カテゴリ:本・映画の感想
図書館で借りた本、第2弾。
東野圭吾さんの「分身」 東野さんの理系っぽさが好き。 とは言っても、そういうごちゃごちゃしたものは全部読み飛ばしてます。 (そういう作品、あったなぁ。 東野さんの「超・殺人事件 推理作家の苦悩」の中の『超理系殺人事件』で、 理系を気取りつつも難しいところは読み飛ばしながら 理系の推理小説を読む人物が・・・わたしの事か!?あ、理系じゃないけど) 10年前に書かれた作品ですが、 10年経った今だからこそリアルかも。 ま、10年、20年前と明らかに生活が変わった部分としては、電話。 推理小説でも、2人の人物があやしいやつらに捕まらずに出会うには、 携帯があれば、もっと簡単になんとかなるだろ!って思うけれどね。 けれど、全然古くないです。 それに、このラスト、好きです。 余計な事を言わない終え方。 ―もしかしたら私は母に嫌われているんじゃないか―。 そんな一文から始まるこの作品、すごく好きでした! 分身 医大、実験、遺伝子、そっくりの人物、・・・というわけで 今は技術的に可能になったクローン。 すでにクローン犬をつくる商売ってありますもんね。 オリジナルとコピーの気持ち、 様々に考えさせられました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月20日 10時28分12秒
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