カテゴリ:諺 ことわざ 名言
人生観とはどういうものか
心の教養 『人生の事典』昭和42年」 文学博士 大島康正監修 東京書院
一部加筆 山梨県 山口素堂資料室
「自分けなぜ生きているのか」 「自分はどのように生きていったらよいのか」 「どうしたら価値ある人生かおくれるのか」 「どうしたら幸福になれるか」
このような大切な問題についての考え方や基本的な態度が人生観と呼ばれるものである。 しかし、このような人生観は、哲学や宗教を知らなければ持てないというものではない。恋愛のし方や結婚のし方に人それぞれの恋愛観や結婚観がうかがわれるように、ひろく生活のなかに人それぞれの人生観が現われているとみるべきである。 このような人生観は、人それぞれの素質・性格・環境・教養・職業・人生体験などの違いによって異なってくるものである。これによって、楽天的な人生観と厭世的な人生観、現実主義的な人生 観と理想主義的な人生観、利己的な人生観と利他的な人生観、個人主義的な人生観と、社会主義的な人生観などの違いがでてくるわけである。 ところで、人生観はこれを深めていくためには、個人的・俸験告白的なものから、さらに一歩をすすめて広く人生や世界の存在を統一的・全体的・価値的に追求する哲学や宗教の問題にまでたち至らなければならないのは当然である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月17日 08時02分20秒
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