絵になる寺で自分も桜の時期に行くのは初めてだった。(併設された池上梅園については以前掲載)東急池上線の池上駅から商店街を抜けて行くと間もなく、長い階段が見える。妻はこの階段を見上げて 「ギャー」 と言う…ここから階段の方を見上げると、ちょうど近代的高層建築物が何も無く一瞬ここが東京であることを忘れかける。それなりの数の花見客がいるにもかかわらず、落ち着いた雰囲気なのは境内の広さと建物の重厚さのお陰か。どの建造物も、赤が主張し過ぎず・こてこて飾り過ぎず形も上品だ。五重塔の脇に展望台のような場所があり、絶好の撮影スポットとなっている。関東地方に現存する五重塔の中でも最も古いとされている塔は裏へ回ると支え棒が付けられている。広い墓地も併設されており、力道山もここに眠る。ここから墓地を抜け、歩いて10分程度の商店街にも長い桜並木があるというので帰りはそちらを通り、都営浅草線の西馬込駅から電車に乗った。続きの浜離宮恩賜庭園については、後ほど妻が公開予定。