レイキでは、生徒さんに様々な呼吸法を教えている。
だから呼吸というものの大切さは、理解しているつもりである。
レイキをやっていない人には、呼吸の重要性を話す。
酸素が体の隅々に行き届くことで、細胞が活性化すると思うからだ。
私は学生時代、英語や数字が好きだった。
国語は漢字が苦手だったが、本を読むのが好きだったので、
感想文を書くのは得意だった。
それが今ブログを書くことに、多少は生かされていると思っている。
理科とか社会は、好きでなかった。
歴女という言葉があるように、女性でも歴史が好きな人は多い。
でも私は、記憶力が悪いので、やっぱり苦手分野である。
ただ、音楽は好きなので、音符に関しては覚えられる。
「好きこそ物の上手なれ」とは、よく言ったものである。
理科に関しては‥お手上げで、理解できない。
それを「早く起きた朝は‥」の番組に出ている、
永遠の3人娘の一人である貴理子ちゃんが、この間話していた。
苦手な分野も勉強するのだから、偉いなぁ‥。
私はそれを思わずメモしたのだが、人間の体についてであった。
人の体は、酸素65%、炭素18%、水素10%。
そして残りはその他7%で、窒素、カルシウム、リン等で構成されている。
その他の中の窒素は筋肉に、カルシウムとリンは骨になるモノだ。
ここで言っているように、人間の体は、
原子レベルで65%の酸素を必要としているということに、納得がいく。
というのも、呼吸法(深呼吸)をすると、
体の隅々に酸素が行き渡るのを、実感できるからである。
そして、体中の細胞が喜んでいるというのが、実感できるのだ。
体が酸素を得て幸せを感じることで、心も幸福になる。
この満たされた気持ちは、私のモノだと思うのだ。
で、話しはあちこち飛んで悪いが「ゲンキの時間」での話しである。
「呼吸の質を高めることで、不調を減らそう」というものだった。
番組では、呼吸が浅いか深いかを計る一つの基準を示していた。
「息を30秒止められないと呼吸が浅い」ということだった。
息を止める時、滅茶苦茶頑張っては意味が無い。
30秒息を止めた後、顔が真っ赤になったり、
ぜいぜい呼吸をするようでは、やり過ぎである。
少しだけ頑張って30秒息を止められたら、
日頃から深い呼吸が出来る人だというのである。
またハーバード大学医学部内科医の、医学博士である根来秀行先生によると、
猫背の人は呼吸が浅いという。
猫背だということは、横隔膜が圧迫されて柔軟性を失い機能が低下。
横隔膜の柔軟性が失われてしまうと、肺も上下に動きにくくなり、
結果、呼吸が浅くなるわけだ。
他には、ストレスを感じると交感神経優位になり、横隔膜が緊張し、
そこでも横隔膜の柔軟性が失われ、呼吸が浅くなってしまう。
また、口が開きっぱなしになっている人は口呼吸になり、
これも呼吸が浅くなる原因だという。
口呼吸をしている人のサインは、口臭、歯周病、虫歯があるようだ。
正常な呼吸は、1分間に約500ml‥12~18回呼吸をする人。
浅い呼吸の人は、1分間に約250mlで、
呼吸の回数も20回以上の人になるというから、これも一つの目安となる。
但し、この数値全てを呼吸として肺まで取り入れているわけではない。
吸った空気の一部は気道に留まってしまい、肺まで届かない。
気道に留まる量はおよそ150mlというから、
肺まで空気を入れる量は限られてくる。
正常な人で350ml、浅い呼吸の人に至っては100mlしか無い。
人間の体の65%が酸素を必要としているということは、
呼吸が浅いと細胞が酸欠を起こすことになる。
先生の対処法は、日頃から呼吸が浅いなぁ‥と感じたら、
4,4,8呼吸をすると良いらしい。
腹式呼吸で鼻から吸って4カウント、息を止めて4カウント、
鼻から出す時は、倍の8カウントをする。
深い呼吸をして、体の喜ぶことを日頃からしたいものである。