おうさまのみみはうさぎのみみ

[本・映画の感想] カテゴリの記事

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  最近のニュースから。

  光市母子殺害事件は加害者の死刑判決が確定したらしい。以前、本村洋さんと奥さんの手紙のやり取りを本にしたものを読んだので、この事件は関心が高かったのです。被害者遺族にとってはこれで終わりにはならないだろうけど、本村さんが、誰かといつか出会って、お子さんができたらいいなぁ。そんなニュースを耳にしたら、外野のやじ馬のあたしとしてはなんだかちょっとがっかりしちゃうだろうけど、それでも、本村さんが誰かと出会って腹を抱えてゲラゲラ笑ってるとこが見れたら、「この世も捨てたもんじゃない」って思えるよ。この人にはこの13年分、いつかたくさん笑ってほしい。････････････････････････････････････････････････先日、俳優の玉山鉄二さんが結婚したそうだ。同じく俳優の山田孝之さんの奥さんの友人だとか。このふたりが出てる映画『手紙』が好き。東野圭吾の原作の小説「手紙」もクライマックスが一番いいシーンなんだけれど、映画は同じかそれ以上にいい。弟役の山田さんもいいけれど、犯罪者となった兄の役の玉山さんがまたいい。映画の雪だか桜だかのＣＧがショボくてがっかりだが、そんなことどうでもよくなるくらいに好きなお話。ヒマをもてあましている人には、ぜひ見てもらいたいものです。本村さんは被害者の家族だが、これは加害者の家族のお話なので、ひとつの事件に巻き込まれた人、どちらも苦しくてつらいお話。殺人事件の被害者家族のお話としては東野圭吾の「さまよう刃」も秀逸です。【送料無料】手紙 スタンダード版価格：3,192円（税込、送料別）　【送料無料】手紙価格：660円（税込、送料別）　【送料無料】さまよう刃価格：740円（税込、送料別）･･･････････････････････････････････････････････････････････････あたしにとってはどーでもいいニュースだけれど、オセロの中島さんドラマ「アルジャーノンに花束を」の時の演技が好きだったのになぁ・・・ニュースにしなくてもいいから、元気でいてくれたらいいなぁ、と思う

  2012年02月21日

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  「自殺島」「宇宙兄弟」を読みました。

  年末年始に読んだのが、「自殺島」と「宇宙兄弟」です。　「自殺島」ってのは、タイトルから言って、島に入ると全員自殺するか、自殺した人が集められた島って感じ。そして読んだら予想通り。面白いお話なんだけど、主人公がだんだん浮世離れしてくって言うかだんだん感情移入できなくなっていくんだよね。「宇宙兄弟」はね～。あたしは宇宙に興味ない。占星術は好きだけど。2012年の終末思想がピンと来ないのもフォトンベルトとかなんとかって宇宙空間が実在しててもしてなくても興味をそそられないからだと思う。宇宙人はいると思うし、映画メンインブラックは面白かったけれど、だからってそのことについて思いを馳せたりしない。スターウォーズもきちんと見た事がない。「フォースを使え」とつぶやきながら相方に（エア）ライトセーバーで切りかかったりするが、実はよくしらない。それくらい宇宙に興味がないので、「宇宙兄弟」って面白くなさそ～。ところがどっこいいや～、これ、いいね。この漫画、宇宙飛行士になりたくなるね。息ができるありがたさを感じるね！国際宇宙ステーションが通る時間、つい空を見ちゃうよね！まだ完結してないんだけど、いくつになっても夢を持っていたくなる漫画ですよっ。

