子どもにかかる費用を考える。
昨日、書き込んだブログに対して、shunsoku2002さんが、コメントを寄せてくださってました。今日は、それの返信を今日のブログにのせたいと思います。これから、お子さんが、中学、高校へあがられる保護者のかたがたの参考になると思います。>中学までは、公立を選べば、ほとんどの人が学費に苦 労はしないんですよね。 義務ではないとはいえ、差が 大きすぎませんか?たしかに、不思議ですよね。うちの場合、小学校まで、スイミンングとかピアノとか、テニスとかで、ふたりで、月6万ぐらいかかってました。ですが、中学になったとたん、運動部に入って、上記のもののなかで、ピアノ以外のものは両立が、実質不可能に。休日の試合日が重なりますから。その、習い事をやめていったぶん、塾と、必要経費(クラブ、学校)で、とんとんになります。高校では、それらは、何に姿をかえるか。。。大阪府の場合、公立の場合、空調使用量を入れて、約15万円。あと、残りは、子供が大人になった分にかかる費用だと思います。行動範囲が、飛躍しますから。中学までは、クラブの試合とかも、遠くまででかけることって、高校に比べたら、そう多くはありません。近場だと、先生がありがたいことに、おっきな車で何度も子供たちを運んで下さってました。。。ふたりの子どもが、それぞれ、違うクラブに入っていましたが、ふたりとも、そうでした。ほんとうに、ありがたかったです。(って、上の子が、高校に入ってから、実感したんですがね)日本は、公共交通機関料金も、バカになりませんね。高校からは、ほんんど、毎週土日、試合会場まで、現地集合です。食べ盛りの子供に昼食、飲み物など、持たせても、スタジアムで、また、ハンバーガーだの、飲み物など、買って飲みますよね。だから、交通費のほかに、1000円をお小遣いに。合宿も規模が違いますね。だらだらと、ゲーセンとかで過ごされるより、そういうことなら、喜んで出資します。^^月々の雑誌、書籍、身につける物まで、出かける機会が増えれば増えるほど、もう親が見立てて、買ってきたものには、見向きもしません。携帯も、もはや、必需品じゃないですか?しかし、それは、決してなげかわしいものではないはずです。大人になるということは、そういうことも、含まれているのではないかと、私は、思います。それら、積もり積もっていったものは、もはや、中学までの金銭では、まかないきれるものではありません; 決して、湯水のごとくなんでも、与えているという状態でなくてもです。ひとり目は、それでも、なんとかなりましたが、高校生ふたりとなると、今までのように貯蓄にまわせるものが残ってきません。> さらに、予備校やら模擬試験やらを受けないと、> このシステムって、本当に必要なんでしょうか?予備校も、中学までの塾代だと、5教科で、2万えんぐらいだったのが、一科目でそのぐらいになりますよね?それも、正当な料金だと、私は、思います。中学までの科目だと、子供のとき、よほど勉強をしていなかった親でないかぎり、たいてい、少し、子供の持ってきたものの前後を読んでみたら、わかりますよね。けど、高校の科目は、そうはいかないはずです。たしかに、予備校・塾も必ずしも必要なシステムではないでしょうね。自分で、なんとかデキル人だっているのですから。今春、東大現役合格した子は、予備校にちょっと行ってはみたけど、アホらしくて、すぐやめて、自分で勉強して合格しました。> この経費って、本当にまっとうなんでしょうか?まっとうだと、思いますよ。そのへんの、おっちゃんや、おばちゃんが、いくら親身になってやっても、高校の教科って、子どもにはいはいと、教えたりできないんですから (汗)需要と供給のバランスって、中学の公民、あるいは、高校の政治経済で勉強したことだと、記憶しているのですが、その問題じゃないですか。需要がたんまりあるのに、供給がおいつかないとき、価格はあがる。これは、資本主義の常識だと思います。一番いいのは、学校の教師をとことん利用することなんですが。17才やそこらのときの自分には、そんなこと、絶対できなかったですよ。「かっこわりぃ~こと、このうえないことないことだと思ってましたので。自分の子供に、自分のできなかったことを、「やれ!」とは言えません。40を過ぎた今だと、平気でできますけどね。学校の教師を利用しない手はないんです。「この私に、わからせるまで、教えてください。それが、先生の、仕事なんですから!」ぐらい言えますよ。今だとね。(^^;)> 私が勤める学校には、家庭の生活費を得るために 放課後毎日アルバイトをしている生徒がいます。> 念のためにですが、全日制の普通科です。立派ですね。自力で東大行く子どもと、負けないぐらい立派だと思います。今、つらくても、生きていく力は、その子たちの方が、勝ってると思います。でも、どうかなぁ~。ナミの人間は、今、頭の柔らかいとき、勉強しておいたほうがいいと思うのですが。今は奨学金を借りておいて、社会人になって、働いて返していく方法なんかもありますし。うちは、子供たちに大学進学の折りには、そうさせるつもりです。ほんと、うちの子は、親と同じ、ナミの人間にすぎないんですから。うちの子は、自力で東大に行くこともできなければ、アルバイトしながら、日本の高等教育からおちこぼれずに、両立できるチカラもありません。> その他にも、修学旅行の代金を、アルバイトで払う 生徒は毎年います。> どこか、ずれてる気がして仕方がないんですが。> とにかく、親がこんだけ頑張ってるんだから、> お子さんには、何とか合格の知らせが届くことを願っ てます。ありがとうございます。高校生は、もう親たちの思うようになる「子ども」ではありません。大人になったことによる過剰な費用はかかりますが、教育費が、ものすごいことになる!と、いうことは、7,8年前の新聞をよく読んでいたら、見当がつくことだったはずです。資産家のご子息・ご令嬢でないかぎり,あるいは、豊かな祖父母が援助を申し出てくれるようなことでもない限り、今まで備えが充分でなかったとしたら、なかなか、シビアな教育費だと思います。学資保険なんて、大学入学初年度でふっとんでしまうんですから。とほほ。