カテゴリ:諺 ことわざ 名言
石の上にも三年 石の上にも三年座り続ければ、石も温まるという事から、根気強いことの例えである。更に転じて、辛抱しなければならないという教訓でもある。 井原西鶴に 「商人・職人によらず、住みなれたる所をかわる事なかれ、石の上にも三年と俗語に伝べし」とある。 また、室町末期ごろから云い始められたともいわれている。 全国的に使われている言葉だか、きびしい自然の中での生活を強いられている山峡の山梨では、特に子供の頃からこのことばを聞かされて育つ。 年季奉公に出された少年がじっと辛抱して、やがて立派な人物に成長する話は枚挙にいとまがない。 「茨の中にも三年の辛抱」 「火の中にも三年」 現在でも、山梨県の人々、山梨の高卒就職生の定着率は最高だと、各企業間でも評判はいい。 先輩の築いたこのすばらしい伝統は、今後永遠に守リ続けたいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月16日 18時35分00秒
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