  2012年01月17日

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  来年の手帳★ほぼ日カズン

  他の方のブログで来年の手帳を紹介されていてとってもステキだったので、ついついあたしも手帳の話を。多くの方が使っていて、今さらですが『ほぼ日手帳』以前、文庫本サイズは2度買った事があります。が、ひと月もしないうちに、白紙のページが増えてイヤになっちゃったんだよね。でも再チャレンジ。来年はA５サイズのカズンです。ピンボケごめん。来年早々には、スマホに買えるつもりだから。ペンは消せるフリクションペン。常に手帳に青と赤をつけてます。グレープ×ミントのカバーにあわせて、ミント色のベルトシールをくっつけて、2本常に携帯。その他、カバンには、メイの予定を書くピンク。オレンジと水色とピンクの蛍光ペンも持ち歩いてます。一緒に買った付箋が使えます!予定日が決まっていないことを書いて、余白に貼っておいて予定日が決まったらマンスリーページに貼る、とか。ウィークリーページは使っていません。マンスリーとウィークリーに予定を書くと、どちらかに書き忘れる事があったし、今は細かい時間の予定を入れることがないので。買い物メモページや体重表ページになってます。11月・・・最後に増えた1日1ページのデイリーページは12月はまだ1日半ページなんだけれど、起こったことをメモ。落書きと、テレビで見たことのメモ。後日報告書を出さなきゃいけないので、その日の仕事の簡単なメモ。あとはタロットの出たカードも全部この手帳にメモしてます。12月6日はミュシャの絵を見ながら落書きしてますねぇ裏に色抜けしにくいのは、さすがですな。あたしは手帳に飽きて、年に2回ぐらい変えてしまうのですが、来年こそは最後まで使い切ることができるかしら

  2011年12月11日

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  井上雄彦「リアル １１巻」を読みました。

  ついに発売、「リアル　１１巻」１年にコミックが１巻しか発売されない、井上雄彦さんの「リアル」も、ついに１１巻が発売です。ちなみに１巻は2001年の3月の発売でした。その頃、、、結婚してなかったなぁ。あたし。メイも生まれてなかったし。（←当たり前）10年経てば、変わるもんですなっ。さて、リアル11巻。今回はあんまり泣けるシーンはありませんでした。ついつい、4巻の若い頃の清治のシーンのような泣ける場面を求めてしまいます。スラムダンクの8巻のミッチーの「バスケがしたいです」とかワンピースのサンジの「クソお世話になりました」みたいな、名場面を求めちゃいます。ま、リアルもワンピースも、全部が名場面ですがね！！リアルを見て思うのは、生きてりゃ不運もあるし、恥かくこともあるし、失敗もするし、それを思い出して後悔することもあるんだけれど、それでも、立ち上がってもいい、と。って、書いても上手に説明できませんから、まだ読んでいない方はぜひぜひ読んでくださいよっ。

  2011年11月13日

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  宮部みゆき「英雄の書」を読みました。

  今日は図書館へ。ホントはスィーツバイキングへ行きたかったんだけれど。「おひとりさま」では行きにくいお店もメイがいると心強いからこういうときは娘がいると便利ですとはいっても食べるだけじゃ、時間が余っちゃうし、お金はかかっちゃうし、ってことで、図書館です。わざと離れた場所に車を止めて、片道30分、歩きました。「遠足だよ～」と説明すると、テンションが上がるメイ。おにぎり２こと家にあったおやつと水筒にミルクティ入れてリュックにつめれば、安上がりでお手軽な遠足です。こどもの体力も消耗して夜はぐっすり早く寝てくれるし、本を読んで（たぶん）頭にも栄養があるし、うたったりおしゃべりしながら歩くから、仲良く過ごせるし。そんなわけで借りたのは「英雄の書 上･下」宮部みゆき時代物とファンタジーモノは好きじゃないんだけれど、「罪」とか「贖罪」について考える深いテーマで8時間くらいかかったけれど一気に読みました。あとはFXの本をいくつか借りてみました。経済にあまりにうといので、これじゃぁいかん、と思いまして。

  2011年11月05日

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  映画「ファイナルデスティネーション」「デッドコースター」を観た。

  ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～タロットネタ、まだまだ募集中です。詳しくはこちら～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ファイナル・デッド・ブリッジ、という映画をやっているらしい、というウワサを聞いて、観たいと思った。のですが、金沢では一箇所の映画館でしか公開していないし、しかも1日1回真夜中だけしかやっていないし、R18指定だからメイを連れてもいけないし、ってことで残念に思っていたら、これは「ファイナルデスティネーション」という映画のシリーズの第5弾ってことらしい。んじゃ、前作を借りてみようじゃないかとレンタル。「SAW」とか「CUBE」など、人がサクサクッ、ザクザクッと殺される映画を見慣れた人には、受け入れやすい映画かも。あっと言う間に観れました。おもしろい。あらすじをざっと紹介。高校生がパリへの修学旅行へ。飛行機に乗る前に彼が見た夢は、その飛行機が大爆発を起こす映像。パニックに陥った彼と巻き込まれた数人が飛行機から降ろされ、飛行機は出発。そして実際に飛行機は爆発。が、その後、助かったはずの人々が死んでいく。死のストーリーから逃れても、すぐに死は追いかけてくるものなのか。次に、第2弾の「デッドコースター」を観ました。次は自動車事故を予知し逃れた女の子。そして、死を逃れたはずの数人に襲い掛かる新たな死。突発的に見える事故だけれど、ちっちゃな油断がいっぱいあってハラハラします。しかし、いざと言うときの殺され方が、サクサクっとパワーアップしてます確かに、子供に見せたら、心の成長に影響を与えそう

