アンカラ・バス旅
久しぶりにバスに乗った。たぶん6、7年ぶりのこと。アンタルヤからアンカラまで8時間の行程。だって身分証明書がないから飛行機に乗れないし、クルマの車検証がなかったからクルマでも出かけられなかったんだもん・・・。私は実は乗り物酔いをする。タクシー、バス、少しの距離でも乗ると気分が悪くなる。大学に入って免許をとってからは、自分で運転する分には酔わないけど、他人の運転するクルマに乗るとダメ。その後はなんとか乗れるようになったし、実際は酔わないこともあるのだけど、乗り物に乗る、って考えただけで、酔っている自分を頭に浮かべて、気分が悪くなる。アンカラまでバスで、しかも深夜バスで眠れないのに8時間も・・・・これは苦痛以外の何者でもないわけである。私にとって・・・。そうは言っても行かないわけにはいかないので、息子には横になれるようにと2席、私は自分用に1席とってでかけた。アンカラへはアンタルヤ発深夜0:30。途中、アフィヨンとウシャクへの分岐路で休憩があり、8:30に到着。バスターミナルからは地下鉄が市内へ走っていて、クズライまで乗ってそこからは大使館までタクシーを使った。その日のうちにアンタルヤへ戻れることになり、アンカラの友達の家で、休ませてもらい、夕食をごちそうになり、予約した夜10:00のバスに乗り、アンタルヤへは早朝6:00に到着。連続2晩をバスで過ごしたわけだけど、使ってみたらバスもそんなに悪いわけじゃない。思い込みでバスはつらい・・・って思っていたけど、体調がよかったらバスはかなり便利である。こんなことでもなければバスに乗ってアンカラへ行くなんて経験もなかっただろうし・・・・。アンカラへ行ったら、いろいろ見て歩こうなんて思ったりもしたけど、実際は眠いし、面倒だしで何もできなかった。でもやはりアンカラは首都だし、大都市。アンタルヤにはないスターバックスでなじみのメニューで感激したミフリ社長であった。