愛すべきものすべてに

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  答えはひとつ？！

  昨日「サルヂエ」でこんな問題（なぞなぞ）が出されていた。「布袋寅泰、矢沢永吉、北島三郎。この中で空き巣に入られたのは誰？」実は、放送前に新聞でこの問題を見てからオレは答えをひねり出すためにあれこれと考えていた。（←ちゃんと仕事しろって！）名前の中に「あ・き・す」の文字が入っている人物か？・・・っていねえじゃん。ん？北島三郎だけ演歌だよな。えんか・・Ａ（えー）んか・・Ａ（あ）きす・・・ダメだっ！全然つながらないっ！結局答えがわからないまま昨夜のＯＡを見る事になったワケだが、正解を聞いてえらくガッカリした。正解は北島三郎。空き巣に入られる＝鍵をかけない＝ロックしてない＝演歌歌手の北島三郎とゆ～事らしい。いやいやいやいやいやいや！意味がわからん！それだったら別にサブちゃんじゃなくても、五木ひろしでも松平健でもフリオ・イグレシアスでも誰でもイイわけだ。ロック歌手以外なら。これは「ＡにあってＢにない」って系統の問題じゃないんだからさ、消去法ではなく、北島三郎でなければならない理由をちゃんと説明しろっつーの。大体よぉ「島田検定！国民的潜在能力テスト」にしてもそうだけど、正解が一つに限定できないものや、問題として成立してないものってのが多いよな、最近の番組には。これでいろいろ思い出した事がある。小学校の遠足の時にバスの中で歌をうたったり、ゲームやったりしたよな。その中でも、オレが今でもよく覚えてるのは「なぞなぞ」だ。誰かが出題したものでこんなのがあった。「魚屋さんの前に自販機があります。Ａのボタンを押すとイカ、Ｂのボタンを押すとタコが出てくる仕組みになっています。ではＡＢのボタンを両方同時に押すと、一体何が出てくるでしょう？」という問題だ。正解はＡＢ（エービー）でエビ。しかし、不正解になったヤツの答えの方がオレ的には全然イケててオカシかった。「エビオス錠！」（注・ビタミン配合のサプリメント剤）おおおぉ～っ！！！エビだけでなくオス（押す）というニュアンスまで含んでいる！素晴らしい！！ただし、魚屋というジャンルがまったく無視されてはいるが。この解答は意外なほど多くの賛同者を生み、「正解はエビです。」と出題者が言った後も「なんだエビオスの方がイイじゃん。」という声があちこちから聞かれた。正解にもかかわらずダメ出しをくらうって光景を、オレはその時初めて見た。そう、オレたちは小さい頃から一つの正しい答えをみつけるよう教えられ強要されるが、必ずしも答えはひとつとは限らない。時と場合によるが、様々な発想による様々な答えがあっても別にイイのだ。この手のエピソードはまだまだあるが、ちょっと話が長くなりそうなんで続きはまた次回に書きたいと思う。ここで最後に、近所の小学生から教わったなぞなぞをひとつ出すぞ。「水道の間にはいつもある楽器の音が流れています。さてなんの音？」　　　　　　　正解は次回にお送りする！　わかった人はコメントで参加を！サルの丸石台天然水晶鳴くハンドパペットサルサル＜あ、それからこれがエビオス錠ね。（笑）＞天然素材のビール酵母！エビオス錠　1200錠