  2011年10月27日

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  ｢お金持ちになる生き方｣を読みました。

  仕事帰りに本屋さんへ。別の目的（健康に関する料理本が欲しかった）があったのですがその話はまた後日にオイトイテ。女性向け節約、貯蓄の話が書かれた本の棚に｢お金持ちになる生き方｣という黄色い本が。近づくと、おぉぉ～ (＠o＠*)　如月マヤさんの本！！如月さんは、アカシックリーダーで素敵なサイトを作られていたのですが、いつのまにやら閉じていて、残念に思っていたのですよっ。こんなところでお名前を見れるとは！【送料無料】お金持ちになる生き方価格：1,470円（税込、送料別）スピ好きの貯めたいけど貯めてない一般的な女性が主人公のお話ですが、マンガになっていて、サラッと読めます。節約のコツとか、お買い得な投資の話なんてのはないんだけれど、お金LOVEの心構えがわかりやす～く描かれていましたよっ。２０１２年を前に如月さんのサイトがまた復活することを願いたいです。

  2011年06月27日

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  ちょっといい本　～願いごと手帖～

  メイの学童保育が今年度で終わるから1年以内に引っ越す。そう思っていろいろ物件を探して6年生まで学童保育がある隣町で「これでいいかな」って物件をみつけた。しかーし、以前学童保育の指導員をしていた人が近所で4月から子供の預かりを開始。なんてこったい。引っ越す必要がないじゃないか！それでも、アパートでずっと住むよりはメイのためにも地域のコミュニティにしっかり入っておいたほうがいいかしら、とその物件の購入に向けて動いていた。が、その物件のさらにとなりの市でこの4月から中学3年生まで医療費が無料に！しかも軽度の障害者への医療費の助成が拡大し、全額負担してくれるらしい。つまり、メイがその市に住んでいれば（この制度が続く限りは）一生「経済的理由で医療が受けられない」なんて心配はなくなる。ずっと先、わたしたちがいなくなっても。そんなことを考えたら、どうしたらいいかな～って悩んじゃう。土壇場でこの展開。これはその物件を買うなってことかしら。というわけで、先日行った占い屋さんでその物件の転居の事も占ってもらったのだ！「買ってもいい物件。けれど、それしかないってことじゃないので　選択肢の一つに入れていい、って程度です」って言われた。うーむ （-"-;）そうなのだ。大概の物事って、○か×じゃない。たとえ×を選んじゃっても、○にすることもできる。だからわかりにくい。選択って大事だ。･･･････････････････････････････････････････････ま、何にしても先立つものも必要だし、どの選択をするか、決めなきゃね。最近、スピリチュアル本を新たに読むことがなかったけれど偶然、こんな本を見つけた。運と幸せがどんどん集まる「願いごと手帖」のつくり方ポイントは願いごとを書く。それだけ。叶ったように書くという書き方にコツはあるけれど難しくはない。本を読まなくても、「願いごと手帖」で検索すれば本のレビューや願いごと手帖を実践している人がいろいろ書いているから、わかると思います。さぁ、どんなことから、叶うかしら！？

  2011年04月10日

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  怒らない技術

  【送料無料】怒らない技術価格：945円（税込、送料別）「怒らない技術」って本を読みました。「もう、不満は言わない」と結果的にはそんなに変わらないんだけれど、「ストン」と腑に落ちる部分があるのはやっぱりタイムリーな、話題の本であることが多い。スピ本を読みすぎて、見慣れちゃったから、現実的な方向で理詰めで説明してくれる本の方がいいかな、と。この「怒らない技術」は誰々がこう言っていた、という部分が多いし、著者の経験談でも、ん？って部分があるし、まるごといい本だ、なんてことは思いませんでした。けれど、今のわたしにはちょうどいい、完璧じゃない部分がよかったのよね。少し、気分が変わったよ。これを読んでから。イライラしたり、ムッとしたり、我慢したり、気にしたりすることはあるけれど、大きく感情を動かされてそれを表現することが少なくなってきているから、いろんなものが溜まった状態だったけれど。すこーし、楽になった気がします。

