『青春のロシア・アヴァンギャルド』展 【Bunkamura ザ・ミュージアム】
「アヴァンギャルド」=ロトチェンコって、そりゃ強引過ぎだろ!自分。んな訳で、「前衛芸術について、もう少し知っとこ。」な気分で行って来ましたBunkamura。迎えてくれるのは、有名・無名を問わずこの革命に携わった画家たちのときに奇抜で、ときに素朴な色とデザインの作品たち!しかしまぁ、ここまでバラバラだとこの流れがどれだけ勢いのあったものかが伺えます。本音を言うと、おかげで飽きずに最後まで楽しめました(笑)自然と「なんでこうなるの?」って衝動に駆られて、(自分には珍しく)熱心に解説を読んでみるとなるほどぉ。「スプレマティズム」やら「ネオ・プリミティヴィズム」やら時代背景や意味が分かると、作品への理解度が深まるってもんですね。崩したろ!って気持ちが伝わってきます。なんて、先駆者たちの偉業や情熱に敬意を払うも例えば↑のチラシのマレーヴィチ〈農婦、スーパーナチュラリズム〉。「スーパーナチュラリズムって。そんなん言ったら何でもアリなんじゃん?」とか思ってしまう自分。けど、けどっ!カッコいいーーっっ!!結局アレもコレもどれも「カッコいい!」で片付けてしまった自分。いったい何しに行ったのやら。やっぱり見た目重視なのね、って改めて気付きました(泣)そんな自分が選んだポストカードたち↓雰囲気だけでも伝われば、と思います。