  2005.06.21

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  デルピーマスク誕生？！

  先週の「ワールドプロレスリング」にサッカーのデルピエロ選手が出演していた。なんで？どうゆうつながり？って思うよな。なんと彼の少年時代に、イタリアでは「ワールドプロレスリング」が放送されていてそれを夢中になって見ていた彼は、新日本プロレスの大ファンだったというのだ。その当時といえば、ホーガンやアンドレら人気外国人レスラーの活躍、長州－藤波の名勝負数え唄、初代タイガーマスクの四次元殺法などで新日本が最も輝いていたまさに黄金時代である。彼が夢中になったのも当然といえば当然だろう。以前のコラムでも書いた通り、オレはサッカーの事はまるでわからないので彼がどんなチームに所属するどれ程の選手なのかも全く知らない。ただ、番組内での扱われ方からして彼がサッカー界のトップスターであろう事は容易に推測する事ができた。つまり、彼は今回新日にとってＶＩＰ待遇の来賓であり、ＴＶの前にいる（サッカーファンの）視聴者にとっては憧れのヒーローなわけである。しかし、むしろ対談の途中で現れた藤波辰爾や木村健吾と対面した時の彼の表情の方にこそ、まさに憧れのヒーローを目の前にした少年のような目の輝きがあった。そして、初代タイガーマスクの大ファンだったという彼に、四代目からのプレゼントのサイン入りマスクが届けられると、喜んでかぶってみせたりもした。そう、その時もまるで欲しかったオモチャを与えられた子供のような笑顔で。よほどデルピエロ選手は嬉しかったらしく、帰国後に自身が所属するユベントスのホームページにマスクをかぶった自分の写真をアップし、「大好きなタツミフジナミにも会えて、しかもタイガーマスクまでもらった。僕にとって忘れられない思い出と名誉だ。」とのコメントを綴っている。もしかするといつまでもプロレスファンでいるという事は、いつまでも少年でいるという事なのかもしれない、と彼の無邪気な笑顔を見て今回あらためて思ったオレである。（意外なほどマスクが似合っていたな。少なくとも二代目や三代目よりも。）タイガーマスクDXタイプタイガーマスクプロタイプタイガーマスク・マスク2004年モデルタイガーマスク　応援用マスク（大）タイガーマスク　応援用マスク（小）

  2005.06.13

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  ショーケントレインに終点はないのか？

  あ～あ、またまたショーケンが逮捕されちまったよ。今度は映画プロデューサーに対する恐喝未遂容疑だと。去年の１０月に交通事故を起こして業務上過失傷害容疑で逮捕された時に既にこの恐喝の話は出てたよな。なんかさ、あの時釈放された後の会見で飲酒や薬物使用を疑っていた警察を茶化して「ガッカリしたんじゃないかな、何も出てこなくて。」なんて発言してたんで、その時の態度が警察の連中をミョ～に刺激しちゃったんじゃねえかって気がするんだけどね。あいつをなんとかもう一回ブチ込んでやろう、みたいなカンジで意地になったかなヤツらも。ま、多少なりとも自分にやましい事があるって時は、ヘタにしゃべらずに黙ってた方が利口ってモンだ。オレらもね。しかしそれにしてもいまだに落ち着かないってのもスゴイね、もう５４だってのに。警察の世話になったなんて話だってもう２０年以上前から数回あるからね、彼には。まぁそのへんは敢えて詳しくは触れないが、交通事故だって前にもあったよな、確か。今となってはやたら声のカン高いイっちゃってるオッサンってカンジだけどさ、昔はカッコ良かったんだよな～。今の姿しか知らない人たちにはとても信じられないかもしれないけど、かつては松田優作と人気を二分するような俳優だったんだぜ。ま、どっちかって言うと野郎人気の方があったのかもしれないが。歌もやっててライブでもえらい盛り上がりだった。優作も「芝居じゃ絶対負けないけど、歌じゃアイツにかなわないな。」って言ってたくらいだ。ここ１、２年でも音楽活動はしてたけど、昔のような声の伸びや動きのキレはやはり無かった。これは仕方がナイが。興味がある人は是非テレビシリーズ「傷だらけの天使」や若い頃のライブビデオを見て欲しいよ。今のドラマやライブには無いような、優しさや悲しさ、熱さ、そんでもってカッコ良さがそこにはあると思うから。あ！でもちょっと待って！待った、待った！初めて見るんだったら「傷天」の方を先に見たほうがイイな。ライブが先だと、な～んだやっぱり昔からイッちゃってたんだって思っちゃうかもしんないから。。。（これ、わかる人にはわかるよね？） （カッコ良かった頃のショーケン。当時はマネするヤツも多かった。）傷だらけの天使 Vol.1【VPBX-11281】 =>20%OFF!《発売日：01/07/21》傷だらけの天使 Vol.2【VPBX-11282】 =>20%OFF!《発売日：01/07/21》傷だらけの天使 Vol.3【VPBX-11283】 =>20%OFF!《発売日：01/07/21》ANDREE MARLRAU LIVE【TKBA-1038】 =>20%OFF!《発売日：03/10/22》