  2011年02月14日

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  ウサビッチ

  メイが見たいというので借りたDVD本＆雑貨屋のヴィレッジ･ヴァンガードでこれのDVDやぬいぐるみが売られているのは知っていましたが、首のないかわいくないウサギが２匹。ビッチ（bitch）という言葉はとても悪い言葉、看護学生時代の英語の先生（アメリカ人）が言っていました。黒板に『犬女』と書き、これがbitchの意味だ、と。（犬女の意味はよくわからないけれど、女性を蔑む言葉のようですね）その頃『bitch』というブランドが流行っていて『bitch』と書いた帽子をかぶっている女性がいた、理解できない、と首を傾げていました。わたしも持っていたなぁ、bitchのTシャツ。数人の人間がミキサーにかけられてバラバラになっているデザインでした。そんなビッチなウサギには興味はなかったのですが、メイがどうしてもというので借りました。短いストーリーで、登場人物のウサギ（プーチンとキレネンコ）はしゃべりません。シーズン１を借りました。最初のお話では、「やっぱりくだらないわ」と思いました。２話目のオカマのヒヨコ（名前はコマネチ）でツボってしまいました。しかもキレネンコ、プーチンをトイレに・・・。うむむ・・・おもしろい

  2010年05月23日

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  さくらん

  安野モヨコさんのコミック「さくらん」これを映画化した同名の「さくらん」をレンタルしました。花魁、吉原・・・主役は土屋アンナで監督は蜷川実花。色の華やかさ、映像美は保証付き。最初の感想は『エロッ 』最初はメイと一緒に見たのですが危険を察知して、途中で止めて良かった (＝.＝;)土屋アンナさんのカッコよさはしっていたつもりでしたが木村佳乃さんの色っぽさ・・・も知っていたつもりでしたが菅野美穂さんがこんなにステキだとは！！ストーリーはわりと単純です。これが小説なら面白くなさそう。安野モヨコさんのさくらんがもっと好きになれます。

  2010年05月22日

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  ８時だよ！全員集合

  笑って育てればなんとかなるんじゃないだろうか。と思って借りたDVD。最近のコントはメイにはまだ難しいだろうし、単純で笑えて悪意のないもの・・・と選んだのがこれ。バカ殿様も迷ったけれど、メイが「白い人は今日は見ない」と言ったので。本当は、メイは、「絶対に笑ってはいけない警察２４時」を見たがったけれどあんまりおしりをバシバシ叩くのを見せるのはいかがなものか。と思いまして。これのハイスクールバージョンを見て、すごく面白がってたんだけれどね。いかりや長介がお母さん役、ドリフターズのあと４人が子供役、その中の志村けんがちょっと頭の悪い子で中本工事、高木ブー、加藤茶のお兄ちゃんたちが宿題をしているとケン坊がいたずらをする。ってパターンのコントを、子供の頃何度も見ました。が、大人になって見て気づくこともある、いかりや長介はご主人が亡くなった「未亡人」という設定だったのね。４人の子供を一生懸命育てるお母さんだったのか。泣ける。また、志村けんが宿題をしていないのはお医者様に「脳がスカスカで隙間が空いていて、勉強しても無駄」と言われたので、遊んでいなさい、ってことになっていたらしい。今だったら様々な方面からクレームが来そうな設定だ。何はともあれ、単純に笑えるのはいいこと、いいこと

  2010年05月22日

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  犬と歩けば ～チロリとタムラ～

  ラーメンズの片桐仁さんが出演している、という理由で借りたDVD。アニマルセラピーや捨て犬について訴えたくてこの作品を作ったんだろうな、というストーリーで、決してハラハラした展開がない。映画としてウケるために作った作品じゃないと思うので面白いかどうかは評価しないでおこう。片桐仁さんは主人公（田中直樹←ココリコ）の妹（吉村由美←パフィ）の旦那役。チョイ役かと思いきや、いい役じゃないか！しかも仁さんは私物の携帯（カエル）を普通に使っていて部屋の中には獅子頭（トップランナーで紹介されていた）が置いてあり。ラーメンズの仁さん好きには見ておく価値があり ＾-＾*

