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今朝(2011.8.17)の新聞、「定義集」
【広島・長崎から福島へ向けて】 肥田舜太郎先生というすばらしい先生がいらっしゃって、 とても心強く感じました。 ですが、今回の記事が重きをおいている内容と、ちょっ とはなれるところのことではあるのですが、私には、ず いぶん、腑に落ちないところがありました。 * 「福島の事故で政府が20キロ圏内の居住者に避難勧告 した時、アメリカは80キロ圏内のアメリカ人全員に それをした。林(作家の林京子氏)さんはこの違いを 質問したと、「被爆を生きてー作品と生涯を語る」( 岩波ブックレット)で話します。 《すると(肥田)先生は、人の命、人権に対する認識 の度合いの違いです、と(私、林京子氏に)即答なさ いました、私は深く納得しました。》 * ( )内補筆 ここのところを私には、 アメリカが、人の命、人権に対する認識の度合いが日本 よりすぐれているから、大事をとって、日本の20キロ 圏内より遠い80キロ圏内というラインで避難勧告を出 した。。。と、読めます。。。 別に大江先生のおことばではないし、大江先生あてに、 こんな書き込みするすじあいは全然あしませんが。。。。 でも、ここのところは、今回の原稿から消してあっても 全然かまわなかったのではと思い、とても、残念に思い ます。 こういうことをしたり、広島長崎での調査のデータをもとに、80キロ圏内では、 今後健康への不安が出るのではないかとはじきだした のではないでしょうか。いえ、 もう、これ以上、訴訟問題をかかえるわけにはいかな い事情を持っているので、80キロはおおげさなとこ ろだと、思いますが。 さて、わたしの中のモヤモヤしたところは、その一点 でした。どうしても、ひっかかって、なんらかの形に して自分なりに整理しておきたいと思いました。 こんかいご紹介くださっている 林京子氏の小説は、 是非読んでみたいと思います。
今は売り切れですが、いずれ、出回るでしょう。 ドイツで翻訳もされるそうです。 肥田舜太郎先生モデルのS医師 「。。。核には人類を滅亡させる毒がある、助かる道 がみつからないまま権力者たちは核の道をつっぱし ってきた、しかし僕は希望を捨てません、希望は一 般の人たちです、庶民が生きのびる知恵と力を得る でしょうね、生物は、本能的に、滅びまいとする努 力をするのです、といった。」 希望は、私たちのなかに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/08/17 06:29:54 PM
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