以前すんでいた家のお隣からは
今居る三毛娘やちびとろを始め、たくさんの猫が我が家にやってきた
住み着いてしまった猫、遊びに通ってきた猫
でも最初にきたのは、三毛母さん。
ペケより古いつきあい
おそらくまだ生後6ヶ月くらいで
我が家の台所の裏口にやってきた
可愛くて、頭のいい子猫だと思っていたら
あるとき2匹の子猫を連れてきた
それが三毛娘、三毛次女
子猫たちはうちに居着いたけど
母さんはいつも通い
三毛次女もいつしか来なくなったように
うちの先住猫や犬たちになじむのは大変だったようだ
引っ越すときにいっしょに連れてきたけど
結局おととしの秋 姿を消してしまい
でも去年一度顔を見せに来て
新しいおうちができたんだなあ
さびしいけど、よかったなあ
そう思っていたのに
今回帰ってきた母さんの首におねーちゃんのつけた首輪はなく
とてもおなかをすかせていた
餌を食べながらわあわあ鳴くなんて、以前はなかった
何があったの?三毛母さん
おじさんは「覚えてなんかいないだろう。たまたま、この家に餌があると思って入ってきたんだろう」と言ったけど
母さんは覚えている。来たんじゃなくて、帰ってきたんだ。
「母さん」と呼べばわあわあ返事するし、スリスリ甘えてくる。
でもむたろうやアブたち新人が生意気に追い出そうとするので
濡れ縁や軒下に隠れている。
今日首輪と迷子札をつけた。
お帰りなさい、三毛母さん