  2010年05月22日

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  西の魔女が死んだ

  梨木香歩さんの同名の小説「西の魔女が死んだ」これの映画版。見たかったのですが、当時住んでいた場所では上映されていなかったので、レンタルして借りました。ストーリーは小説そのまま。お母さんがりょうさんってのも雰囲気があっているし小説そのままのおばあちゃん家が映像化されています。自然が美しい。初めてこの小説を読んだ時の感動が忘れられないので小説には勝てない、と思ったけれど先にこのDVDで見た人は、こっちの方が好きになるだろうな。ターシャ・デューダさんの庭が好きな方なら好きな映画かもしれません。

  2010年05月22日

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  告白

  『告白』と聞くと意味深ですがあえて告白するような出来事は起こっていませんよ。家庭訪問で先生と２時間も話をしたこととか（つかれた）近所のキリン堂（薬局）のバイトのお兄さんがカッコイイとか「お母さんは、お父さんのお腹から生まれてきたの？」と聞かれなんと答えていいのかわからなかったり（あれはただのメタボだ）メイに「シアワセ？」と聞いたら「シアワセだよ。あのね、メイ、小さいときシアワセじゃなかったんだよ」と言われ泣きそうになったり学校の先生に向かって「バカ」とつぶやいているらしいメイに「先生は大学に行っていて、頭がいいんだ！お母さんは高卒だ！」と、的を得ているような得ていないような説教したりしながら毎日が過ぎて行きますよ。最近読んだ本『告白』久しぶりに、救いようのない話を読みました。こういうお話、好きです。

  2010年05月15日

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  楽園　上・下巻 （宮部みゆき）

  宮部みゆきさんの小説が好き。時代物は読みませんが、それ以外、特に超能力物が好きです。「龍は眠る」「クロスファイア」「取り残されて」とか。（超能力ものじゃなくても「火車」は最高に好きです）今回は、超能力が題材になってはいますが、それよりは「模倣犯」に出てきた女性記者、前畑滋子のその後取り扱った事件を、丁寧に丁寧に細かく描いており、超能力（サイコメトリー）自体をどうこうしているものではありません。が、好きです。これ。勢いとか、どんでん返しとか、スリルとか、残忍な事件ってのはないのですが（過去に起こった、という形で出てくる）とにかく丁寧。一人の視点で（たまに別の人物の視点で書かれた断章が出てきますが）全て書いてあり、おかげであたまがあっちこっち行くこともなく、読みやすく、丁寧で。「そこ、もうちょっと知りたい」とページをめくり、２日かけて読みきりました。「親子」「夫婦」「兄弟」など、人の関係を深く考えさせられます。『人っていいよね』なんて上っ面をなでるようなお話ではなく、『人って救いようがないよね』ってお話なんですけれどその中でみんながそれぞれの役割を果たしてもがいていてやっぱり、いいよね。なんて思う物語。心がたくさん揺さぶられた後のラストが、グッときた。　この本の下巻の表紙は、壁とドア、そしてくしゃくしゃのタオル、そしてそのタオルの隙間から、目がのぞいているんですよ。これに気づいた時、ゾクっとしました。

  2009年04月22日

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  レンタル・チルドレン　（山田悠介）

  レンタル・チルドレン先日に引き続き、山田悠介さんの本。この人の本は、タイトルがいい。ついつい、手にとってしまう。タイトルどおりのストーリー。それほどの恐怖もなく、リアルさもなく・・・うーん。

  2009年04月21日

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  ドアD （山田悠介）

  東野圭吾さんと、宮部みゆきさんの本の合間に息抜きに読む山田悠介さんの作品。ステレオタイプの人物が多くて、心理描写や背景が複雑ではないので、頭を休めながらサラッと読めます。今回も、期待通りの展開でした。面白い、怖い、残酷。でもストーリーが浅い。そして、ホラー映画のラストのお決まりは「恐怖はまだ終わっていなかった」です。映画「ＣＵＢＥ」と「ＳＡＷ」を見た事がある人は、パクリじゃん！！と言うでしょう。間違いなく。わたしも思いましたもんドアD

