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今回の「あしたが変わるトリセツショー」は、 キャベツの取扱い説明書だった。おっ、キャベツか~いいねぇ‥。 なにせキャベツ料理はレパートリーが少ないので、 これでレパートリーが増えるなぁ~と、気楽に聞いていた。 まさかブログに書くなんて、全然思ってもいなかったのである。 結果的にレパートリーが増えることよりお話し自体が楽しくて、 そして驚くべき事実が有ったのである。 キャベツは輸入された当初は、食べるより観賞用だったんですって! お花(?)の感覚だったみたい。 見た目も現在のキャベツと違い、キャベツの真ん中が色付きで、 今の丸く包むような形ではなかった。 食用になったのはまだ最近だというから驚く。 キャベツは本来甘いみたい!知ってた!? 真ん中に出来る球体のキャベツ‥、 あれは日光が届かないから、光合成が出来ないよね? 光合成が出来ないのに甘いって、どういうこと?? あれは外側の葉っぱ(緑が濃くて硬い葉)が数枚あるけど、 あの濃い緑が光合成を担当して、それを糖分に変えて、 真ん中の丸い部分の光合成が出来ない部分に、与えているんだって! なのでキャベツは成長していけれるようだ。 だけど、キャベツを食べて甘いなんて、思ったことがないよ~。 本当に甘いのかなぁ‥。 キャベツが甘いということが分かる調理方法が有るらしい。 それが‥ 水1.5リットルに塩を37.5グラム(大さじ2~2.5)を入れ、 蓋をしてしっかり沸騰させる。 そして沸騰したら弱火にしてキャベツを4分の1にカットして芯を取り、 外側の葉を下にして茹でる。 水分に細かい泡がブツブツと上がる位の湯加減になったら、 葉の付け根にも火が通るよう、軽く揺らしながら茹でる。 2分たったら、先に外側の葉を、ボールの水にとって塩気を落とす。 残りをほぐしながら更に茹でて、ざっくりほぐす。 そして1分たったら30秒ほど水に浸す。 ザルで水けをきったら、スイートキャベツの出来上がりである。 この塩の量は、メッチャ塩辛いみたいだよ。 ゲストがこの塩が入った水を、少し飲まされていたけど、 海水並みで、塩っ辛いと言ってびっくりしていた。 そんなに塩を入れて茹でて、どうして甘くなるんだろう‥不思議だ。 どうやら浸透圧(濃い塩で茹でると水がキャベツの中から外に出る) という原理を使っているみたい。 糖だけがキャベツの本体に残って、甘くなるんだって。 キャベツは水が出ていったので脱水状態になり、シャキシャキで甘いみたい。 ゲストが甘くなったキャベツを食べている音を音声さんが拾っていたけど、 本当にシャキシャキと音がしていた。 もう一つ焼きキャベツも紹介していたよ。 この番組を見て、なんだかキャベツを見る目が、随分と変わったよ。
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