  2005.02.07

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  顔写真報道は必要か？

  国士舘大の学生逮捕に続いて亜細亜大学の野球部員が痴漢行為で逮捕された。痴漢行為は許されざる行為であり、現行法以上の厳罰に処すべき犯罪である。被害者の受けた屈辱を思うと本当に腹が立つ。しかし、この事についての考えはまた別の機会に話したいと思う。オレが今回言いたいのは、報道のあり方についてだ。今回の逮捕者は全員顔写真付きで実名報道されている。成人しているので実名はわかるが、すでに犯人が逮捕拘留されているパーソナルな犯罪に対して顔写真の報道の必要性はあったのだろうか？この報道姿勢には国士舘大学の学生が起こした事件からのつながりが感じられる。例のスーフリに始まり、最近の２つの事件がある。マスコミとしては今「堕ちた大学生のモラル」というキャンペーンをはりたがっているのだ。逮捕者の行為に無論憤りは感じるが、こうしたマスコミ連中の受け手側を煽動するような動きにはもうウンザリだ。「こんだけの悪いコトしたんだから、オレたちに裁かれても（＝顔写真出されても）当然でしょ？大衆だってみんな望んでるよ」的な驕りにも。ここのところヤツらのブームはもっぱらオレオレ詐欺と公務員のワイセツ行為だが、ここに大学生の不祥事も加えようってのか？食品への異物混入やら賞味期限の改ざん騒ぎ、議員連中の学歴詐称やら年金未払い問題はどうなったんだ？どうやら新聞報道やＴＶニュースなんかにもトレンドってもんがあるらしいな。もちろん繰り返し報道する事により、犯罪を未然に防いだりする啓蒙効果ってのもあるかもしれない。しかしそれ以上に今回の顔写真報道には、大衆を不当に煽る動きが感じられてならないのだ。茶の間でテレビを見ている連中は（まぁオレも含めてだが）、全ての情報をごっちゃにして受け止めている。「みのもんたがあの食べ物が肝臓にイイと言っていたよ。」という事も「ＳＭＡＰ紅白出ないんだって。」という事も「隣の息子さん逮捕されたんだって。」という事も同じレベルでインプットされる。だからこそ報道の姿勢は偏ってはならないと思うし、意図的に大衆の感情を操作しようなんてのはもってのほかだ。くれぐれも我々はそんなマスコミの「マイブーム」に踊らされる事のないよう、全ての物事を自分のフィルターを通して受け止めていきたいものである。 （本文がラジカルなんで、ちょっとゴレンジャー色で遊んでみました。）

