あなたの愛妻に、バラの花をあげてください
まだ式もあげておらず、籍も入れてない、いわば「新婚未満」の同居生活を、9月より婚約者と送っています。※あ、ここから若干ノロケ(?)が入るので、注意警報~(笑)せっかく新婚未満の生活を楽しんでいるというのに、彼の仕事は大変忙しく、深夜残業や始発帰りがよくあります。でも、しばらく終電帰りが続くと彼は、「さびしい思いをさせて、ごめんね」といって、必ずお花を買ってきてくれます。私は、そのお花を玄関で受け取って、香りを嗅ぎながら、「ううん、仕事頑張ってるんだもん。 気にかけてくれて、嬉しい。」と言いつつ、にっこりと笑って彼のかばんを持ちます。ふっふっふ。日本の男にはめずらしく、ロマンチックでいー彼でしょ?最初からこんなんじゃかったんです。こうなるように、育てたんです。私が気持ちよく、彼のフォローをしてあげられる為に。彼の終電帰りがしばらく続くと、彼が担当している家事(洗濯・掃除)を、私が代わりにやることになります。私だって、彼ほどじゃないにしても遅くまでの残業や休日出勤があって、家でくらいは安らぎたい!で、疲れた体にムチ打ちつつ、「彼の担当家事を、代わりにやってる」と思うと、家事が嫌いな私としては、どーしても「なんで私ばっかり…」と思ってしまいます。塾の課題をする時間だって、そのために削られてしまう。一方彼は、「先に帰ってるなら代わりにやってくれてもいいよね」という、甘えの態度がありあり。勤務時間の長短はともあれ、私は彼以上に稼いでいるとゆーに、これでは心理的に納得がいかない。(年下だからしゃーないけど)かといって、疲れ果てて帰ってくる彼に、「あなたの担当だから」と言って家事をさせるのも可哀想すぎる…そこで、考えた。「花の一つでも買ってきてくれれば、家事しつつも快く迎えてあげられるかもしれん」と。しかしこれらの「心の声」をストレートに彼にぶつけてしまうのは、ちっともロマンチックじゃないし、なにより彼のプライドを傷つけかねない。で、彼のプライドを傷つけず、かつ目的を達成するために最適な話の持っていき方を一生懸命考えて、言ってみた。「一人で家で待ってると寂しくて、 つい『私よりも仕事が大事なんだわ!』って思っちゃうんだよね。」彼は言いました。「えー!俺、家庭のために働いているのに、仕事の方が大事なんてわけないよ」「あら、それは私もそうよ。 でも、今の仕事選んだのは、自分が好きな仕事だからでしょう? 家庭のためだけだったら、最初から残業が多い仕事は選ばないはずよ」「それはまぁ、そうだけど…」「だから、仕事で帰りが遅くなっても、"いつも気にかけてるんだよ"ってことを、 言葉じゃなくて態度で示してほしいの。」「う~ん。具体的には?」「終電が3日以上続いたときは、お花買ってきて♪」「えー。お花なんて、すぐに枯れちゃうじゃん。もったいないよ」「すぐに枯れちゃうものだから、気持ちが表れてイイのよ。 あのね、女ってものは、みーんなお花が好きなの。 万が一、私と別れて、別の人とつきあうことになったとき、 その彼女を怒らせてしまったら、お花の一つでも買ってごらん。 すーぐに機嫌直っちゃうからさ。」「ふーん。そういうものなのかな…。 わかった。終電3日以上だね。やってみる。」…てなわけで、上の画像は2回目のバラです(笑)最後まで読むと、ぜんぜんノロケじゃないことがわかりますね…まだまだスーパーマンのような"理想の相手"を探している、若い女の子たちに言いたい。(あぁ老婆心)「女心を知ってるスマート男」を最初から探すのは大変だし、そーいう男はとっくに他の"めざとい女性"にとられているものなので、見込みのある男…素直で、男尊女卑傾向がなく、歩み寄りの姿勢のある男を選んで、育てるのが現実的かなーと思います。思えばけっこー、育ててきました…。私。彼らに"女心コンサル料"もらいたいくらいだ!あと、快適な同居生活を送る上で、私たちが気をつけてることが4つ。・相手に対する不満は溜め込まずにその都度口にする・ただし言い方には十分気をつける。・欲しいものは、声にだして要求する・かつ、具体的に要求する(物=お花、きっかけ=3日以上)男の人を動かすのって、「具体的」なのがポイントだなーと思います。「ここまで言わなきゃわからんのか!」って、怒っちゃダメだよ(笑)