★似たような症状にご注意
先日「ゲンキの時間」で、「思い込みが運命の分かれ道」という題で、放送していたのだが、今のこの暑い時期には、病気というと「熱中症」をイメージする。だが、そういう思い込みが危ない‥というのである。 連日35度以上が続くこの時期、熱中症にならないように、塩分、ミネラル、水分等々‥、しっかり補給することを心掛けている。出掛ける時は、帽子か日傘は、必ず持ってお出かけする。日差しは年々強さを増しているので、太陽から身を守らないと、バテてしまうからだ。 思い込みが良くないというのは、ふらついたり、めまいがしたら、熱中症と決めつけないことだ、と番組では言っていた。というのも、同じ症状で夏の脳梗塞が有るというのだ。 熱中症と脳梗塞の違う点は、脳梗塞が左右のどちらかだけに症状が表れるという点だ。脳の右か左かで脳梗塞を起こせば、身体の片側だけに、しびれや力が入らないという症状が起こってくる。これが熱中症と違う症状であり、脳梗塞の証拠である。だから、暫くじっとしてれば何とかなる‥、と考えてしまうと、取り返しがつかなくなるかも? 私たちは時々、自分の浅い経験から、自分の身に起こっている病気を判断してしまう事が有る。特に私は注意しないといけない。なにせ、骨折しても捻挫だと思い込んで、湿布して終わらせようとした人間なので‥(汗)。 過去に捻挫を2回している経験から、捻挫と判断したのだが、これは骨折したことが無い私の、浅はかな判断である。医者に、痛さが違うから普通は判るはずだけど‥、と言われたのだが、私には全然響かない言葉だった。 そんな過去を考えると、夏の熱中症と脳梗塞は、症状が似ているということを、覚えておかなければいけないと、思ったのである。夏の脳梗塞の引き金は、脱水だというので、水分補給は熱中症対策以外でも重要だ。 まだ7月だというのに35度以上の日が、今週から来週にかけて、ずーっと続いている。なので、心してこの夏を戦っていかなければならない。そして、熱中症と決めつけてしまわないよう、色々の病気を疑って、対処していかなければ‥。 思い込みは、時として誤った方向へ、向かってしまうから、それを忘れないように‥だよね。