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今日はアレッツォのアンティーク市。 アレッツォはフィレンツェより列車で(どの列車に乗るかにもよりますが・・・)大体1時間でつく街です。 イタリアの街は、もちろん列車なんてものが考えられるもっと前に存在していた街ばかりなわけで、駅と街の中心が離れているのは結構当たり前なのですが、アレッツォは駅から歩いてすぐのところに旧市街地があり、フィレンツェからちょっと足を伸ばしていきやすい観光地になります。 私の今回の旅の日程はこの、アレッツォのアンティーク市のに合わせて組んでみたのですが、まあ、すごかったです。 アレッツォでは毎月の初めの土日にアンティーク市が開かれるのですが、規模が大きく、本当に街全体が露天のアンティーク屋さんで埋め尽くされます。 この日は実は本当に暑くて、日差しが強く、若干外をあんまり歩きたくない感じはしたのですが、せっかくこの日にあわせてきたわけですから、朝早く(といっても9時ごろですが)出発して、10時過ぎにはアレッツォについていました。
駅を降りるとすぐに、ツーリストインフォメーションがあるので、そこで市内の地図をもらい、いざアンティーク市へ。 街に着くまでにすでにものすごいお店の数。 街は、普段はいったいどんな街なんでしょう??ってほどに、道には所狭しとさまざまなアンティーク屋さんが並んでいました。 ジュエリーあり、金物あり、食器あり、スタンプ(絵)あり、本あり。ちょっと不思議だったのは歯医者さんの道具のようなもの(歯を上手に引き抜けそうなペンチとか、歯の裏側が上手に見えそうなあの小さな鏡とか・・・)が大量に売っていたのですが、あれって誰が何のために買うんでしょうか?? きっとアンティーク市ではそんなこと考えてはいけないんでしょうね。 特に、食器、家具、照明はほしいものが沢山あったのですが、どうやってもって帰ったらいいのか・・・・ 結局散々歩き回って、1930年代のチェコのキャニスターをセットで購入しました。 今は、お教室で仲良く並んでます。THE 東欧って感じのかわいらしいキャニスターなのですが、びっくりのお値打ち価格だったんですよ。思わず、これって1つのセットの値段でいいんですよねって聞いちゃいました。 どうやら、あまりの暑さで、人でも少なかったようで・・・得しちゃいました。 本当は、デミタスカップとか、ランプシェードとか、ほしかったものが沢山あって、いつかまた行きたいと思ってます。
街は、きっとアンティーク市のないときも素敵なんだろうなぁというたたずまい。 でも、正直、暑すぎるなか、アンティークに夢中で、とちゅうからは、首にヒエピタ貼って、熱中症対策しながらの、散策だっだので、アレッツォ本来の姿は良くわからなく、是非、アンティーク市以外のときにも訪れたい街でした。
アレッツォの街は、ロベルト・ベニーニ監督の 『ライフ イズ ビューティフル』の撮影をしたことでも有名で、トスカーナらしい街といわれています。 でも、私にとってのトスカーナはキャンティ!! この日、アレッツォから、サン・ジミニャーノに移動すると、なんだか懐かしく、ほっとしてしまいました。 この景色、癒されますよね。
ということで、次回はサン・ジミニャーノです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.01 16:10:24
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