  2009年04月19日

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  分身　（東野圭吾）

  図書館で借りた本、第２弾。東野圭吾さんの「分身」東野さんの理系っぽさが好き。とは言っても、そういうごちゃごちゃしたものは全部読み飛ばしてます。（そういう作品、あったなぁ。　東野さんの「超・殺人事件　推理作家の苦悩」の中の『超理系殺人事件』で、　理系を気取りつつも難しいところは読み飛ばしながら　理系の推理小説を読む人物が・・・わたしの事か！？あ、理系じゃないけど）１０年前に書かれた作品ですが、１０年経った今だからこそリアルかも。ま、１０年、２０年前と明らかに生活が変わった部分としては、電話。推理小説でも、２人の人物があやしいやつらに捕まらずに出会うには、携帯があれば、もっと簡単になんとかなるだろ！って思うけれどね。けれど、全然古くないです。それに、このラスト、好きです。余計な事を言わない終え方。―もしかしたら私は母に嫌われているんじゃないか―。そんな一文から始まるこの作品、すごく好きでした！分身医大、実験、遺伝子、そっくりの人物、・・・というわけで今は技術的に可能になったクローン。すでにクローン犬をつくる商売ってありますもんね。オリジナルとコピーの気持ち、様々に考えさせられました。

  2009年04月18日

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  放課後　（東野圭吾）

  近所の図書館で、本を借りてきました。驚くくらい新刊がない！ ＠o＠;と思いましたが、市町村合併の影響で、図書館が市の３ヵ所に分かれているためかもしれません。とは言っても、宮部みゆきさんとか東野圭吾さんなどはミステリーの王道ですから、ちゃんと置いてありました。まだ開けてないダンボールの中の推理小説たち、図書館がある地域に住めば、処分してもいいかもなぁ・・・。･･･････････････････････････････････････････････今回読んだのは、東野圭吾の「放課後」彼のデビュー作だそうです。わかりやすい布石がちりばめられていて、犯人を「推理」しながら読みました。やっぱりこの人の作品、好きなんですよ！特に男性が主人公だとね。それくらいで殺人は・・・と思うけれど、男性から見た女性の心理ってものは複雑で面倒で奇怪で、かえってこう、単純に見えるものかもなぁ・・・。放課後主人公の性格が、女性にとっては好感が持てないものなので、（ゆえに殺人事件に巻き込まれるのですが）この作品が好きかどうかは分かれるでしょう。が、デビュー作から変わらぬクオリティーなのね、とか、２０年経っても古く感じない、とか、東野圭吾好きには、見どころいっぱいです。

  2009年04月17日

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  彼女について　（よしもとばなな）

  よしもとばななさんの本を久しぶりに読む。いや～、最近の本屋さんは、立ち読み（座り読み？）用の椅子がありますもんね ＾-＾*彼女の本は、中学生の頃から大好きで大好きで、「キッチン」の中の3話目の『ムーンライト・シャドウ』を読んでは何度も何度も泣いた。あんな風に心がキューンと音を立てるような気持ちになることは、彼女の本以外では、ないのではないか。それくらい、全ての作品が好きでした。思い返せば、わたしが精神科のナースを目指したことも彼女の作品の影響を受けてたんだなぁ。整体師は、完全に彼女の作品の影響です ＾-＾*･･･････････････････････････････････････････････が、だんだん、彼女の作品が好きではなくなってしまいました。キューンとなるほど自分が純粋ではなくなったこともあるし、また、よしもとばななさんご自身が結婚して子どもを産んで、新しい世界に進み、私は取り残されて、彼女と感性がずれてしまった。それを残念に思っていました。本は読まなくなったけれど、それでもよしもとばななさん自身は好きで、公式サイトの日記を読んでます。旦那さんを「ヒロチンコ」と呼んでしまう無骨さっつーかセンスというか照れ隠しをする性格が好き ＾▽＾*･･･････････････････････････････････････････････久しぶりに気まぐれでよしもとさんの本、「彼女について」でしたが、わたしの環境が変わったせいか、共感とか、実感とか、重なる部分を強く感じられて、『久しぶりに会った友人が、　20年前と同じ顔をして笑った』みたいにうれしく思いました。彼女の作品をたくさん読んで学んだのは、やっぱり親子関係のゆがみってのは全ての人にとって少なからず影響を与える。っつーか、人生のほとんどに影響するってこと。それを、再確認しました。子どもの時に、親に、自分を全部肯定してもらえてること。わがまま言っても、怒られても、「置いてくよ！」とか言われても、本当は絶対いてくれて、見えなくなっても、いつか探して迎えに来てくれること。それが自己の肯定につながり、生きてく自信になる。その叶えられなかった部分はゆがみますが、程度は人それぞれで、それがまたその人の面白さを出すから、人は面白いんですけれどね。彼女について

  2009年04月16日

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