  2004.12.08

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  ヤラセと演出の境界線？

  テレ朝の人気（？）番組「銭形金太郎」のヤラセ告発記事が、今日発売の週刊文春に掲載されとる。でもこれってそんなに悪いコトなのか？記事によれば、出演者は実際にはフツーの食事をしているにもかかわらず、それじゃつまらんって事で大根の葉っぱを食べてる事にしたり、普段はちゃんとした自転車に乗っているにもかかわらず、それじゃつまらんって事でスタッフが用意したペダルの無いボロ自転車で通勤している事にしたりと、まぁ簡単に言えばさすがにそこまでビンボーじゃないケド、それでは番組的に面白くないからそこは「演出」しちゃいましょうってワケだ。素人が参加する番組に対するヤラセ告発は、今までいくつもあったよな。最近では「ガチンコ」とか「あいのり」とか・・・。でもさ、今の視聴者ってそんなにバカじゃないから結構（ヤラセを）わかってて、その上で楽しんでんじゃないの？じゃなかったら、今も続いてる「あいのり」や「恋のから騒ぎ」「からくりＴＶ」なんて観れたもんじゃないよ。製作側と視聴者に暗黙の了解が無きゃ成立しないよ、絶対。プロレスとプロレスファンの関係にその辺はちょっと似てるのかもしれない。ま、中にはテレビを観てた芸能プロのヤツが「お、この素人イイね。」なんてスカウト目的で番組側に問い合わせたら既に他で所属してるタレントだった、なんて笑えない話もあるようだが。大体さぁ、ズブの素人が毎週毎週感動させたり笑わせたり出来るわきゃねえだろ。「演出」が無くなっちまったらサビシーぜぇきっと。ウソだと思うならＮＨＫの素人参加番組見てみろよ、完全に終わってるから。まぁＭＣの裁量の問題もあるだろうが、とにかくひたすらゆる～い空気が流れてるよな。地方の年寄り向けって言えばそうかもしれんが。だからと言ってオレも製作側が何をやっても許されるとは思ってないし、別にヤラセを特別に弁護するつもりもない。でもなんだかんだ言ったって結局はタダで観てんだし、あんまカタイ事いわずにお互い楽しみましょうよってコトだ。じゃない？ （銭形金太郎のＭＣの方々）

  2004.12.02

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  アニメと声と声優と

  「ドラえもん」の声のキャスティングが変わるらしい。番組も長寿になり声優たちも皆高齢になってきたので、ここらで一新しようというのだ。この話を聞いて、オレが思い出したのは山田康雄の死去による「ルパン三世」の声の交代の事だ。オレにとって彼の死は、尾崎豊や松田優作の死と同じくらい衝撃的な出来事だった。彼は’７１年１０月２４日の初放映から’９４年７月２９日ＯＡのＴＶスペシャルまでルパンの声を担当した。というよりもむしろ、ルパンを演じていたと言った方がいいかもしれない。もしも山田康雄以外の人物がルパンを演っていたら、ルパンはこれほど長く広く愛されるキャラクターになっていなかったと断言できるだろう。彼自身もまたルパンを演じる事に誇りを持っていて、生前にたった１度だけ全く別のキャスティングで作られた映画「風魔一族の陰謀」の話には激怒したという話を聞いている。ファンにとっても演者にとっても、キャラクターの顔と声は一体のものなのである。しかし当たり前の事だが、アニメの中の登場人物は年をとる事がない。一方それを演じる側の人間は日ごとに年をとっていく。長く続いていく作品ほど、その両者の差は開いていくのだ。優れた楽曲は永遠に愛されていくが、演奏者あるいは歌い手は老いていく為、いずれはその歌を演奏したり歌ったりすることが出来なくなる、という事態に近いかもしれない。つまりはいくら「声を変えないでくれ！」と叫んでみても、顔となるキャラクターは永遠の命を持っているので長く続いた作品ほど、いずれは声を変えざるをえない運命を背負っているのである。「ドラえもん」「ルパン三世」以外にもアニメの長寿番組はある。あなたの好きな番組もその中にあると思うが、やがて訪れるキャラクターの”声変わり”に対して今から心の準備をしておいた方がいいかもしれない。（ここでちょっとトリビア！「初めてアニメ・ドラえもんの声を演じたのは・・・富田耕生である。」知らね～だろ～な～、みんな。ちなみに１４話からは野沢雅子ね。これもビックリでしょ？最初のシリーズって日テレが作ってたんだよ。・・・ってこの辺りの話でトリビアに実際投稿したんだけど、全然採用されないのな！この話タブーだったのか、もしかして。） (アフレコ中の山田康雄氏）

  2004.11.30

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