カテゴリ:本・映画の感想
よしもとばななさんの本を久しぶりに読む。
いや~、最近の本屋さんは、 立ち読み(座り読み?)用の椅子がありますもんね ^-^* 彼女の本は、中学生の頃から大好きで大好きで、 「キッチン」の中の 3話目の『ムーンライト・シャドウ』を読んでは何度も何度も泣いた。 あんな風に 心がキューンと音を立てるような気持ちになることは、 彼女の本以外では、ないのではないか。 それくらい、全ての作品が好きでした。 思い返せば、 わたしが精神科のナースを目指したことも 彼女の作品の影響を受けてたんだなぁ。 整体師は、完全に彼女の作品の影響です ^-^* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ が、だんだん、 彼女の作品が好きではなくなってしまいました。 キューンとなるほど自分が純粋ではなくなったこともあるし、 また、よしもとばななさんご自身が結婚して子どもを産んで、新しい世界に進み、 私は取り残されて、彼女と感性がずれてしまった。 それを残念に思っていました。 本は読まなくなったけれど、 それでもよしもとばななさん自身は好きで、 公式サイトの日記を読んでます。 旦那さんを「ヒロチンコ」と呼んでしまう無骨さっつーか センスというか照れ隠しをする性格が好き ^▽^* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 久しぶりに気まぐれでよしもとさんの本、「彼女について」でしたが、 わたしの環境が変わったせいか、 共感とか、実感とか、重なる部分を強く感じられて、 『久しぶりに会った友人が、 20年前と同じ顔をして笑った』みたいにうれしく思いました。 彼女の作品をたくさん読んで学んだのは、 やっぱり親子関係のゆがみってのは全ての人にとって 少なからず影響を与える。 っつーか、人生のほとんどに影響するってこと。 それを、再確認しました。 子どもの時に、親に、自分を全部肯定してもらえてること。 わがまま言っても、怒られても、「置いてくよ!」とか言われても、 本当は絶対いてくれて、見えなくなっても、 いつか探して迎えに来てくれること。 それが自己の肯定につながり、生きてく自信になる。 その叶えられなかった部分はゆがみますが、 程度は人それぞれで、 それがまたその人の面白さを出すから、人は面白いんですけれどね。 彼女について お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月16日 14時08分10秒
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